2013年9月15日日曜日

ゆり 8 - 41 Vol. 1



5月25日 月曜日 御殿場 快晴
「ねえ あなた忘れ物ない」
「うん 大丈夫だよ 由紀枝は」
「ええ 大丈夫ですよ ちゃんと仕度してあるもん」
由紀枝は神山にモテリコのボストンバッグを見せて
「これ いいでしょ きのう買ったの」
「なかなかいいね 言ってくれれば買ったのに」
「じゃあ 30万円くれる?」
「うん いいよ」
神山は由紀枝に30万円を渡すと由紀枝はキスをして
「ありがとう 私ボストンを持っていなかったから
今日の旅行 どうしたら良いか考えたの それで3階を思い出して
思い切って買ったのよ 素敵でしょ」
由紀枝のボストンは上質の牛革でシンプルなブラウンで取っ手のところに
モテリコのロゴマークが施されていた
知らない人が見ると1、2万円のバッグと外観は同じ様に見えたが
さわり心地や使い勝手が違うし内側にも牛革が張ってあり高級品だった
神山は少し腰が重く昨夜頑張りすぎたと反省していた
寝た時間は24時だったがお風呂から出て3回も由紀枝に付き合った

「うん 素敵だ 由紀枝に似合っているよ 大丈夫だよ」
二人は手を繋いで1階に下り 駐車場に行くと赤いポルシェに乗った
由紀枝は嬉しくてニコニコして神山を見ていた
神山は窓を開けると風が気持ちよかった
御殿場ICで東名高速に入るとまだ車が少なくて飛ばせた
大型のトラックが多かったが神山はかえって走りやすかった
30分もしないうちに渋谷で下りると由紀枝が
「ここが 渋谷ですね へぇ~ 大きな街ね」
都会が初めての由紀枝には何もかも新鮮に見えた
サラリーマンや若者が多くビックリしていた
洋子と待ち合わせたシブヤ ハイアット ホテルのタクシー乗り場には
15分程早く着いたが洋子は待っていて手を振った
「やあ おはよう」
「おはようございます 貴方が由紀枝さんね 田所洋子です 宜しくね」
「おはようございます 庄司由紀枝です 先日はご心配をお掛けして
ありがとうございます 神山さんに一杯甘えて 少し元気です」
「良かったわ」
「さあ 乗って そしたら由紀枝も後ろに行って洋子と一緒で良いでしょ」
「でも、、、」
「良いわよ 由紀枝さん 私が後ろに乗るから」
洋子が後ろに乗ると由紀枝はニコニコして神山を見つめてキスをして
「わぁ~ 素敵よ 嬉しいわ」
由紀枝は洋子を無視して嬉しさを表現していた
洋子も由紀枝の素直な所に何も言えずにいた
赤いポルシェは再び首都高に入り鎌倉を目指し飛ばした
横浜横須賀道路を朝比奈ICで下りると北鎌倉まで行って有料駐車場に
車を止めるた

「さあここが鎌倉だよ 必要な物はこのトートバッグに入れ替えればいいよ」
神山は今日の為に準備したモテリコのトートバッグを2人に渡した
洋子や由紀枝はボストンバッグから必要な物を入れ替えていると由紀枝が
「ねえ神山さん 途中でHしないでね ショーツ足りなくなるから
だって 伊豆の時も帰りはぐじょぐじょで気持ち悪かったから」
洋子が笑って
「由紀枝さん 大丈夫よ ここは出来ないから大丈夫よ」
由紀枝は洋子に確認をしてトートバッグを肩に掛けて足を降ろすと
「わぁ~ 鎌倉の第一歩よ 神山さん」
由紀枝はそう言うと神山に抱きついてキスをした
よほど嬉しいのだろう 神山は照れないでしっかり受け止め
「さあ 思い出に残してね 最初に円覚寺にいこう」
3人は少しずつ増えてくる観光客と一緒に円覚寺に行った
由紀枝は鎌倉文化を勉強していたので 神山や洋子に分り易く話した
道を左に曲がると桜の木が階段を覆い観光客が整列して歩いていた
総門の大きさや立派さに由紀枝は驚いていた
境内を右に歩くと見晴らし台に行く階段があり
まだ蕾の紫陽花が可愛らしく綺麗だった
見晴らしからは丁度東慶寺が見え神山が
「あそこの紫陽花もカメラマンがよくいる所で 有名だよ」
神山はビールを呑みながら由紀枝に説明すると
由紀枝と洋子はデジカメを取り出し撮影を楽しんだ
3人は狭い階段を降りている時に由紀枝が神山に抱きついて
「ぎゃあ~ もう なに いまの にゅろにゅろと出てきたわ こわい」
「ははは とかげだよ 大丈夫だよ そんなに心配しなくて」
由紀枝はそれから神山にべったりくっついて階段を降りた
円覚寺を出て線路を渡ると東慶寺がすぐに見え拝観した
神山が話した通りカメラマンが多くいて邪魔にならないように歩いた
由紀枝はこんなに多いカメラマンに驚き不思議な世界と感じた
東慶寺を出ると再び線路を渡り紫陽花寺に向った
「ねえ 神山さん 東慶寺でお花を撮影していた人は殆どプロですか?」
「う~ん どちらかと言うとアマだね どうして?」
「ええ みんな同じ花を撮影していたでしょ だから不思議なんですよ」
「そうか 由紀枝ね 例えば由紀枝の事を撮影しても僕が撮影するのと
洋子や亜矢子が撮影すのと違うと思うよ 要はその人がどのような
気持ちで接して表現していくかだと思うな」
「なるほど わかった ありがとうございます」
神山を真中に洋子と由紀枝が脇で神山の腕を組んで歩いていた
道を左に曲がると明月院まで観光客と一緒に歩いた
明月院総門手前の階段両脇には紫陽花が背丈ほど有り
由紀枝や洋子がその高さや株の多さに驚いていた
洋子がデジカメを出して神山と由紀枝を撮影すると
由紀枝が神山と洋子を撮影したり仲良く拝観できた
院内をひと回りすると由紀枝が
「神山さん お腹がすいてきた 何かほしいな」
神山が
「ここを出ると甘い物があるから我慢して あと3分だよ」

神山と由紀枝は朝食を食べて来なかったので神山も空いていた
明月院を出ると踏切を渡りあんみつ処でお腹を少し満たすと
浄智寺に行った 総門手前の緩やかな坂の両脇に
まだ早い蕾の紫陽花が咲いていて由紀枝と洋子はデジカメに納めていた
境内にも何箇所か撮影ポイントがあって二人は撮影をしていた
神山は時計を見ると11時30分を差していたので二人に
「では 駅まで戻って鎌倉で食事をしようよ」
先程食べた由紀枝と洋子が嬉しそうに手を叩いて喜んでいた
3人は有料駐車場まで戻り赤いポルシェに乗るとゆっくりと
鎌倉に向かい走った

鎌倉駅傍にある銀行の駐車場に車を止めると神山が
「洋子 すこしここで待っていてくれるかな ごめん」
洋子は尋ねたかったがあえて聞かないで
「ええ行ってらっしゃい」
そう言うと由紀枝が耳打ちして
「先日 宝くじが当って その換金です すぐに戻ります 済みません」
そう言い由紀枝は神山のあとを楽しそうに追い駆けて
追いつくと腕を組んで神山とニコニコ話をしていた
洋子は由紀枝に若さを見せ付けられ自分も頑張ろうと思った
暫くすると二人が腕を組んで仲良く出てくると神山が
「洋子も知らない美味しい所に案内するよ」
この時は洋子も素直に嬉しく思った
3人は再び赤いポルシェに乗ると長谷寺に向かい近くの有料駐車場に
止めると蕎麦屋に入った
洋子と由紀枝は神山の勧めでざる天ぷらを注文した
ビールと鶏肉のおつまみが出てきて3人で乾杯をした
お蕎麦と天ぷらが運ばれ由紀枝は食べると
「わぁ~ 美味しい 伊豆では無いわ 美味しい」
神山は由紀枝を微笑ましく眺めながら自分も箸を動かした
食べ終わると由紀枝が
「鎌倉はみんなこんな味するの?」
「う~ん お店で違うよ やっぱり 美味しかった?」
「ええ 満足しました~」
そう言うと由紀枝は神山の腕を両手で掴んだ
洋子も負け時と両手で掴み歩いた

神山達3人は長谷寺 光則寺 成就院 極楽寺を拝観し満足し
鎌倉文学館に入園すると由紀枝は
「わぁー 凄い薔薇 素敵だわぁー」
「ほんと 見事ね」
「ねえ 神山さん ここってね あの三島由紀夫の小説『春の雪』でも
描かれている所なんですよ 知っていた?」
「いや 初めて聞いたよ 由紀枝って 何でも知っているね」
「実は、、、種明かしは 先日PCで調べたの ふふふ」
「なんだ でも 旅行先のことを調べるって 大したものです」
「ほんと 嬉しいわー」
「そうよ 由紀枝さん 調べると色々と分かるし 楽しいわよね」
「ええ だから PCで予備知識を蓄えると 楽しさ倍増ー」
「そうか 由紀枝は凄いね 勉強家だ」
「それに 神山さんと一緒だから余計楽しいわ」
3人は薔薇の香りに包まれた庭園を写真を撮りながら満喫した
有料駐車場に戻ると由紀枝は洋子と後ろに乗り車を出した
まだ夕暮れには時間が有り国道134号線を南下して箱根湯元に向った
途中のガソリンスタンドでハイオクを満タンにしたりコンビニに寄って
余裕で箱根湯本に着いた
神山は屋根の有る有料駐車場に赤いポルシェを置いて箱根登山電車の
箱根湯元駅まで歩いた

由紀枝は車から降りると珍しいのと嬉しさで 
周りの景色などを撮影しては神山に見せていた
洋子はそんな由紀枝の素直な気持ちが羨ましかった
強羅まで切符を買うと神山はビールを買って入電するホームに並んだ
電車を待つ間 由紀枝が鎌倉で撮影した写真を洋子と神山に見せて
「こんな風景 伊豆には無いわ 綺麗でしょ」
「よく撮れているよ 綺麗だ」
入電すると3人は山側のBOXにいき窓際に由紀枝と洋子が座った
電車が走り出すと洋子と由紀枝は楽しそうに話していた
時々由紀枝がデジカメで撮影したがなかなか上手に撮れなくて
神山がシャッターを押してあげると由紀枝は喜んでモニターを見ていた
スイッチバックすると由紀枝が後ろに進みだしたので
「わぁ~ これがスイッチバックなんだ」
登山電車はスイッチバックをし高度を稼ぎ終点の強羅駅に着いた
「わぁ~ 空気が美味しい 伊豆と同じ位美味しい」
由紀枝は一人で美味しい空気を吸っていると神山と洋子が居ないのに
気が付き探したが仕方なく改札口を出ると
「わぁ~ 神山さん 置いてきぼりにして もう」
「だって 他のお客さんに押されるまま出されたんだよ ほんと」
「いいわよ 本気で守ってくれないと亜矢子さんに言いつけるもんね」
「分ったよ ほんとだってば」

3人はタクシーを利用してザ ホテル 強羅までいった
神山はフロントでTJカードを見せるとフロントが
「いらっしゃいませ 神山さま お待ちしておりました」
神山は簡単な宿泊手続きをするとカードキーを渡されて
「ご夕食は3箇所とラウンジをご利用できます
ご朝食は2箇所とラウンジがご利用できます」
フロントが詳細を説明したあとにポーターが荷物を運んでくれた
最上階にあるスィートルームは広くて部屋の真中に浴室があった
由紀枝と洋子がカーテンを開けるとバルコニーの
端に大きな石の囲いが有り露天風呂が覗いていた
「ふぁ~ 凄いこんな高いところで露天風呂なんて」
「本当 私も初めて」
洋子は先日の白骨温泉も高所だったが由紀枝の手前伏せた
「さあ それではちょっと入って夕飯にしよう お腹が空いたよ」
「じゃあ 由紀枝さん一緒に入りましょうよ」
「ええ 入りましょう」
二人は意気投合して露天風呂に入ったが神山はなんとなく
入れる雰囲気で無く取り残された
神山はソファーに座ってビールを呑み二人を観察したが
由紀枝の方が若いだけ有って肌に張りがあった
「ねえ あなた入らないの 美女が二人して待っているのよ ねえ」
「分ったわ 入るよ」
神山はビールを女性の分ももって露天風呂に行くと由紀枝が
「ふぁ~ まだ小さい ふふふ 大きくしてあげるね ほら どう」
由紀枝と洋子が立ち上がってお尻を突き出してプルプルと振るわせた
「もう なんだよ 大事な所が丸見えだよ おい」
二人はニコニコして神山の両側に座って神山の躰を弄りまわした
神山も堪らずおちんちんを大きくしてしまったが
「ふぁ~ ほら言った通り 大きくなったわ ふふふ でもあとで」
そう言うと二人は神山を残して風呂からあがりきゃあきゃあと騒いでいた
神山は完全に遊ばれて意気消沈し元気を無くした
夜空の星が綺麗で群青に映えていた
眺めていると女性達から
「ねえ お腹が空いたわ はやくぅ~」
「そうよ 早く出てください ねえ由紀枝さん」
神山は遊ばれた仕返しに
「うるせぇ~ お前さんだち 人のちんぽをでかくしたりちいせくしたり
え~ なんだと思っていやがるんでぃ~ えっ~」
由紀枝が
「わぁ~ 素敵よ 格好いいわよ もっと続けてねえ」
「もう お終い さあ出るよ」
神山が風呂から上がると由紀枝がバスタオルで神山の体を拭き
おちんちんを丁寧にしゃぶって
「ごめんなさいね あとで ふふふ」
これには洋子や神山も呆気に取られて何も言えなかった
神山は由紀枝を抱き起こして熱いキスをすると由紀枝は
「ねえ だめよ 我慢しているの わかって ほら ねっ」
由紀枝は神山の手を取ると浴衣の中に入れて秘所を触らせた
「わかった だからもう駄目」
「由紀枝 穿かないの」
「ふふふ 洋子さんも穿いていないよ いいでしょ」
神山は呆れて自分だけでもショーツを穿こうとしたら
「今日はいいわよ 全員 ノーパンよ ねえ由紀枝さん」
由紀枝と洋子はきゃあきゃあと言いながらで笑っていた
神山がソファーに落ち着くと
「どこに行こうか 和食 ステーキ 洋食中華が選べるね」
二人とも揃って
「ステーキ」

3人は丹前を羽織ってステーキハウスに行くと受付でカードキーの
確認があり受付嬢が
「カウンターとテーブル席とどちらにされますか」
神山は二人に聞くと景色の見える窓際の席が良いと言うのでテーブルにした
「ふぁ~綺麗 神山さんほら 見て」
窓際に由紀枝が隣に洋子が座り神山は由紀枝の正面に座った
神山は外を見た後に生ビールを頼み
「出来れば 焼いてくださる牛肉を生で食べたいのですが、、、」
「ええ 構いませんよ ニンニクとしょうがをおろした
しょうゆたれで宜しいですか?」
「ええ お願いします それと特に人気のあるステーキは有りますか?」
「はい ございますが 神山様は最高級のお肉を使わせて頂きますが、、、」
「ありがとうございます それでしたら そのお肉も
一人前でお願いしますね」
「はい 畏まりました」
ウエイトレスはニコニコして厨房に戻りオーダーを入れた
生ビールと生の牛肉が運ばれると3人は乾杯をして食べた
神山が
「味が濃厚で期待出来るね」
洋子が少し控えめに由紀枝と話しながら食事が進むとステーキが出てきた
神山は最初口にしたときに少し硬いと思ったがそのまま食べた

洋子も神山同様硬いと思い食べていたが由紀枝がはっきりと
「このお肉 硬いわね ねえ神山さん そう思わない」
神山は頷くがそれ以上答えなかった
ウエイトレスが由紀枝の声を聞いてテーブルに来ると
「神山様 只今のステーキですが硬かったですか」
「ええ 味が濃厚で美味しいのですが硬かったですよ」
「少々お待ちくださいませ」
そう言い厨房に戻るとシェフが神山達のテーブルにきて
「申し訳ございません 只今ウエイトレスから聞きました所
お出ししたステーキが硬かったと伺ったのですが、、、」
「ええ 確かに硬いですね 良い最上級のお肉なのに残念です」
「ありがとうございます しかしいつもこのように焼いておりますが」
「ははは 私は色々な所で色々なお肉を頂いています
一つお聞きしますが お肉を割いてからすぐに焼いていませんか」
シェフは当然という顔で
「それはそうでしょう そのように調理していますよ」
「ははは それが間違いなんですよ」
シェフは沽券に関る事なので
「どういう事ですか 私が間違っていると言われるのですか」
「はい そうしましたら 私が言う通り焼いてください いいですね」
シェフは完全に神山を敵視していた
「まず 捌いてから塩コショウをして最低でも5分そのままにします
裏表とも人肌になったら焼いてください
焼く時間はミディアムより少し短めです いいですね」
「神山様 柔らかく出来なかった場合はどうします」
「ははは いいですよ 貴方の言う事を聞きましょう」
そう言われシェフは厨房に戻って牛肉を捌いて塩コショウをしておいた
シェフはまだかと牛肉に触るが冷たいので焼けなかった
10分ほどすると人肌になり肉が傷み始まる時焼き始めた
神山が言うようにミディアムより短い時間で焼き上げると
3人前と自分の分をお皿に乗せ神山の所に運んだ
神山は試食をすると先程より数段柔らかくジューシーだった
女性達も先程より全然美味しいと言われシェフが食べてみると驚いた
「神山様 大変失礼を申し上げました お許しください」
シェフは神山に深々と頭をさげ詫びた
「ははは 良かったですよ 美味しく出来て 頭を上げてください」
「はい ありがとうございます 勉強になりました」
シェフは再び頭を下げ厨房に帰った
神山達は新しいステーキを美味しいと食べていると
伊勢えびの料理が出されてビックリした
ウエイトレスが
「これはシェフからのお詫びの気持ちです どうぞ召上ってください」
食べると塩コショウの味付けだがえびの美味しさが充分引き出されていた

綺麗に食べ終わると受付で伝票にサインをして部屋に戻った
「あ~美味しかった お腹が一杯です」
「ええ 私もお腹一杯よ ご馳走様でした」
「あれだけ食べて呑んで 0円とはTJは凄いね」
「わぁ~ 神山さん 全部ただ?」
「そうだよ そうだここの冷蔵庫 ビールが無いよね 頼まなくては」
神山はフロントに電話をして冷蔵庫のビール補充を頼んだ
暫くして客室係りがよく冷えたビールを冷蔵庫に補充をしてくれた
神山は二人に 
「さっき気が付いたがショッピングモールが有るので
ウインドーショッピングをしようよ」
「うん いこうねえ洋子さん」
神山達は3階にあるショッピングモールに行くと由紀枝が
「わぁ~ ここにもモテリコが入っている 見てみましょうよ」
神山たちは店内に入ると御殿場や渋谷と同じ商品が飾られていて
由紀枝は腕時計を眺めていたが自分のボストンバッグを見つけると
「神山さん これ」
「おお だけど値札は40万円じゃないか」
「ええ おまけをしてくれたわ 先日スーツを買った時に神山さん
一緒だったでしょ それで店長さんが覚えていてくれて
大サービスって それで安くなったの」
「よかったね あそこの店長は覚えがいいからね 助かったね」

由紀枝はやはり腕時計が気になるのかまた見に行った
神山が後ろから
「由紀枝 欲しいのか」
「うん でも会社にしていけないし 考えているの」
由紀枝が見ている腕時計はべゼルにプチダイヤが埋め込まれた
可愛く清楚な感じがしてけっして派手な時計ではなかった
洋子も加わり神山が話すと
「大丈夫よ この位のダイヤだったら それに派手じゃないし
ホテルでも充分使えるわよ」
「うん 僕も大丈夫だと思うよ 何か言われたらその時に考えればいい」
そう言うと店長を呼びゴテンバ グランド インのカードを見せると
「神山様 いらっしゃいませ こちらですと少々お待ちください」
店長は電卓で計算して
「AEXカードをご利用されますと30%引きの490万円で現金ですと
更に5%引かせて頂きます」
神山はAEXのカードで清算をしてベルト調整をして貰いその場で
由紀枝の腕に着けてもらった
「わぁ~ 素敵よ 欲しかったんだ」
由紀枝は神山と洋子にニコニコ笑顔で見せた
「由紀枝 似合うよ 良かったね 
そうしたら 由紀枝 今着ているワンピースも変えるか 靴も一緒に」
「えっ でも、、、」
「いいわよ 私を気にしないで 私も買って頂いているから心配しないで」
由紀枝はそう言われて自分に似合うワンピースと靴を選び
神山と洋子がアドバイスをして漸く決まった
「悪いけど 現金を持ってくる」
神山は部屋に戻って現金をもってモテリコに戻った
店長が
「ワンピースが30%OFFで35万円 お靴が同じく30%で
15万円が10万5千円で合計で、、、44万円で如何でしょか」
「由紀枝 このワンピースのベルトも一緒に買えばいいよ」
由紀枝はいろいろな色が有ったが淡いブルーを選び店長が
「こちらは5万円でご提供させて頂きます」
「由紀枝 浴衣を脱いで着替えてごらん」
「えっ でも」
「大丈夫よ その格好で外に行く訳では無いし ねっ」
由紀枝は浴衣の下には何も着けていなかったが試着室で着替えると
「わぁ~ 素敵よ 綺麗よ由紀枝さん」
「うん 凄く清楚で可愛らしくて 良く似合っているよ」
由紀枝の着たワンピースは麻とシルクで作られひだ加工が施されていて
乳首がうっすらと透けていたが充分このままでも外出できた
由紀枝は姿見を見て
「ぎゃあ~ もう 見えている」
両手で乳房を隠していると洋子が
「若いから そのくらい見えても大丈夫よ かえって素敵よ ノーブラで
綺麗なバストラインを出せるのは今でしょ」
由紀枝は両手を下げてもう一度見ていると店長が
「ヨーロッパの方たちはお客様のように着ていますよ」
由紀枝はようやくニコニコして浴衣に着替えて神山にキスをした
「じゃあ 由紀枝 明日はこれを着ようよ」
「ええ 嬉しいわ ありがとうございます」
洋子も触発されたのか同じワンピースで柄違いを選び靴とベルトも買い
試着室で着替えると見違えた洋子が現れた
「わぁ~ 素敵よ 洋子さん 凄いバストも綺麗よ
でもヒップは私の方が綺麗ね ふふふ」
「よくも言ったわね 由紀枝さんもあと10年すればこうなるのよ もう」
神山は洋子の分として49万円を現金で会計を済ませた
由紀枝はこの後にワンピースを2着買い神山は80万円を現金で支払った
神山達はモテリコを出てウインドーを見ていると
輸入ランファンのお店を由紀枝が見つけ
「神山さん ここにはいろうよ Hな下着があるし ねっ」
神山と洋子はニヤニヤしてお店に入るとセクシーな下着だけでなく
まさにSEXの時にしか着ないランジェリーまで販売していた
由紀枝はニコニコして神山に聞きながら選んでいた
結局 普段着用する下着ではなくSEXをする時のランジェリーを買った

荷物が多くなったので神山が持って一回部屋に戻り
10Fのラウンジで高級なお酒を呑むことにし受付でカードキーを見せると
特等席に案内され外を見ると夜景が綺麗で感動をした
22時からピアノやベースなど生の演奏があり3人は雰囲気に酔った
由紀枝が神山に
「ねえ もうお部屋に帰ろう」
「そうだね 楽しかったよ 戻ろう」
神山達は部屋に戻ると由紀枝が
「ねえ 露天風呂に入ろうよ ねえ洋子さん」
「ええ そうね 入りましょうよ」
神山は冷蔵庫から人数分ビールを出して露天風呂に行くと洋子が
「はい 脱がせて」
そう言い神山の丹前や浴衣を脱がせるとおちんちんにおしゃぶりをした
由紀枝も浴衣を脱いで神山の背中から乳房を押し付けて
「洋子さん 入ろうよ おしゃぶりは後でいいでしょ ねえ」
洋子はおしゃぶりを止めると自分も浴衣を脱いで一緒に湯船に浸かった
神山の両脇に洋子と由紀枝が座り由紀枝が早速おちんちんを触り始めた
洋子は神山にキスをしながら自分のクリトリスを触り始めた
神山は二人の秘所を触るともう体液が溢れ出てぬめぬめとしていた
洋子は神山の中指を膣に導き喘ぎ始めた
硬く大きくなった肉棒を洋子が由紀枝に
「ねえ 先に欲しいの いい」
由紀枝が頷くと神山を立たせ 自分は後ろ向きになりお尻を向けて
肉棒を挿入してもらった
由紀枝も洋子と同じ格好をして神山の肉棒を催促した
洋子がいきそうになると由紀枝に挿入して二人の女性はなかなか
昇天を迎えることが出来なかった
由紀枝が
「ねえ お布団にしよう もうだめ はやく」
神山達はバスタオルで簡単に拭いてベッドに行くと神山を
仰向けに寝かせ顔に由紀枝が跨ってクリトリスを愛撫して貰い 
洋子は肉棒を膣が咥え込んだ
由紀枝と洋子はお互いの乳首を愛撫して興奮を高めると
洋子が先に昇天してそのまま動かないと膣の中が動いてきて
「あっ きて またいきそうよ はやく~」
神山はしたから肉棒を突き上げると洋子は再び昇天してしまった
由紀枝は洋子と変り腰を落とすと少し動いただけで
「あっ~ あっ あっ きて いきそうよ はやく」
更に腰の動きを早くすると由紀枝は膣を狭めた
肉棒は我慢できずにスペルマを発射してしまった
神山を真中にしてぐったりとしていたが由紀枝は神山のおちんちんを触り
「良かった まだ大きいから大丈夫ね」
そう言うと由紀枝は神山に跨って肉棒を膣に挿入して腰を動かした
神山も下から突き上げると由紀枝は
「うっ~ あっ~ あっ~ あっ あっいいわ~」
洋子が神山の肉棒を刺激したり由紀枝のクリトリスを愛撫すると
「だめ~ いく~」
由紀枝は体をガクガクさせて昇天した
神山もそれを合図に一緒に昇天し発射をした








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