「わぁ~ 神山さん お久しぶり」
そう言うとキスをして祐子とカトリアーナに自己紹介をした
祐子も自己紹介をすると由紀枝が
「祐子さんが神山さんの家に居る方なのね 素敵ね」
「由紀枝 確か 祐子と同学年だよ 祐子の語学は抜群
まあそんな事があってなるべく早く会わせたかったんだ」
「わぁ~嬉しいわ 来週からフロント業務ですって よかったわ
教えてくださいね」
「ええ 出来る事は何でも教えるわよ」
「神山さん こちらの方は?」
「うん 実は昨夜お友達になった」
「えっ 昨夜、、、」
「うん 青学に通っているパリの学生さんだよ
それで寮が僕の住んでいる直ぐ傍でそのスタジオで以前モデルとして
撮影をしたことがあるという事で 仲良くなった」
「へぇ~ 神山さんて外人の人にももてるんだ がんばろう」
その話を聞いていたカトリアーナが突然フランス語で由紀枝に
「化粧室が分らないの 教えて」
由紀枝は直ぐに英語でカトリアーナにニコニコして
「そこの赤い電話の先を左に曲がれば化粧室のマークがございます」
カトリアーナが神山に
「大丈夫よ これだけ出来れば充分よ 私より親切に案内しているわ」
由紀枝はフランス語で
「誉めて頂いてありがとうございます」
カトリアーナも英語で
「あなたのフランス語は綺麗な発音で分りやすいわよ」
由紀枝はフランス語と言う言葉にはっとし祐子に
「祐子さん もしかして大学2年の時のフランス語コンテストで
優勝した あの靑山祐子さんでしょ ほら私3番になった
庄司由紀枝よ 覚えていない」
祐子もなんとか思い出して
「あっ 静岡大学の庄司由紀枝さんね 思い出したわ わぁ~お久しぶり」
「わぁ~ほんと お久しぶり~ どこかで見たな~と思っていたのよ」
由紀枝と祐子は友達が増えて楽しかった
「おいおい カトリアーナもお友達だよ お二人さん」
「は~い 分りました ごめんなさいカトリアーナ
でもね 私たちフランス語のコンテストで最後の最後まで
審査員を悩ませたの その時の一番が祐子さんよ 私は3番になったの
その20歳の思い出が蘇ったのよ だからごめんなさいね」
「そうなの 確かそこで優勝するとパリに行かれたでしょ」
「ええ でも実際は結構自分でお金を出さないと観光旅行で終るの
だから 私は行かなかったわ」
「そうだったの 私はてっきりパリで勉強をして羨ましいと思ったわ」
由紀枝と祐子はカトリアーナを仲間に入れてパリの話で盛り上がった
神山は先程赤いボタンを押したのになかなか来ない女将を直接呼びに行った
「ごめんなさいね こちらのスイッチを切ってあったよ ごめんなさい
今 直ぐに生のピッチャーを持っていきます おつまみもね」
神山が部屋に戻ると3人は楽しそうに話をしていて由紀枝が
「ねえ 今度神山さんの家に遊びに行きたいよ~ ねえ」
「そうだね バーベキューセットを買ったよ 由紀枝と同じ
だから仕事が終る時間に迎に行けばいい訳だね」
「わぁ~ よかった そうすればカトリアーナとも会えるしね」
「でも 夏休みはアルバイトで赤坂には居ないんだよ」
「あっ そうか でも9月になれば会えるもんね 楽しいわ」
襖が開くと女将が生ビールが入っているピッチャーとおつまみを持って来た
「はい それと日本酒よ これはサービスよ」
女将が出て行くとカトリアーナが神山に
「いいお友達がたくさんいるのね 羨ましいわ
だんだんとあなたの良さが分ってきたわ ふふふ 大きいしタフだし」
「おいおい 大きくてタフなのは一番大事だけど
相手と気が合わないと駄目だし 相手の女性もSEXだけ求めるとか
私のお金を目当てにしている人とは駄目だね」
「そうね 優しさとか相手を思う気持ちがないと駄目ね
ふふふ 神山さんをもっと好きになったわ」
カトリアーナは神山に抱きついてキスをしてきた それを見た由紀枝が
「わぁ~ ずるいよ~ 私 神山さんの隣りにすわるわ もう」
結局 神山の横にはカトリアーナと由紀枝が座り祐子は正面に座った
食事が進み神山はそろそろネギトロ巻きが欲しくなり赤いボタンを押すと
女将が直ぐに来て
「ネギトロ巻きですか」
「そう ネギトロ巻きと とろの握りをください」
「何人前にしますか」
「う~ん ネギトロ巻きは6本とトロの握りは4人前でお願いします」
「はい 畏まりました 少し待ってね
しかし ここにいるお嬢さん達 羨ましいね
あの大きいのにお世話になっているんでしょ いいわ~」
「おいおい 女将 お世話になっているのは僕だよ」
みんなが大笑いして女将は襖を閉めていった
カトリアーナの携帯電話が鳴り話し終わると神山に
「神山さん 今日は4時までしか一緒にいられないわ」
「どうしたの 何かあったの」
「ええ 4時から団体のインストラクターをするの 急に決まったのよ」
「良かったじゃないか まあ休みだけど
カトリアーナを必要としているんだから それで夕食は?」
「ええ そこの団体さんと一緒の食事で 終ったら講習会があるの
ほんと 急にいやね でも5万円だから引き受けたわ」
「ほう凄いね そうか~ でも夜は大丈夫ですか?」
カトリアーナはニコニコして
「ええ 大丈夫よ またいっていい?」
神山は祐子を見るとニコニコして頷くので
「うん 祐子と待っているよ 昨夜のようにラウンジにいるよ
スケジュールが決まったら僕の携帯に電話をしてね」
「は~い 分りました」
カトリアーナは神山にキスをした
由紀枝が
「もう カトリアーナはそうやってすぐにキスをするんだから もう」
皆で大笑いしていると襖が開き女将が
ネギトロ巻きやトロを持って来てくれて
「このえんがわはサービスだよ どうぞ食べてね
今も厨房と話していたんだけどね 若さでは負けるけど
テクニックでは絶対に負けないって みんなで大笑いしていたとこよ」
みんなで大笑いをした
「そのうち機会があったらあったらお願いしますね 由紀枝も参考になるし」
「もう 私も勉強をしているのよ 大きくする秘訣を」
またみんなで大笑いした
食事が終ると祐子がお茶を準備して皆に配るとカトリアーナが
「美味しかった 新鮮でよかったわ
いいわね由紀枝さん いつも来れるでしょ」
「いいえ 神山さんと一緒の時しか来ないもん ね~神山さん」
そう言うと神山に熱いキスをした
「由紀枝さんもそうやってキスをしている もうずるいわ」
またみんなで大笑いをした
神山は時計を見ると2時を廻っていたので祐子に
「30分寝かしてくれ お願いしますよ 絶対に起こさないでね
おちんちんを悪戯したら罰金だからね わかった?」
3人の女の子は声を揃えて
「は~い 分りました」
神山は奥の襖を開けると布団に横になった
襖を閉めると3人は思い出話や神山の女の事で盛りあがった
暫くすると由紀枝が祐子とカトリアーナに
「私 もう帰るね 車だし 神山さんにご馳走様って言ってね」
「は~い 分りました じゃあまた会いましょうね」
「ええ ご馳走様でした どうもありがとう」
由紀枝が二人に挨拶をして部屋を出て行くと祐子が時計を見て
「そろそろ30分経つから起こすわ」
祐子は襖を開けて神山を揺り起こすと
「ふぁ~ よく寝たありがとう」
「あの 神山さん由紀枝さんが帰りましたよ 車だからって」
「うん そうだね ありがとう さあ ではホテルに戻ろうか」
3人は帰り仕度をして部屋を出ると神山が女将にお会計を伝えると
「今日は2万円だけど 悪いね」
「いいですよ 美味しかったし良く寝られたよ ありがとう」
神山は2万円を払うと大将と女将に挨拶をして店を後にした
「さあ 来た道ではなく小田原経由で帰るよ」
神山は御殿場ICで東名に入るとスピードを上げ大井松田ICに
直ぐに着いた 国道を南下し小田原厚木道路を抜け熱海の手前を
右折してホテルに戻った
ホテルの駐車場でカトリアーナが
「ねえ 神山さん 今夜早く会いに行きますね」
そう言いキスをすると手を振って部屋に戻っていった
神山は祐子と手を繋いで部屋に戻ると
「さあ 夕食まで充分時間があるからプールに行こうよ」
「ええ いきましょう」
神山は昨日穿いたトランクスではなく競泳用の水着を穿いた
祐子ももう一組の水着を着るとバスタオルを羽織ってプールに行った
「ねえ 昨日のスライダーに行こうよ」
「ふふふ いいわよ」
二人は手を繋いで階段を上ると順番を待った
ボートが機械で上がってくると祐子を前に乗せ神山は後ろに座った
スタートすると神山は祐子のお尻にピッタリと下半身を着けると祐子は
「キャ~ なに考えてキャ~ もう キャ~ キャァ~」
チューブの曲がり角では完全に横向きになり祐子は叫んでいた
目の前が開けると今日は晴れているので海が綺麗で紺碧の世界に
吸い込まれるように滑り落ちた
ボートから降りプールから上がると祐子は
「もう 何していたの おちんちんを付けて来て」
「ほら重心が1箇所の方がぶれなくて済むから なるべく一体化したんだよ」
「分るけど 最初に言ってよ でもスタートするとおちんちんより
怖さが先で感じる暇がなかったわ」
祐子は一人で滑り降りるスライダーに挑戦といい神山と階段を登った
このスライダーは完全にチューブの中だけをすべり最後の出口で
開放されプールに滑り落ちるようになっている
最初に神山が滑るとこれは曲がり角の連続でストレートが無く
常に左右どちらかの横壁を滑り 目の前が開けると
プールの水面が目に飛び込み滑り落ちた
祐子も同じ様に滑り落ちてきたが 着水が上手にいかなかったので
トップがずれあがり直しながら神山の傍に来た
「わぁ~ 良かった 外れなくて」
「うん ショーツは大丈夫ですか?」
祐子は確認すると毛がはみ出ていて急いで直した
「このチューブよりボートの方が楽しいわね ずれないし」
祐子の希望でもう一度ボートのスライダーを乗る事になり階段を登った
順番が来ると神山が先に座り祐子は後ろに乗るとボートが滑り出した
神山は頭を祐子の下半身に乗せるとボートは早く進み祐子はキャ~キャ~と
叫び声をあげて最後のストレートに来た時は今までより早く入ったので
落ちるスピードも速く 着水した時の水しぶきが高くまで上がり派手な
着水だった
「わぁ~怖かったわ スピードが速くて」
「僕は祐子のおっぱいと顔を見ていたよ おっぱいの動きが楽しかったな」
「もう 私が怖い思いをしているのに
私のおっぱいを見て楽しむなんて 信じられないわ」
二人はガーデンチェアに座ると神山が缶ビールを買い二人で呑んだ
この時間になると小学生がいる家族連れは殆どいないが若いカップルが
楽しんでいた
神山は空いている遊戯場所に祐子をつれていくと
「わぁ~ 高いわね」
「でも昨日の高飛び込みと同じ高さだよ」
神山が連れて行ったのはターザンで上からロープが垂れていて
掴むところにはロープにこぶしが作ってある簡単な遊びだった
神山は補助ロープを引いてこぶしを掴むと勢いよく飛び出し
綺麗な円弧を描きロープから手を離すとクルッと一回転し着水した
神山が祐子においでと合図すると祐子も同じ様に補助ロープを
引いてロープのこぶしを握りスタート台から出た
早く手を離し 足から入水し水しぶきが高く舞い上がった
祐子が神山の方に泳いでくると
「わぁ~ 大変よ 水着が食い込んだ~ 痛かったよ~」
「でも 足から綺麗に着水したよ 大事なところを打ったの」
「ええ なんかそうみたいよ わぁ~」
神山は潜り祐子の股のところを見てあげると確かに水着が秘所に
食い込んでいていたので少し下に降ろしてあげると祐子が
神山の頭を叩いた
「わぁ~ 何するの 直してあげたのに」
「もう 大丈夫よ そんなに下げなくても それこそ脱げちゃうわ もう」
「そうか ごめんごめん で大丈夫?」
「ええ 大丈夫よ」
二人はプールの縁まで泳ぐと神山が
「ねえ そろそろ上がろうか」
「ええ そうしましょうか」
神山と祐子は手を繋いで室内プールに行くとカトリアーナが
団体客のスイミングスクールで教えていた
カトリアーナが神山と祐子に気がつくと手を振ったので神山達も手を振った
「おじさん連中だからカトリアーナの容姿にいかれているね」
「そうね ほら後ろで泳いでいる人 あの人カトリアーナばかり見ているわ」
「そうだね こんな感じだとカトリアーナもやり易いだろうね」
「そうよ 少しセクシーな格好をすればいちころね」
「あんまり見ているとカトリアーナに悪いから出ようよ」
「そうね ねえあの水着は昨日買った水着でしょ」
「うん 似合っているよね」
「でも 泳いだ時にトップがずれないかしら」
「まあ ずれても外れなければ大丈夫だよ もう大人なんだし」
「そうね いきましょうか」
神山達はロッカールームでシャワーを浴びて祐子と部屋に戻った
「ねえ 水着を貸して 洗濯しておくわ」
「うん ありがとう」
神山は水着を祐子に渡すと部屋着姿の祐子に後ろから抱きかかえて
乳房を揉みだした
「駄目よ 我慢して これが終るまで」
神山はソファーで寛ぐと冷蔵庫から缶ビールを出して呑み
タバコを吹かしていると祐子は自分の水着も洗濯を始めた
神山はベッドに横になると寝てしまった
祐子は洗濯が終わり水着を浴室に干し乾燥機をかけた
部屋に戻ると神山が寝ているで祐子も隣りに寄り添って寝た
1時間ほどすると神山が目を覚まし祐子を起こした
「ごめんごめん 寝てしまったよ」
「ふふふ いいわよ 私も寝ていたから」
「うん 寝られる時には寝るが一番さ」
「そうね ゆっくり出来る時は体を休めないとね」
「うん 明日は朝早いからね 8時30分にはここを出たいな」
「そうしたらレンタカーはどうするの」
「う~ん 明日帰そうと思ったけど今帰してくるか」
「ええ そのほうが楽でしょ」
「わかった じゃあ行ってくるよ 一緒にいく?」
「ううん待っているわ」
「じゃ行って来ます」
神山は部屋を出ると駐車場のフェアレディーZに乗ると熱海の
レンタカー営業所に向った
レンタカーを返すと宝くじ売場によっておばさんに挨拶をすると
「ここはこの間も大当たりだよ たしかあなただったよね」
「ええ ありがとうございます」
神山は試しにスクラッチを5枚買うと全て5万円で運が付いていると思った
「おばさん ありがとうございます 今日はこれで止めておくよ」
神山は自分の車をホテルの地下駐車場から出すと祐子の待つ
ホテルまで急いで帰った
部屋に戻ると祐子がそろそろ夕食だからレストランにいこうと言うので
神山は部屋着に着替えレストランに行った
昨日と同じテーブルに案内され夕食を堪能した 食後神山達は
一旦部屋に戻り普段着に着替えるとラウンジでカトリアーナの
電話を待った
22時を過ぎた頃にカトリアーナから電話があり
講習会が遅くなった事のお詫びがあった
「それでこれから着替えて直ぐに行きます」
「はい 待っているよ
祐子 カトリアーナは 今終ったんだって 大変だね」
「凄いわね だって4時からでしょ まあ一日働いた事になるわね」
「でもよく頑張るね」
「ええ 頑張り屋さんね ふふふ」
神山と祐子はカクテルをお代わりしているとカトリアーナがニコニコして
「ごめんなさい 遅くなりました」
「お疲れ様でした よく頑張るね」
「ええ 講習会はもっと早く終る予定だったのよ
でも分らない人が多くてそれで遅くなったの ごめんなさい」
「いいよ お仕事優先さ ところでおじ様達はどうだった」
「ふふふ 簡単だったのよ プールの中では
でも食事の時にビールや日本酒を呑んでいるもんだから
講義を聴く状態じゃなかったわ ほんと厭らしいわね」
「例えば」
「ええ 講義に関係ない質問が多くてね 例えば女性がワンピースの
水着を着ている時におしっこをする場合どうするんだとか
ビキニのショーツを穿いていて脱げた時はどうするんだとか
ほんと低次元の話で嫌になったわ でもお金でしょ
だから我慢して話をしたわよ」
「辛いよな でもそれが現実だよ お金を払う方が強い
貰う方はどうしても我慢が必要になるね」
「そうね でも 暗いHな人は嫌だな Hでも爽やかで明るければいいね
同じHな内容でも 印象が全然違うと思うんだ」
「うん 僕もそう思うよ」
3人はカクテルを呑んでいると昨夜のバンドが映画音楽のバラードの
演奏を始めると神山は祐子を誘って踊りだした
神山は両手を祐子の腰に巻き祐子は神山の頭の後ろで手を組んだ
綺麗なステップで踊る二人に廻りの人も踊りを遠慮をして見る人もいた
決して派手なステップでは無いが祐子を上手にリードをしていた
曲が終わりに近づくと神山は祐子に
「投げるよ 落ち着いて」
そう言うと祐子を斜め上に投げると祐子は落ち着いて神山の両手の中に
綺麗に落ちると廻りから拍手が沸いた
席に戻るとカトリアーナがニコニコして拍手で迎えた
「わぁ~ 素敵よ 映画を見ているみたい ねえ今度は私よ」
カトリアーナは神山の手を引いて真中に行くと祐子と同じポーズで踊った
神山と顔を近づけるとカトリアーナは少し上を向いて神山とキスをした
そのままステップをしていると曲が終わりに近づいたので
神山はカトリアーナに目で合図をすると祐子と同じ様に投げ
綺麗に上がって一回転して神山に抱かれた
今度は先程より多くの拍手が沸いた
祐子は神山とカトリアーナを拍手で迎えると
「カトリアーナ 綺麗だったわ スカートが広がって素敵だったわ」
「ありがとうございます 神山さんのお陰よ ふふふ
もう決めていたの 投げられたら回転しようって」
「そうか 手を離す時 普通は両手に同じ様に重さを感じるんだよ
でも今は右手に重さが増したのであれって感じで力を入れたんだ」
「ふふふ ごめんなさいね」
3人で楽しく話していると5人組の男が神山達にテーブルに来て
「やあ先生 どうですか ひとつ踊って貰えませんか」
カトリアーナははっきりと
「今は 先生じゃなくて 一人の女性よ あなたは嫌です 踊りません」
それでもしつこく言い寄りカトリアーナは神山の後ろに隠れた
「もう 辞めたらどうですか 彼女も嫌がっているし」
「ふん 少しもてるからって 生意気な事を言うんじゃねえよ」
「嫌がっているのを助けているだけですよ 悪いのはそちらでしょ」
「うるせえ~」
神山は男の顔を見て思い出した
室内プールでカトリアーナを舐めるような目付きで見ていた男だと
「おい 早くその女をこちらに貸してくれよ」
「いやだと言って脅えているんだ 辞めてくれ しつこいぞ」
「おい なめるなよ ちょとこい」
神山はカトリアーナと祐子にここにいるように言い
5人の後についてラウンジを出ると若いのが神山に殴りかかってきた
神山は体を反らし避けると後ろの男が殴ってきたので後ろけりで
急所を蹴り上げると転げまわって喚いた
横の二人が交互に殴ってきたので半身で避けて一人を捕まえ
もう一人にその男を殴らせた
神山は正面の男が顔面を狙って来たので腰を下げ半身で避けると
腕を掴み投げ飛ばした
最後になった右側の男が神山の顔を狙って来たので同じ様に
投げ飛ばした
「さあ これでも彼女を連れて行くかね」
「どうも済みませんでした このとうりです」
男は神山に土下座をして謝った
その時最初に後ろけりを入れられた男がナイフをだし
両手で握ると神山の後ろからお腹を狙い突っ込んできた
神山は咄嗟に避け足で払うと自分から転んで自分の足にナイフを刺した
「おい どうなっているんだ 親方が謝っているのに後ろからナイフとは
尋常じゃないな」
神山はそう言うとナイフの男の両肩を脱臼させ他のちんぴらに
「お前達もああしようか えっ」
土下座をしていた男が立ち上がって神山を殴ろうとしたので
前蹴りで男の顎を思い切り蹴り上げた
男はその場に転がり口から鮮血を流した
神山は早速ジョン ブラームスに電話をして
事情を説明すると直ぐにCCAが行くので待つように言われた
「おい 男 名前を教えろ」
男は体を震わせながら小さい声で
「麻生太郎と言います」
「会社は 何処だ」
「ええ 大竹組です 済みませんでした 会社には内緒に」
「何処の部署だ それとこの若い4人は」
「ええ 小田原支社の支社長で この4人は私の部下です」
神山がなかなか帰ってこないので祐子とカトリアーナがラウンジから
出てくると神山が無事だったのでカトリアーナと祐子は泣き出して
神山に抱きついて来た
ラウンジで神山の傍に座っていた若いカップルも見に来て神山を見ると
「良かったですね お怪我はありませんか 私は医者ですから
直ぐに見ることが出来ますよ」
神山は一人一人の状況を説明をすると
その医者は全員の応急処置をして神山に
「あの投げ飛ばされた2人は気絶をしています あと足にナイフを
刺している男は止血をしました 脱臼は後にします 最後にこの男ですが
前歯を折ってその出血ですが自分のハンカチで済むでしょう」
話していると8人のCCAがやってきて神山に挨拶をすると
経緯と各人の証言を聞いた
一通り聞き終わるとリーダーが神山に
「どうしますか 警察に引き渡しますか」
「そちらだと どう処理をされますか」
「ええ 日本人ですから 一応暴力事件のリストには載せますが
その後は警察に引き渡します」
「分りました お任せします 遅い時間にありがとうございます」
「いえ 先日も神山様が暴力団を捕まえた事はもうみな知っていますよ
ですから今夜は8人で来ました」
神山は頭をかきながら
「まあそちらで有名になると困りますがね」
「どうですか 今度 私たちのところで技を見せて頂けませんか」
「いやいや お見せするほどの事はしていないですよ
あの二人にしても 僕が投げただけですよ チョンとね」
リーダーと神山は笑って握手をして別れた
近くにいた医者も神山に
「本当にお強いのですね 知っていますよ ぐらんぱる公園で
指名手配犯を投げ飛ばしたんでしょ 記憶していますよ」
「いや たまたまですよ でもご迷惑をお掛けしました
助かりましたよ ありがとうございます
折角の楽しい時間を割いて頂いて」
神山は女性にも丁寧にお辞儀をして挨拶をした
「さあ祐子 カトリアーナ 呑みなおしだ」
そう言うと若い医者のカップルと一緒にラウンジに戻ると
神山のテーブルにラウンジの総責任者が挨拶に来て
「神山様 お怪我は無かったですか ありがとうございます」
「うん 大丈夫だよ 今 警察じゃないけど連れて行かれましたよ」
「良かったですよ 実はここは共同建設で大竹組も入っていまして
あの小田原支社長が少し厄介者だったんですよ 助かりました
これで少しは静かになります」
そう言うと総支配人は神山に茶封筒を手渡そうとしたが神山は
「ありがとうございます でも私じゃなくて 隣りのお医者さんに
渡して下さいよ 色々と助けて頂きましたしご迷惑もお掛けしましたから」
神山は丁重に断ったがどうしても受け取って欲しいというので
「分りました ありがとうございます」
そう言って受け取った
総支配人が戻ると神山は若いカップルにカクテルをご馳走した
若い医者は神山に名刺をだして
「お困りの時にはお電話を下さい 優先的に診させて頂きますよ」
神山はお辞儀をして名刺を見ると
【御殿場 総合病院 副院長 金山 大介】
神山は名刺をうちポケットに入れると祐子とカトリアーナに
「さあ カクテルを呑もうよ」
神山は二人に言うとニコニコしてカトリアーナが
「もう一度踊って お願い」
セクシーな顔で迫られた神山は立ち上がってカトリアーナを抱くと
先程より早いステップで踊りカトリアーナを上手にリードした
周りで踊っているカップル達は場所を空け踊ったり席に戻ったりした
曲の最後になると神山はカトリアーナの目を見ると頷いて
先程より高く上げるとカトリアーナは二回転して神山に抱きかかえられた
最後に神山はカトリアーナとキスをして足を回転させカトリアーナも
足をそろえるとスカートが美しく波を打って舞った
曲が完全に終ると二人に凄い拍手が浴びせられた
席に戻ると祐子が神山とカトリアーナにキスをして
「素晴らしく美しかったわ カトリアーナ素敵だったわ」
隣りの医者からも拍手で迎えられて
「素晴らしく綺麗でしたよ 最高の夜です ありがとうございます」
3人がカクテルを呑んでいると演奏が終わりバンドが引き上げていった
神山達3人もラウンジを出て部屋に戻る時にカトリアーナが
「ねえ 今夜も一緒でいい?」
神山は祐子を見ると頷くので
「いいよ でもホテルには内緒だよ」
「うん 分っているよ 嬉しいな~」
部屋に戻ると祐子とカトリアーナは積極的になり
神山が降参するまでSEXをした
.