6月18日 木曜日 快晴
「わぁ~ごめんなさい 寝坊をした~」
「いいよ ほらこっちにおいで」
神山は由紀枝を抱くとキスをして朝日を浴びている乳房にキスをした
「綺麗だ 気持ちが良いよ」
由紀枝は神山の頭を撫でながら肉棒を触ると祐子も目を覚まし寝ぼけ眼で
「わぁ~ おはようございます 早いわね」
今朝一番先に起きた神山はシャワーを浴び缶ビールを持ちバルコニーで
一息したが二人が起きてこないので由紀枝と祐子に
目の周りを化粧品を使って黒くした
「ぎゃあ~ もう なに祐子さん 目の周りどうしたの」
祐子も目を擦り由紀枝の顔を見ると
「わぁ~ 凄いわ 由紀枝さんこそ パンダよ」
二人はベッドから飛び起き急いで化粧鏡を見て顔を見合わせ笑った
「もう 神山さん 悪戯ばっかりして」
祐子が由紀枝のおへそを見るとへのへのもへじが書かれていて
「まあ こんな所にも いやね~」
「あら ほんと もうルージュはここに使わないのよ もう」
二人はお互いのお腹と顔をみて笑いだしシャワー室に入った
神山は昨夜二人に降参をして寝てしまった
どうしても気分が収まらなかったので悪戯をした
なんとか気分を収めた神山だったが由紀枝と祐子は反撃の手を考えていた
二人が出てくると神山は
「由紀枝 ゴルフ場でモーニングを食べようよ」
「ええ 良いわよ ねえ祐子さん」
3人は仕度をして部屋を出るとマーチでゴルフ練習場に向った
由紀枝は受付けでメンバーカードを見せると神山と祐子にも
メンバーカードと同様のカードが渡された
3人は先にカフェに行くとサンドイッチやサラダを頼み朝食を摂った
食べ終わりカウンターで清算すると神山は
「3人であれだけ食べて1500円だよ 安いよね」
「A会員の特典ね よかったわ」
ここは2階建てで3人は2階の打席を選んだ
ここの練習場は150y位まではフラットでそこから緩やかな
打ち上げになっていた
球筋を見るには絶好のロケーションで神山は気に入った
神山は仕度をしたが椅子に座り由紀枝と祐子の球筋を見ていた
由紀枝も祐子も良く飛ばしていたが球筋がぶれ狭いフェアウェイが
コースだとラフに捕まるボールだった
暫くするとここのレッスンプロが神山のところに来て
「どうでしょうか お二人のレッスンは」
「う~ん そうですね お願いします」
神山は由紀枝と祐子の練習を止めさせると
「さあ レッスンプロが教えてくれるからね こつを掴んでね」
二人は打席から戻るとレッスンプロの話を聞いた
全体の流れは良いもののインパクトの時に膝が左に逃げるので曲がると
言われ その逃げ方がばらばらだから球筋が定まらないといわれた
「ですからインパクトの時に大根を膝で挟むように少し力を入れてください」
由紀枝と祐子が顔を真っ赤にして俯くとレッスンプロが
「どうしたんですか 出来るでしょ 力を入れる事は」
俯いたまま由紀枝が
「男根をどうやって挟むんですか あんな細いのを」
「えっ 男根 えっ、、、」
今度はレッスンプロが顔を真っ赤にして俯き二人に
「あの~ 男根じゃなくて 大根ですよ」
由紀枝と祐子は顔を見合わせて笑うと
「な~んだ つまらないの 大根だったの ふふふ」
レッスンプロと神山も大笑いして和やかにレッスンが始まった
ゴルフクラブを見ると
「わぁ~ 凄い いいクラブですね これだったら良く飛びますよ
さあ 僕が後ろで支えますからボールを打ってください」
レッスンプロは由紀枝の腰周りに触らないように手を構え打たせた
インパクトで腰が変な動きをするとレッスンプロの手に触れていた
「先程言いましたように打つ瞬間だけここに力を入れてください
力を内側に移動する感覚です」
由紀枝は再び打つと素晴らしく綺麗な弾道でまっすぐに飛んだ
「わぁ~ 凄いわ あんなに飛ぶのね」
「ええ 250yは出ていますよ 普通の男子と同じですね 凄い」
由紀枝はこつを掴んだのか続けてまっすぐを打てるようになった
「さあ それではこちらのお客様 先程の方と同じ様に打ってください」
祐子も何度かフォームをチェックされるとまっすぐに飛ぶようになり
「わぁ~嬉しいわ ねえ神山さん見た まっすぐよ」
神山はニコニコし頷くと由紀枝と祐子はまっすぐな球筋を打ち続けた
「どうですか お客様は」
神山も頷いて
「じゃあ 見て頂こうかな」
由紀枝と祐子が見てるなか素振りを何回かするとボールをセットし
ドライバーを振りぬくとボールは凄い勢いで飛び出し低い弾道で
まっすぐに飛び280yのネットまで飛んだ
神山のボールを見たレッスンプロが
「済みませんでした 凄いですよ 今度教えてください
私も毎日練習していますがあの280yのネットに届きませんよ
それにしてもいい弾道ですね」
「いやいや 彼女達に教えている事を聞いて実践しただけですよ」
レッスンプロが神山のクラブを見ると
「わぁ~ お客様もアレックスの新モデルですか 凄いですね
済みませんが ドライバーで1球だけ打たせて頂けませんか」
「いいですよ どうぞ」
レッスンプロは神山から木の1番クラブを借りると打席に入った
何度か素振りをするとボールをセットしドライバーを振りぬくと
神山と同じ様に低い弾道でまっすぐに飛んだが280yのネットには
届かなかった
「ありがとうございます やはり届きませんでした」
「でも 僕より球筋は良いと思いますよ 後はヘッドスピードでしょう」
「ありがとうございます 勉強になりました」
レッスンプロは3人に丁寧なお辞儀をすると別のお客の所に向った
由紀枝と祐子は
「神山さん 凄いわね 280yのネットですもの」
「まあ まぐれだよ 由紀枝と祐子のレッスンが役に立ったよ ははは」
3人は再び練習を再開すると由紀枝も祐子も安定した
ボールを打てるようになりアイアンでもきちんと打てた
神山が由紀枝と祐子に
「アイアンはピンポイントに落とせるように練習するといいよ
5番アイアンなら160yのところに落とすとか
後は自分のクラブが何ヤードなのか覚える事だね」
由紀枝と祐子は練習課題を意識して取り組んだ
神山も力の加減を変えながら打つ事によって現状の飛距離を確認した
集中し練習をしているとすぐに12時なり神山が由紀枝と祐子に
「そろそろお昼にしようよ」
「わぁ~ もうそんな時間?」
「そうしましょう 早いわね」
3人はレストランに入ると由紀枝と祐子はカツどんとサラダを注文し
神山はカツカレーとサラダと生ビールを注文した
サラダと生ビールが先に運ばれて乾杯すると神山が
「ここの練習場をでて由紀枝の部屋に寄ってカトリアーナを拾って
それから東京だけど カトリアーナと15時か16時と約束をしている
だからここを2時ころに上がりますよ」
「わぁ~ そうしたら時間が無いわね」
「そうね でも1時間あれば充分練習できるわよ」
「ねえねえ祐子さん 明日も練習しましょうか」
「いいわよ すぐ近くよ」
「お二人さん 明日は4時には家にいて出掛けられるようにしてね」
「は~い 分りました」
神山達3人は蒼いBMWでカトリアーナがいる伊豆山ホテル スキエに向った
乙女峠のトンネルを抜けると芦ノ湖を経由し伊豆山のホテルに着いた
玄関で待っているとカトリアーナがゴルフバッグを担いできて神山に
「わぁ~お久しぶりです あら祐子さんこんにちわ あら由紀枝さん
こんにちわ お元気ですか」
由紀枝と祐子が後ろの座席でカトリアーナが前に座る事になった
「さあ これから東京でカトリアーナの買い物をしてそれから戻ろう」
「夜はどうしますか」
「バーベキューでもしようか そのほうが食べられるし どうみんな」
「ええ 落ち着くしそうしましょうよ」
神山は車を出すと山を下り国道から有料道路に入った
東名高速に入るとスピードを上げ女性達が喜び歌を歌い始めた
神山が運転していると携帯電話がなりだしポケットから取り出し
洋子と分ると祐子に携帯電話を渡し
「祐子 洋子から電話だけど出られないから用件を聞いてくれ」
「はい 分りました
はい神山のですが、、、」
「あら どなた?」
「はい 祐子です 今 神山さん運転中で電話に出られないんですよ」
「そう ごめんなさい じゃあ伝えてください
各クライアントのスケジュール全てOKですって」
「はい 分りました
神山さん 各クライアントのスケジュール全てOKとの事です」
「うん 分りました それで今夜来れるか聞いてくれる バーベキューも」
「はい 分りました
洋子さん 神山さんは了解ですよ それで今夜来れるか聞いていますが」
「そうね お泊り出来ないから止めておくわ」
「はい 分りました
神山さん 洋子さんお泊りが出来ないからキャンセルです」
「うんわかった 17時前にはお店に行くと伝えてくれるかな」
「はい 分りました
洋子さん カトリアーナの買い物で17時ころにお店に行きますが、、、」
「は~い 分りました その時間まで待っています それでは」
「はい 分りました 失礼します
神山さん 洋子さんその時間まで待っていますって」
「うん ありがとう」
神山はスピードを上げるとすぐに渋谷につき首都高の銀座で下りた
3人を次長室が入っているビルの前に降ろすと神山は駐車場に車を止めた
由紀枝達の場所に向う時洋子に電話をした
「先程はどうも 運転中で 今着いたよ クライアントの件ありがとう」
「まあ 早いわね」
「来ないか バーベキュー」
「ええ でもねえ」
「そうか それに明日泊まりだからね」
「ええ 色々と有るんですよ ほら日曜日もお泊りでしょ 山脇絵美さんと」
「そうか そうすると土曜日はどうする?」
「ええ お泊り出来るわよ」
「そうしたら 亜矢子と由紀枝も家に来てもらって日曜日早くに
ホテルまで行けばいいか」
「そうね でも貴方が大変よ」
「わかった 亜矢子に電話で確認するよ ところで何か有った」
「いえ そうそう例のととかるちょ 本社で大変よ
貴方からみんな買っているわ 絶対に神山さんだって」
「うん 今日練習したら280y飛んだよ だからもしかすると」
「へぇ~ 280yも」
「うん そうしたら今日は上がって明日は普段どうりで良いよ」
「は~い 分りました 早速練習しようかな」
「うん お願いしますね」
「は~い 分りました」
神山は由紀枝達と一緒になると
「さあ カトリアーナ買いにいこう」
4人はお店に入りゴルフ用品売場に行くと由紀枝が
「わぁ~ 凄いわね 東京の百貨店って 綺麗で大きいくて」
「そうか由紀枝は 初めてか」
「ええ 小さい時にきているけれど忘れたわ」
容姿端麗な由紀枝達が仲良く話しながら売場を歩き回っているので目立ち
買い物客や他の売場の店員が見とれていた
神山がカトリアーナに
「由紀枝や祐子もアレックスのウェアで揃えたよ いいでしょアレックスで」
カトリアーナは頷くとポロシャツやスカートなど選びシューズや
ゴルフグローブ ソックスなど小物まで選びカウンターに持っていくと
店員が神山に
「次長 現金でしょうか」
神山は商品券で30万円を支払い清算し亜矢子に電話をした
「亜矢子です こんにちわ」
「やあ 元気?」
「ええ どうしたの?」
「うん ゴルフが終ったら家に来れるかなと思ってさ
日曜日は僕がホテルまで送るし どう?」
「わぁ~ 凄いわね でもねえ 由紀枝さんは?」
「いや聞いていないよ 亜矢子が先さ」
「嬉しいけれどパスをしますね ほらゴルフが終って急な呼び出しの事を
考えると落ち着かないし 由紀枝さんは良いわよ」
「そうか わかった ごめんね」
「いいの それより明晩は部屋に着てね だから由紀枝さんと一緒にしたの」
「やはりそうか 僕もそうだと思ったんだ ありがとう
では20日の夜は無い事にしよう」
「ええ ありがとうございます どう練習した」
「うん 280y飛ばしたよ」
「へぇ~ 凄いわね そうそう貴方の人気が凄いわよ
アルタの内藤様がうちの椿にFAXされたのが間違ってフロントにきたの
それでホテルの女の子は貴方のファンが多いからみんな大騒ぎよ」
「うん由紀枝から聞いたよ それで椿さんの所には届いたのかな
だって肝心な人に届かないとねえ」
「ええ 大丈夫よ すぐに電話をしてFAX番号を
お知らせしたと報告を受けたわ そうそう由紀枝さんだったわ」
「そうか でも頑張りましょう お互いに」
「私もアレックスのウェアやシューズを買って練習したわよ
いいわね 振りぬきやすくて」
「おいおい 亜矢子も練習したの 参ったな」
「もう一つ驚くわよ 車も買ったのよ スポーツカーじゃないけど
ほら母親を乗せるのにタクシーより自分の車の方が良いでしょ」
「そうすると次はマイホームだね」
「ええ 今 土地を探しているわ 例の不動産屋で
いい土地が有ったけれど会社の目の前ではねえ 又 探しているわ」
「わかった 決まったら連絡を下さいね」
「ええ 勿論よ」
「では」
「ええ 明日が楽しみね」
神山は電話を切ると祐子に
「ごめんね 長話しで さあ地下で食材を揃えよう」
由紀枝達が歩くとモデルが歩いているようで男性客が振り返ったりした
3人は楽しく話をしながら店内を歩いていると
由紀枝が時々立ち止まるり そこで又 話が盛り上がった
男性店員がにやにやしながら近づき説明をすると3人は急にフランス語や
英語で質問したり男性店員を色々と試していた
神山は何も答えられない男性店員に
「今 彼女が君に聞いたのは どんな物をプレゼントしたら男性は喜ぶかと
聞いていたんだよ」
「はあ~ そうだったんですか すみません」
神山は由紀枝やカトリアーナにフランス語で
「早く食材を買いにいこうよ お腹がすいた」
由紀枝達はニコニコして頷くと神山の両脇に抱きついて歩き始めた
地下で食材を買うと神山の止めた駐車場まで歩き蒼いBMWに乗った
赤坂のスタジオに着くと由紀枝が驚いて
「凄いところに住んでいるのね 神山さんも祐子さんも へぇ~」
3人は玄関で降りると神山は蒼いBMWをガレージに仕舞った
祐子が由紀枝とカトリアーナをゲストルームに案内をすると由紀枝が
「ねえ こんなに広いとお掃除が大変でしょ」
「ええ でも2週間に一回大掃除があって会社の方でしてくれるのよ
だから私は普段神山さんが使っているお部屋だけよ」
「へぇ~ でも大変よね」
3人が話しているので神山が部屋を覗くと
「わぁ~ いやだ~ 覗いてる~」
「ほら そんな事していないだろう 話はあと 部屋着に着替えてほら」
3人は祐子が用意した部屋着を考えていたが祐子が
「ねえ神山さん 早く下で準備して 見られていると着替えられないでしょ」
神山は部屋からでるとスタジオに出したバーベキューセットをガーデンに
もっていき組み立てをした
中々下りて来ない3人組はそのままにして神山は冷蔵庫からビールを出して
タバコを吹かしながらビールを呑んだ
タバコを吸い終わると3人が一緒にお揃いの格好で現れた
神山のトランクスにTシャツ姿で神山にお尻を向けてプリプリ振ると
「ごめんなさ~い これから仕度をしますね」
神山もキッチンに行くとお皿や食器類を運び手伝った
カトリアーナは神山に
「ノーパンって気持ちいいわね ふふふ 触ってみる」
「もう 駄目 今は 他の2人に怒られるよ」
カトリアーナは神山の手をトランクスの裾から入れて秘所に触らせると
「どう変でしょ 普段ショーツが有る所に無いのって ふふふ はいお終い」
神山はもっともと思っているとやはり由紀枝と祐子から
「もう なに悪戯しているの すけべ」
「そうよ すぐにそうやって手を出すんだから 変態」
神山はしまったと思ったが遅かった
「さあ 神山さん早く焼いてね お願いしますよ変態さん」
「あのね 変態と呼ばないでくれよ ごめんなさい 謝るよ」
由紀枝と祐子は再び楽しく話がならキッチンに戻るとカトリアーナは
「さあ 私もビールやコップを持って来るわね」
神山はカトリアーナのお尻を軽く叩くとカトリアーナが大きい声で
「わぁ~痛い わぁ~叩かれた わぁ~へんたい~」
「こらカトリアーナ もう」
カトリアーナと神山はキスをしてニコニコしながらキッチンに向った
神山がワインを冷やす為にクーラーボックスに氷を入れて
ビールとワインを持ってガーデンに戻った
由紀枝と祐子も食材を運び準備が出来ると神山がみんなのグラスに
ビールを注ぎ
「では20日の前夜祭と由紀枝の上京を祝って乾杯」
皆で乾杯すると神山は早速食材を鉄板にのせて焼き始めた
いい匂いがしてくると由紀枝達が
「わぁ~ いい香りね 早く食べたいわ」
神山は生で食べられる魚介類なので表面を焼くとお皿に置いていった
3人は取り皿に取ると由紀枝が神山に
「はい あ~んして そうよ はい」
「おお 優しいね ありがとう」
3人は交代で鉄板奉行の神山に自分の箸で食べさせていた
暫くするとビールが無くなりワインを呑みはじめると由紀枝が
「ねえ 神山さんここにゴルフのネットを張ればここで練習出来るわよ」
「そうか そうだね うん探しておくよ」
由紀枝が
「ちょっと静かにして なにか鳴っているわよ」
祐子が
「神山さん誰か来ているわよ」
「そうだ ベッドが届いたんだよ ちょっと待っていて」
神山はスタジオに戻り玄関のモニターを見ると確かにベッドの配達だった
外壁の門扉を開くと玄関にトラックが来て神山が迎えた
「神山様 遅くなって申し訳ございません」
「うん そうしたら案内するから」
神山は配達員を2階の主賓室に案内し
今のベッドの脇に設置するよう指示をした
配達員はベッドを3人がかりで2階の主賓室に運ぶと養生を外したり
マットレスを運んだり組み立てなど30分位かかった
綺麗に並べ養生なども纏め持ち帰ってもらうと神山はガーデンに戻った
「ごめんなさい ベッドを追加したんだ 配達が遅くなったみたいで」
3人は神山が居なかったので鉄板焼きを中止しワインを呑みながら
おしゃべりをして楽しんでいた
神山は早速鉄板焼きをはじめ野菜や魚介類を焼き始めた
食が進み牛肉を焼く時に神山は塩コショウと肉の温度にこだわり
焼き始めると美味しそうな香りが漂い始めた
祐子はフランスパンをスライスして準備をした
ステーキが焼きあがると
「わぁ~美味しそう」
「頂きま~す」
3人はナイフとフォークを使い上手に食べると
「わぁ~美味しいわ ねえカトリアーナ」
「ええ ホテルより美味しいわ 神山さん上手よ」
神山自信も一口食べると上手に焼けたと思った
4人は良く食べておしゃべりをした
ステーキを食べ終わるとみんなでガーデンの後片付けをして
スタジオのソファーで寛いだ
話はゴルフの話しになりカトリアーナが
「ねえ このトトカルチョってほんとに信じていいの」
「そうね 本人のコメントだから半分は当っているわね」
「そうなのね 私と桜川さんが普通の丸で田所さんが二重丸ってなに?」
「そうか カトリアーナはまだ見た事がないんだね」
神山はカトリアーナに分りやすく説明した
二重◎は本命で本人のコメントや状況からして優勝するのに一番近い人で
普通の○は優勝に近いが2位にくるであろう実力や状況の人
このトトカルチョは1位と2位を当てるゲームなのでこの丸印を信じるか
自分の考えや勘を頼りに1位と2位を決めるか
三角印はもしかしたら1位か2位に来るかもしれない人に付けられていた
白い△印は黒い▲印より上位と考えていいと思う
しかし競馬や競輪など公共賭博でもこのように本命 対抗 穴など
印が付けられているが印どおりに決まった場合は配当金が少ない場合が
多く 無印どうしの1位と2位で決まった場合は結構高額な配当金と
なる事が多い
「そうすると 私が1位か2位に近いと言う訳ね このメンバーだと」
「そうそう ところでどう調子は?」
カトリアーナは考えて
「いいけど でも優勝のスコアはどの位かしら 私88と申告したけれど
あくまで平均だから でも今の調子は良いわよ」
「そうするとカトリアーナが1位か2位にくる可能性は高いんだ」
由紀枝と祐子が
「ふふふ 楽しみね 私たちは自分から買うわよ
ねえ神山さん 私たちはいつ買えるの?」
「うん 今でもいいよ 待っていてメモと封筒を持ってくるから」
神山は事務所から封筒とメモ用紙を用意して由紀枝と祐子に渡した
由紀枝と祐子が購入する枠を書き終わり神山に渡すと
「えっ 10万円も賭けるの いいの?」
由紀枝は自分の枠6枠から順番に20票1万円ずつ賭けて祐子が居る
7枠と自分の6枠 6-7に60票3万円を賭けた
祐子も由紀枝同様自分の7枠から順番に20票1万円を賭け
由紀枝の居る6枠の6-7に60票3万円を賭けた
祐子と由紀枝は現金を神山に渡すと封筒に入れて保管をした
「おいおい 大丈夫かな」
「いいわよ 負けたら励みになるし ねえ祐子さん」
「ええ 勝ったら嬉しいでしょ ねえ由紀枝さん ふふふ」
二人が仲良く話しているのを見てカトリアーナが
「私も買いたいけれどお金が無いわ 困ったわ」
神山が2階の主賓室から現金を500万円用意してカトリアーナに渡し
「カトリアーナ これは先週渡そうと思っていたお金だよ
ほら仕事で早く帰った日が有ったでしょ
だからこれをあげるから楽しめばいいよ ねっ」
カトリアーナは困った顔をして
「だってこの高いネックレスや素敵な水着を買って貰っているのに、、、」
由紀枝と祐子が
「大丈夫よ カトリアーナ 神山さんが言っているんだから貰いなさいよ」
「そうよ 本当に先週渡すつもりだったみたいよ だから貰いなさいよ」
カトリアーナは神山にキスをして500万円を貰うと
「神山さん このなかからこれに10万円を使っても良いですか」
「ははは 自由さ もうカトリアーナのお金だよ」
カトリアーナは自分の枠5枠から20票1万円ずつ購入して
「由紀枝さんと祐子さんが無印だから1位と2位になると高配当ね」
「そうだね 6枠-7枠は高配当になる可能性が高いね」
カトリアーナは6-7に40票2万円を賭け10万円を神山に渡した
「3人ともね 明日の夕方まで投票可能だからね 変更してもいいよ」
由紀枝達は自信があるのか顔を見合わせ首を横に振った
神山は4人で浴室に入る事を提案し2階の主賓室に3人を連れていった
祐子やカトリアーナはベッドが一つと思っていたので驚いた
「わぁ~ すごい こんなにベッドが広いとどこに寝てもいいわね」
「祐子 洗濯が大変だけど お願いしますね」
「は~い 分りました でも順番に使えば同じ事でしょ」
「まあ そうだね」
神山が先に裸になり浴室に入ると3人の女性も着替えの仕度をして入った
今夜は珍しく3人とも神山を挑発しないでおしゃべりのお風呂だった
祐子がブランデーを用意して神山に渡しみんなで呑んだ
由紀枝が勧めると神山は又呑んで 呑み終わるとカトリアーナが勧めた
神山は何か可笑しいと思ったが詮索をしないで呑み続けた
体を3人に交代で洗って貰うと女の子達は自分の体を洗いおわり
「では お先に」
そう言うと浴室を後にした
神山も浴室から出るとトランクスを穿きソファーで由紀枝達と寛いだ
由紀枝が冷蔵庫から缶ビールを出してみんなで呑み一息つくと
「ふふふ 神山さん 寝ましょうよ」
神山もその気になりベッドに横になるとトランクスを脱がされ
3人の女性と順番に交わるとお酒のせいで眠りたくなり
「もう降参 寝かせてくれ」
そう言うとすぐに寝てしまった
暫くすると由紀枝や祐子が起き上がりカトリアーナも目を覚ました
3人が小さい声で話をして由紀枝が
「じゃあ 私と祐子さんがバリカンを使うからカトリアーナは神山さんが
目を覚ました時は顔を跨いで動けなくしてね」
「大丈夫よ クリトリスを擦りつけるわ」
由紀枝と祐子は脇の毛を剃るバリカンを持ち神山の下半身に用心深く
近寄った バリカンのスイッチを入れるとモーターの音が少しもれたが
たいして気にならなかった
神山の左側に由紀枝が座り 右側に祐子がそれぞれ肉棒の周りや
へそから下の毛を綺麗に剃ってしまった
剃られている間 神山は全然起きる気配がなく作戦は成功した
.