6月6日 土曜日 曇り
「ねえ あなたきもちいいわ うっ~ うっ~」
「よし もっとよくしてあげるよ」
神山は下から肉棒を突き上げ腰を早く動かすと髪を乱し祐子が
「あっ きて いきそうよ ね だして」
祐子の膣がきゅんと狭まりぬめり気のある体液が亀頭を包むと
「うっ でるぞ」
「ぎゃあぁ~ うぐぅ~ あっ~ あっ あっ」
二人は一緒に昇天してしまった
祐子は力なく神山の上にかぶさりキスをして
「ありがとう 朝から 嬉しいわ」
神山は昨日の夜は祐子と2回交わり早めに寝たが今朝は祐子に起こされて
早速SEXをおねだりされた
ゲストルームでは洋子と桃子はまだ寝ていた
洋子は昨夜の生理で神山に申し訳ないと思い早めにこちらの部屋に
来たがなかなか寝付かれなかった
桃子も神山のおちんちんが入っているようでタンポンを入れると
神山が入っている感じで寝付くのが遅かった
「さあ 祐子シャワーを浴びようよ」
二人は手を繋いで浴室に行くと熱いシャワーで体をシャッキとさせ
祐子はスパッツにノースリーブのブラウスを着て神山にキスをして
キッチンに行った
神山もトランクスにTシャツで下に降りると祐子が
「今日は会社ですか」
「う~ん あるんだけどさ 桃子の部屋もあるし悩んでいるよ」
「神山さんて 優しいのね ふふふ
そうしたら 私たち3人で探すわ どうかしら」
「うん 構わないけど 細かい所は僕が見たほうがいいと思うよ
祐子たちを信じていない訳では無いよ 造りとかは僕の専門だからさ」
「そうなんですか 知らなかった ごめんなさい」
「いや いいよ話をしいない僕が悪いんだから」
神山は冷蔵庫からビールを出してスタジオのソファーに座ると祐子が
「朝食はどうしますか 作りましょうか」
「う~ん 祐子は食べるか」
「ええ あなたが食べれば頂きますよ」
「そうしたら 先に食べて起きて来たら又作ればいいか」
「ええ 簡単な朝食ですから 直ぐに出来ますよ」
「うん ではお願いしますね それから 今朝はダイニングで食べよう」
祐子は頷きキッチンに戻り手際よく調理して神山をダイニングに呼んだ
「では いただきま~す ふふふ」
「うん 頂きます」
神山と祐子は顔を見ながら朝食を食べた
この日も焼き魚と目玉焼きや大根おろしなど和風の朝食だった
二人が食べ終わりお茶を飲んでいると洋子と桃子の階段を下りてくる
音が聞こえたので神山が大きな声で
「おはよう 今 そこにいくよ」
神山は祐子と一緒にスタジオに行くと二人は
「ごめんなさい 寝坊をして ねえあなた 私帰っていい
先月ほど酷くは無いけど やはり少し痛むの」
「うん そうしたら月曜日の事は明日でもいいし連絡を下さいよ」
「ええ ごめんなさい 本当に」
「神山さん 私も可笑しいの なんか今までと違うの だから帰ります
本当によくして頂いたのにごめんなさい」
「うん でも桃子は明日会社だよね 由貴に連絡を入れておいた方がいいね」
「ええ 先輩に電話します ごめんなさい お部屋を探すつもりだったのに」
「まあ 体調管理が先だよ ねっ
そうしたら 食事をして帰ればいいじゃないか」
「そうしたいけど 辛いし帰ります」
「うん 分った 着替えが済んだら送ってあげるよ」
洋子と桃子は2階のゲストルームに戻り着替えを済ませてスタジオにきた
神山は祐子も誘いガレージから赤いポルシェを出して3人を乗せると
まず洋子の家の傍で洋子をおろし千駄ヶ谷に向かい桃子のマンションで
桃子を降ろす時に神山は100万円を出して
「桃子 これは困った時に使いなさい 遊ぶお金じゃないよ
さあ 誕生日のプレゼントだよ」
「でも、、、」
「いいんだよ 今度部屋を探す時に必要になるから」
「そうよ 頂いておきなさいよ」
桃子は祐子に言われて
「分りました ありがとうございます」
「うん では」
神山は千駄ヶ谷を離れると祐子に
「桃子は大学時代にちゃんと貯金をしているだろうけど
自由に使えないからね だから少しでも役に立てたらいいなと思ったんだ」
「ふふふ あなたって 本当に優しいのね 嬉しいわ」
「さあ 一回スタジオに戻ってそれから考えよう」
二人は赤坂のスタジオに戻ると神山は事務所に入り
FAXや留守電を確認し終わると 久しぶりにPCで
車を探してみるとBMWが目に付いた
仕様をみると排気量5.7Lと大きくエンジンもV12気筒とポルシェの
6気筒と大きく違った
ポルシェ911ターボの馬力が408psに対しBMWアルピナB12は
416psと少し上回る
出力についても911が54.0kg・mに対しB12は
58.1kg・mと少し上回っていた
神山は金額がポルシェの2倍近い金額だったが大人しい感じのB12に
ほれ込み実際に見てみたかった
神山は2階の主賓室にいきバッグに現金を入れるとスタジオに戻り
「祐子 お~い」
祐子を呼ぶと2階のゲストルームから出てきて下に来た
「はい なにか?」
祐子はスパッツにTシャツで掃除をしていた
「掃除は終った?」
「ええ 今 洗濯物を纏めていたんです でも今日は曇っているので
考えていたんですよ」
「うん 出かけるから一緒に来なさい」
「は~い 分りました そうしたらブラウスに着替えますね」
神山は頷くとソファーに座ってタバコを吹かした
「お待たせしました」
「うん まあ祐子は楽しくないかも知れないけど 付き合ってくれ」
「ふふふ 一緒にいられるだけで嬉しいわ」
神山はガレージから赤いポルシェをだすと祐子を乗せて10分位の
場所にあるBMWのお店に行った
ショールームにはピカピカの新車が展示され神山はその中に
アルピナB12が展示されているのを発見した
車内を覗いてみるとポルシェに比べ大人しいコックピットだが
住居性がこちらの方が上回っているように感じた
神山が真剣に見ていると祐子が
「ねえ 神山さん この車を買うの?」
「うん そう思っている」
「わぁ~ 凄いわ だって3130万円よ 税抜きで、、、」
そこに女性の販売員が神山に近寄って来て
「いらっしゃいませ いい車をお選びですね」
「ええ」
「このアルピナは東京ではこの1台しか置いてないんですよ
これから徐々に輸入されますが」
神山はドアを開けてコックピットに座ると人間工学を考え配置された
ハンドルやレバーに感心した
後部座席も911に比べると多少天井が高く窮屈感がなく気に入った
車体色も綺麗なブルーでこれで希望の3色が揃う事になると思った
神山は女性の販売員に購入を伝えると早速カウンターで
書類の制作をして印鑑を押した
神山は税金など含めて3300万円を現金で支払うと男性社員も手伝い
現金を確認すると店長が出てきて
「ありがとうございます 早速ですが納車は9日の午前中で宜しいですか」
「ええ お願いしますね」
神山と祐子はお店を出ると神山は
「ねえ 祐子 お昼は中華にしようか」
「ええ 好きですよ うれしいわ」
神山はそのまま渋谷のシブヤ ハイアット ホテル 地下食堂街に行った
中華料理店に入ると店内は土曜日とあって若いカップルや家族連れが
多く見られた
神山は生ビールと単品の料理を数種類注文すると祐子が
「ふふふ 神山さんと最初に来たお店がここよ 覚えている?」
「うん 勿論さ それでその夜に儀式をしたんだよ」
祐子は顔を赤くして
「もう いいのその話は これもその時に買ってもらったの」
祐子は左手のロレックスを神山に見せていった
「そうか もう1週間も経つんだね 早いね」
「ねえ 私って変った?」
「うん なんて言うか大人になったって そんな感じだね」
「わぁ~嬉しいわ ありがとうございます」
「でも背伸びをしなくていいよ 今のままで充分だからね」
「は~い 分りました」
二人は運ばれた料理を食べると祐子が招輿酒を呑みたいと言うので
注文すると祐子が
「大丈夫ですか? 車なのに」
「うん 大丈夫だよ 少ししか呑まないから」
祐子は神山の顔を見ながら良く箸が動いた
「祐子 最後にラーメンを食べようか」
「ふふふ この間と同じですね お願いします」
神山はラーメンを頼むと祐子に
「よく覚えているね 感心するよ」
「私の癖なんですよ だから語学も癖なんです 勿論 勉強はしましたよ」
「いいね 僕には出来ないな」
神山と祐子は運ばれたラーメンを小さな器に分けて食べた
食べ終わり清算すると神山が
「祐子 これから熱海に行こうか プールが付いているホテルに」
「えっ 本当ですか 嬉しいわ」
「そうしたら この先にスポーツショップがあったからそこで
水着を買おうよ」
「わぁ~嬉しいわ お願いします」
神山と祐子は手を繋いで祐子が時々神山の顔を見ながらニコニコして
そのスポーツショップに行った
店内には今年の流行水着が所狭しと飾られていて神山は感心した
場所柄若い女性水着が豊富で輸入水着も飾ってあった
神山はホテルプールなので派出な水着を勧めたが
「わぁ~ 駄目よ こんな小さいとおっぱいが出ちゃう
それにショーツもこれだと毛を処理しないとはみ出すわ 駄目です」
神山は仕方無しにもう少し露出を抑えたものを薦め祐子も納得した
自分の水着を買うのにトランクスと競泳用を探していると
「ふふふ この競泳用のほうがいいわ 格好がいいもん」
そう言われ神山はトランクスと競泳用の2着買い祐子も
少し露出度がある水着と2着を買った
あとバスタオルや小物を入れられるおしゃれなバッグも買った
さすがに輸入水着は高く5万円もした
神山は現金で15万円を支払うとショップを後にした
ブティック「モテリコ」の前に来た時に祐子が
「ねえ ボストンバッグが欲しいな」
「うん いいよ」
神山と祐子が店内に入ると祐子は40万円のボストンバッグを選び
「私 これがいいわ どう」
神山は由紀枝と同じバッグだったが
「うん そうしたら僕も買うよ 今のが少し小さいからね
ひと回り大きいのを探すよ」
神山は現在持っているビトロのボストンよりひと回り大きいバッグを探した
デザインが祐子のボストンと同じでサイズが大きいので50万円した
店長にバッグを持っていくと
「神山様 いらっしゃいませ いつもありがとうございます」
「このバッグをお願いします 現金で」
店長は電卓で計算すると
「こちら大きいほうが50万円が35万円 こちらが40万円が30万円で
如何でしょうか」
神山は頷き現金で65万円を支払い祐子に
「他に買う物は無いかな」
「ええ 何もないわ 充分よ」
神山と祐子は店長に挨拶をして店を出ると駐車場に行き
赤いポルシェに祐子を乗せ赤坂のスタジオに向った
「祐子 素敵な水着が見つかって良かったね」
「ええ 日本のはどうしてもサイズが合わないのよ
持っている水着は日本製なのね だけどなんか合わないわバストもヒップも」
「祐子や桃子 由貴のように日本人離れした体格だと難しいのかな」
「ええ カットが微妙に違うのね でもよかったわ
戻ったら早速試着をしてみますね ふふふ」
話していると赤坂のスタジオに着き玄関で祐子を降ろして
赤いポルシェをガレージに仕舞った
スタジオに入ると祐子は早速スパッツを脱ぎショーツを穿いた
「ねっ 大丈夫でしょ でも随分とセクシーね ふふふ」
祐子はブラウスを脱ぎブラジャーを外し水着のトップを着けると
形のいいバストが現れた
「おお ブラジャーよりセクシーだね よかったね」
「うん ありがとうございます」
祐子はもう一着のセクシーな水着を着けたが下の毛が少しはみ出して
「わぁ~ 出ちゃった 参ったな~」
「祐子 剃ってあげるよ」
「いいです もう 神山さんだと全部剃られそうだから」
「うん 一回剃ってごらん 見たいな」
「ば~か なに考えているの もう Hなんだから」
祐子は直ぐに自分の部屋に入って鍵を閉め閉じこもった
神山は月曜日の朝帰って来るつもりで新しく買ったボストンに
着替えや水着など入れて準備をした
祐子がわざわざ2階の主賓室まで駆け上がって来て
「どう はみ出ていないでしょ」
そう言うとソファーに座り両足をV字型にして股を神山に見せた
「うん 大丈夫だよ でもプールでそんな格好するか」
「好きでしないわ 転んだ時なんか体を心配して無警戒になるでしょ」
「うん なるほど わかったからもう辞めてくれるかな」
祐子は神山の下半身が反応しているのを見て更に足を広げた
「ねえ これは大丈夫ですか?」
「うん 大丈夫だよ」
そう言うと神山は後ろを向いてバッグを持って
「さあ いくぞ もう」
「ふふふ 大きいまんま行くの」
神山は振り返ると祐子を抱きしめてショーツを下ろし足からとると
ライターで燃やそうとした
「わぁ~ごめんなさい もうしないわ ごめんなさい やめてねえ」
神山はショーツを祐子に返すと
「ほら 早く仕度をしなさい」
祐子は泣きそうな顔で神山の胸に顔を埋めて何回も謝った
「祐子 祐子のセクシーな格好を見れば大きくなるのは当たり前だよ
だからと言って 遊んでは駄目だよ いいね」
「うん ごめんなさい あなたが喜ぶと思ったの ごめんなさい」
「うん 嬉しいよ 凄くうれしいよ でもギリギリでOUTだね
最初のポースだけなら納得はするよ でも素晴らしかったよ
さあ もう泣かないで ねっ」
祐子は神山を喜ばそうとする気持ちが強すぎて神山を精神的に
遊んだと反省をした
「さあ 祐子 ほら顔を見せてごらん」
祐子は作り笑顔で神山にあっかんべーをして二人で笑った
「そうしたらホテルに連絡をするから 下にいこう」
二人は手を繋いでスタジオに下りると祐子は自分の部屋に入り
仕度を始め 神山はホテルに電話をしてTJカードの番号を告げた
「神山様ありがとうございます お部屋は空いておりますが何泊されますか」
「ええ 今夜と明日の晩で2泊です」
「はい 畏まりました それで何人様でしょうか」
「ええ 2名です」
神山は到着時間や夕食時間を決めると電話を切った
「お待たせしました~ 遅くなりました」
祐子はモテリコの可愛らしいワンピース姿で神山の前に現れた
「祐子 スパッツはどうしたの」
「ここに入ってるよ ちゃんとふふふ」
祐子は買って貰ったモテリコのボストンバッグを叩いて言った
神山は部屋を見渡して玄関を出た
ガレージからフェアレディーZを出すと祐子を乗せた
玄関を出ると渋谷ICで首都高に乗るとスピードを上げた
「ねえ なぜ赤いポルシェじゃないの?」
「うん 最近乗っていないからさ 可哀相だろ」
「ふ~ん 神山さんて 女だけじゃなくて車にも優しいんだ」
「まあ 悪人以外は優しいよ」
フェアレディーZが東名高速に入るとますますスピードを上げた
祐子は慣れて来たのか鼻歌が出るようになり明るい祐子に戻った
神山も知っている曲だったので一緒に歌うと祐子は歓んではもった
小田原厚木道路に入ると少し雨が降ってきた
「いやね~ 雨だと本当に」
「大丈夫だよ 屋内プールもあるし」
「でもね 折角の水着が可哀相よ 焼かれる寸前のショーツちゃんが」
「そうか 晴れている方が歓ぶか ショーツちゃんは」
「もちろんよ でもいいわ 水の中にはいってあげるから ふふふ」
話していると国道に出たので神山はガソリンスタンドでハイオクを
満タンにして熱海に向った
熱海駅で折り返して伊豆山に向い高度を稼ぎ高台に着くと
目の前にホテルがあった
神山は車付けで祐子を降ろすと自分で駐車場に車を入れた
傘を差して玄関を入りフロントでTJカードを見せると
「神山様 お待ちしておりました こちらのカードにご住所と
お名前だけご記入ください」
神山が記入するとポーターが二人の荷物をカーゴで運び部屋まで
案内してくれた
最上階の部屋で相模湾が一望できる素晴らしい部屋だった
ここ熱海伊豆山 ホテル スキエはプール付きホテルで相模湾の
眺望が素晴らしくよくスイートルームの作りも贅沢で南の窓際は
幅の有る階段式フロアに設計され
部屋の入り口からでも海が見えるようになっていた
まるで競技場の観覧席から海を見ているようだった
「わぁ~ 凄いわ 素敵なお部屋ね」
「うん 今朝インターネットで調べたら今年の春オープンって
書いてあったから 色々とみたら今まで経験した事の無い部屋の
写真が載っていたから決めたんだ
勿論 祐子が歓ぶと思ってさ」
「そうね いいわよ ありがとう ふふふ」
祐子が南側のガラス戸を空けてバルコニーに出たかったが
「わぁ~ 雨で出られないわ でも見て 下になんかドームが
少し見えたの ほら あそこよ」
神山も雨に濡れないところまでいくと確かにドーム屋根が見えた
「あれがきっと屋内プールだよ 遊戯施設もあるし
ほら滑り台に水が流れているのあるでしょ あれもあったよ」
「へぇ~ じゃあ遊ぶ時は気を付けないといけないわね
よその人にお見せしないように」
祐子は真剣に言っているので可笑しくなって
「そうしたら 最初から僕のトランクスを穿けば心配ないでしょ」
神山は自分で言って笑ってしまうと祐子も笑い出して
「最初から 遊ばなければ良いのよ ねえ」
「ねえ それはそれとして この部屋幾らだと思う」
「う~ん そうね 5万円」
「じゃあ~ん はずれ 一人10万円」
「わぁ~ なにそれ ほんと 凄い高い」
「まあ これだけ部屋がいいとその位とるね でも少し高いかな
祐子 夕食までまだ時間がたっぷりあるからプールで遊ぼうか」
「ええ そうしましょう」
二人は水着に着替え専用エレベーターでプールに行った
最初はドーム型屋根の室内プールで遊んでいたが雨にもかかわらず
外で遊んでいる家族連れをみると祐子も
「ねえ いこうよ あのスライダーで遊ぼう」
祐子の言ったスライダーは3種類ありゴムボートに乗って滑ってくる
本格的なスライダーから子供が遊べる滑り台をくねくね曲がり滑り落ちる
スライダーと用意されていた
もう一つは筒状の中を滑り降りてくるチューブスライダーも人気があった
ホテル全体が高台の斜面を利用し建てられている為 スライダーの
スタート地点は山の上から一気に滑り落ちる事になる
神山と祐子は最初にゴムボートを使うスライダーに挑戦した
順番が来ると祐子を前に乗せ神山は後ろに座った
滑り降りると直ぐに右にカーブしたり左にカーブしたり
体が反転するほどの勢いでカーブでは筒状の横壁をすべり祐子は
キャ~キャ~と言いながら体勢を保とうとしていた
神山も自動車では味わえない重力を味わっていた
筒状の空間を出ると目の前に見える相模湾に滑り落ちるような
景色が現れると一気にプールまで滑り落ちた
「わぁ~ 怖かった チューブを出たときに海まで滑り落ちる
あの感覚はジェットコースターに似ているわね」
「うん でも良く考えたな 普通こんな地形を利用するなんて
とても考えられないよ 凄い」
「ねえ もう一回滑ろうよ 別なレーンがあったでしょ」
「ふふふ 祐子も好きだね いこうか」
二人は再び階段を上りスタート台に行き先程と違うレーンで順番待ちをした
順番が来ると今度は神山が前に乗り祐子が後ろに座った
ボートが出ると神山の体重が効いているのか先程よりスピードが出て
曲がり角では完全に横を滑り神山はトライアスロンのように
完全に寝る格好になると祐子のおっぱいのところに頭がついて
祐子が何かを言ったが分らずにチューブを出て相模湾を見ると
一気にプールまで滑り落ちた
祐子は急いでトップをなおした
「もう あんなにごしごし押し付けたからトップがずれ上がって
もう少しで出ちゃうところよ あ~よかった」
「ごめんごめん 大丈夫だった?」
「ええ 最後は片手で抑えたのよ よかった」
「しかし 体重の違いでスピードがあんなに変るんだね 驚いたよ」
「ええ 私も驚いたわ 最初より全然早くてカーブの時は逆さまに
なるんじゃないのって 一瞬怖かったわ もういいわ」
祐子は怖かったのとトップのことがありスライダーで遊ぶ事を辞めた
「ねえ 室内に行ってジュースとか飲みたい」
「うん そうしようか」
二人は手を繋いで室内プールに戻りドリンクコーナーに行くと
祐子はジュースを注文し神山は缶ビールを貰った
清算する時に神山は部屋の番号札を見せた
「どうぞ ご宿泊でTJ会員の方ですね 無料でご利用いただけますよ
ありがとうございます」
二人は空いているガーデンテーブルを探すとそこに座った
プールを見てみると外人客も結構利用していて神山の目を楽しませてくれた
神山は祐子のプロポーションがいくら日本人離れしていると言っても
やはり本物の外人には負けてしまう
神山の目の前をグラビアから出て来たような美しく綺麗な外人がブロンドの
髪を弄りながら通り過ぎるとにやにやと見とれてしまった
「もう なににやにやしているの Hなんだから 私がいるのに」
「うん 久しぶりに素晴らしく素敵なプロポーションに出合ったからさ」
「ふ~ん でも外人だもん 当たり前でしょ」
「でも7頭身美人だよ 素晴らしいね 見ていて気持ちが良いよ
別にHな目で観ている訳じゃないよ」
神山は祐子にそう言ったがやはりHな目で観ていた
「でもあなたが言うように素敵ね お尻もプリプリだし あ~いいな~」
「しょうがないよ祐子 日本人なんだから 男だって同じさ
向こうは僕より足が長いし ねっ」
神山は祐子の機嫌を取り戻そうと
「ねえ 泳ごうよ そうだあそこの飛込みをしないか」
「ええ 行きましょう」
室内プールには3mの飛び込み台が設備されていて子供も遊んでいた
神山と祐子が順番を待っていると先程の外人も順番待ちをした
順番が来ると神山が
「じゃあ お手本をお見せします」
「ふふふ お願いしますね」
神山がスプリングボードの先端に立つとジャンプを始め3回目で
上に飛び上がると中空で海老のようにくの字になり綺麗に着水すると
波が立たなかった
水面に顔をだすと祐子がニコニコしてOKサインを出していた
祐子は普通に足から入水をしたのでトップがずれそうになり
水面に顔出した時になおしていた
プールから出ると
「わぁ~ 危なかった 取れそうだったわ」
「かろうじて 引っ掛かった感じだったね よかったよ誰にも見られないで」
「ほんと うれしいわ」
神山は祐子にキスをした
「ねえ 今度はあの人よ」
祐子が神山に先程見とれていた外人の若い女性が飛び込む番になった
神山と同じ様にジャンプをすると空中で海老のようにくの字になり
そのまま綺麗に波を立てずに着水した
神山と祐子は思わず拍手したがなかなかプールから上がってこなかった
顔は水面に出ていたがなにか探しているようだった
神山は多分ショーツが脱げたのだろうと察しバスタオルを貸してあげ
自分がプールに飛び込むと布切れは4m下のプールの底に舞い落ちていた
神山は拾い上げ外人女性に渡すと真っ赤な顔になり
「ありがとうございます 普段脱げないのに脇がほつれたのね助かったわ」
そう言うと神山のほほにキスをしてロッカーに行った
「よく分ったわね ショーツが脱げた事」
「だって あんなに上手な飛込みをした人が出て来れない訳は一つさ」
「なるほど そうね でもあなたの潜水も大したものね」
「ありがとう 一番下に落ちていたよ よかったよ
幾らなんでも助けを呼ぶにしても恥かしいからね」
二人がガーデンテーブルで話していると先程の外人女性が神山を訪ね
「先程はありがとうございます 本当に助かりました」
若い女性は自己紹介をした
彼女の名前はカトリアーナ ドヌーブといいパリから勉強に来たと言った
東京の青山学院に通っている学生で今は大学が夏休みなので
ここでアルバイトをしていると言った
祐子がフランス語で話すとカトリアーナ ドヌーブは驚いて
「綺麗な発音ね 素敵よ 私より上手よ
パリに行けばいい男がすぐに見つかるわよ」
「でもここにいい男がいるから私はいらないわ ふふふ」
二人がフランス語で話しているのを神山はにやにやして聞いていた
「でも 大変ね お休みが週に一回だと」
「ええでも 午前中だけとか午後だけとかに組まれていて
一日フルは週に2回しかないから楽よ」
彼女は監視員とインストラクターの2つのアルバイトをしていた
「でも困ったわ 水着があれしかないのよ ここのショップでは
サイズが合わないわ あ~ 困ったわ
インストラクターの時は水着着用だからどうしましょう」
それを聞いた神山がカトリアーナにフランス語で
「だったら東京でかおう 僕が運転するよ 祐子 まだ夕食まで
時間が充分にあるから祐子が買ったスポーツショップで買ってくるよ」
「そうね 渋谷じゃないと サイズが合わないもん いいわよ」
神山はカトリアーナに早速着替えて玄関で待つように指示をした
「神山さん そんなに甘えていいの 彼女が可哀相よ」
「でも 困っている時は助けるのが僕の主義さ 大丈夫だよ」
カトリアーナは祐子に神山を少しの時間借りる事を願うと祐子も
「いいわよ お部屋で休んでいるから大丈夫よ
ねえ その代り一緒に夕食は出来るんでしょ」
「ええ お仕事時間以外は自由ですよ だから大丈夫よ」
「そうしたら 一緒にお食事をしましょうよ 私もパリの
お話を一杯聞きたいの お願いね」
カトリアーナは明るい表情になって
「一杯お話しするわ ではお借りしますね ありがとうございます祐子」
3人は話しながらプールを後にすると神山と祐子は部屋に戻った
簡単にシャワーを済ませると祐子に
「2時間も掛からないで戻ってこれるよ 行って来ます」
祐子は神山にキスをして
「気を付けてね 雨が降っているから」
「ありがとう では」
神山はホテルの玄関に行くとカトリアーナが待っていて
「今 車を出してくる そこで待っていて」
神山はカトリアーナにそう言うと駐車場からフェアレディーZを
ホテルの車付けに止めカトリアーナを乗せ渋谷に向った
神山は雨が降っていてもスピードを緩める事をしないで運転していると
カトリアーナがF-1ドライバーかと聞いてきたので違うよと言うと
「私 以前にF-1ドライバーの横に座ったことがあるけれど
あなたの方が安心してここにいられるわ 凄いテクニックね」
「ありがとう」
神山は東名高速に入ると更にスピードを上げ渋谷ICを下りた
カトリアーナが
「わぁ~早いわね」
そう言うと神山のほほにキスをした
車をシブヤ ハイアット ホテルの地下駐車場に止めると
早速スポーツショップに向った
カトリアーナが店内に入ると輸入品が揃っているので驚いた
色々と選んでいたがカトリアーナはどれにしようか迷っていた
「何を 迷っているの」
「ええ これも欲しいし こちらも欲しいの でもお金が無いから
どちらにしようか迷っているのよ」
神山はその3着をカウンターに持っていくと店長に
「3着だけど幾ら」
「ええ 全部で17万円です」
神山は現金で17万円を支払うと
「えっ神山さん そんな事までして貰うと駄目ですよ」
「いいさ さっき言っただろう 困っている人を助けるって
ところで このサイズでいいのかな? 試着をしてみれば」
「大丈夫よ 普段このサイズだから」
神山はスポーツショップを出ると輸入ランジェリーを扱っている
ショップに入るとカトリアーナが
「なぜ ここに私を連れてくるの」
不思議がったので神山は祐子の体型とここで購入したブラジャーと
ショーツがとても気に入っている事を説明した
カトリアーナに笑顔が戻り神山のほほにキスをした
「知っているブランドばかりよ 祐子が言うように日本製と微妙に違うわ」
そう言ってお気に入りを選んだがカトリアーナは
「神山さん お金を貸してください」
「いいよ 僕が買うから どれがいいの?」
カトリアーナは2種類のブラジャーとショーツのセットを選ぶと
「そうしたら 日常使うものだから 色違いも買いなさい」
カトリアーナは神山に甘えて全部で6セット買った
このセットのショーツはスタンダードとTバックが2枚余計に付いて
8万円と割安になっていた
前回祐子が購入した時と同様20%OFFで6万4千円にしてくれた
神山は38万4千円を現金で支払いを済ませた
「さあカトリアーナ 戻ろう」
「神山さん ありがとうございます」
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