2013年12月24日火曜日

紫陽花 2 - 47 Vol. 2



席に戻ると由紀枝は神山に
「ねえ 具合はどうだったの」
「うん 大した事は無いよ すぐに出てくるんじゃないかな」
由紀枝は神山が戻ってきたのでまた箸を動かし大将と話しながら食べた
神山が今月20日のゴルフコンペの話をすると
「わぁ~ 行きたいな ねえいいでしょ 20日は休みだし
わかったわ 今日20日に5部屋予約が入ったの 内藤様から それね」
「うん そうだよ」
「でも私 泊まっても大丈夫かな」
「大丈夫だよ 内藤さんの方でお金を払うって言っていたから
それだったら 僕が亜矢子に聞いてみるよ 部屋割りもあるし」
神山は亜矢子に電話をすると
「まあ 1日2回も電話を貰うとは珍しいわね」
「うん 20日の件だけど 内藤社長から5部屋予約が入ったでしょ」
「ええ 嬉しいわね 有料だし」
「それで 由紀枝も勤務が終ったら一緒に仲間と泊まりたいという事だけど
大丈夫ですか?」
「ええ 大丈夫よ それでお部屋はどうするの 
内藤様は部屋割りについてはあなたと決めて欲しいと言っていたわ」
「1部屋にベッドを5つ入るかな」
「えっ 5台も あなたの部屋でしょ」
「うん シングルだよ」
「スイートのお部屋でダブルが2台だから 後はシングル1台ね
入らない事は無いけれど しかし翌日ゴルフでしょ 大丈夫?
ねえ 男性の数と女性の数を教えて ちゃんと考えてあげるから ふふふ」

神山は亜矢子に同じ会社や違う会社でも昔友人やきちんと説明すると
「ジャック夫妻で一部屋 洋子さん由貴さん桃子さんで一部屋
アルタさんの男性3人が一部屋 小谷美佳さんと篠原涼子さんが一部屋
あなたとアレックスJrさんが一部屋 由紀枝さんと祐子さんが一部屋
だから一部屋不足ね でもあなたのTJを使えば一部屋は大丈夫よ」
「うん お願いしますね 女性2人の部屋にもしかしたら一人女性が
入るかもしれないけど分り次第連絡するよ」
「ふふふ しかしあなたも知らないうちに増やしたわね」
「まあ しかし小谷美佳と篠原涼子はただの人だよ 誤解しないでね
そうだ今14名だけど 19日の夜はステーキハウスにしようと
思っているんだ 美味しいしね そこで14名か15名分の場所を
確保して欲しいんだ
それと 内藤さんとは別に料金を10万払うから美味しいお肉を
用意して貰えるかな」
「いいわよ 歓ぶわよ店長が それに量も2倍までは無理でも増やせるわ」
「ありがとう 助かるよ そのお金は由紀枝に渡しておくからね」
「いいわよ 当日でも」
「うん でも忘れるといけないし そうだワインも入れて20万円渡すよ
そうすればホテルの方にも多少廻るでしょ」
「ええ ありがとうございます そうしたら由紀枝さんに渡しておいて
ホテルの領収書を渡すわね 15名で30万円なら
うちの売上も悪くないですもん 由紀枝さんの売上が出来るわよ」
「わかった 感謝するよ では追加は分り次第に」

電話を切ると由紀枝にOKサインを出すと
「わぁ~嬉しいわ 今 メモを覗いていたけど祐子さんと一緒?」
「うん亜矢子も良く考えてくれたよ はっきりと翌日はゴルフでしょうって」
「まあそうね でもあなたが私たちのお部屋に来ればねえ、、、ふふふ」
「おいおい 翌日のスコアに響くよ まあそこは適当にね」
二人がゴルフの話で盛り上がっていると女将がニコニコして神山に
「はい サービスだよ これ食べると精がつくよ」
出されたのはマグロの赤身に自然薯がたくさん盛られたものだった
由紀枝も大好きで美味しいと言って食べた
大将がニコニコして
「神山さん これ呑んで 美味しい辛口でさらりとしているよ サービス」
神山は大将から冷酒を受け取り由紀枝のグラスにも注ぎ呑むと
咽越しがよくフルーティーな香りがして美味しかった
「大将 美味しいよ 何処のお酒」
「これはね まだ試作品でねゴテンバ グランド インさんで作っている
冷酒でまあどうでしょ 人気が有るからこのまま製品になるでしょうね」
神山は由紀枝に
「知っていた?」
「ううん 後で亜矢子さんに聞いてみるわ」
「うん こんなに美味しい冷酒を造っているなんて凄いな
絶対に女性に受けるよこれ」
「ええ 軽い感じで呑めるところがいいと思うわ」
神山は大将にお願いしてもう一本頂き味わって呑んだ
ネギトロ巻きや中トロが出てくると神山はおみやげを2人前作って貰った
食べ終わると神山は女将に金額を聞くと
「本当は ただにしたいけどごめんなさいね 5千円です」
神山は女将にウインクをし大将に挨拶をして店を出た

6月11日 木曜日 快晴
神山は熱いシャワーを浴びると冷蔵庫からビールを出しバルコニーで
タバコをふかし呑んだ
昨夜の由紀枝は積極的だったが神山は余り体力を使わないよう
由紀枝と交わった
御殿場のここは平地より涼しいがそれでも もう夏の日差しで気持ちよく
野鳥の鳴き声が一段と煩くなると由紀枝が起きて来て
「わぁ~ 早いのね」
由紀枝も全裸で冷蔵庫からビールを出し神山の脇に座った
「今ごろ赤沢では暑いだろうな ここは涼しいけれど どうしているかな」
由紀枝は赤沢の同僚達を思い出していた
「でも こちらのホテルでも結構お友達が出来たのよ」
「由紀枝は人なつっこいし人見知りをしないからだろ いい事だよ
しかし 由紀枝 しただけでも何かつけなよ」
「まあ 自分だって ふるちんでしょ なんで もう いいでしょ
あなたと一緒の時にしかしないし 楽しんでいるのに」
「わかった ごめん そうだよな 毎日大胆だと困るしな」
「でしょ だったらいいでしょ それに入りたかったら
すぐに入れるし 刺激があって一石二鳥でしょ」
「おいおい 一日中大きい訳じゃないよ もう」

由紀枝はわざと両足を開き
「ねえ あなた見える もう溢れているわ ほら ほしい」
神山は由紀枝のガーデンチェアを見ると一杯に開かれた両足の付け根から
透明な体液が溢れているのを見るとおちんちんが反応して大きくなった
由紀枝は自分でクリトリスを弄り始めると喘ぎだし
「駄目 もう我慢できないわ ちょうだい」    
由紀枝は立ちあがり神山に背を向け肉棒を跨ぎ腰を動かした
「うっ~ うっ~ きもちいいわ」
「うん 僕も気持ちいいよ」
由紀枝は暫くすると立ち上がり神山の手をとりフェンスに片手を付き
片足をフェンスに乗せると神山を膣に導き腰を振りつづけた
神山はしたから突き上げるような格好で腰を振ると由紀枝は
「あっ あっ きて いきそうよ ねえ」
いくら最上階でも下の部屋に聞こえるのではないかと
心配するほど大きな声を出した
「あつっ あうぅ あぅ~ いくわ あっ あっ」
神山も由紀枝と一緒に果ててガーデンチェアに座った
由紀枝は急いでティッシュで後始末をし神山の肉棒も綺麗に拭いた
「あ~ 今度はゴルフ場でSEXが出来たら最高だろうな ねえあなた」
「おいおい そういう夢は持たないほうがいいよ 大変な事になるから」
「ふふふ 先日聞いたのよ おじさんプレーヤーが
OB出してキャディーさんとボールを捜したんですって
なかなか帰ってこないので探しに行くとSEXをしていたんですって
まあ どうか分らないけどね ふふふ ボール探ししましょうか」
「由紀枝 駄目 絶対に駄目 おじさんと一緒にしないでよ」
「ふふふ でもどうせするならこそこそしないで グリーンの上とかね」
「もう 辞めなさい 夢に出てくるよ
由紀枝とグリーン上でSEXしているところ あ~あ もう」
「まあ いいじゃない あ~あ ゴルフを復活させようかな」
「なんだ 昔やっていたの へぇー」
「ええ だけど厭らしいコーチばかり コースに出てもね 特に
グリーンでラインを呼んでいる時にスカートの中を覗くように
私のあそこを見ているのよ おやじ連中がニヤニヤした顔で
だからお昼からショーツを脱いでわざと見せてあげたら気絶したわ 
後で社内には言触らすし困ったおやじ達よ」
「そんな事があったのか そうしたらこれからゴルフを再開すればいいよ
僕と一緒なら安心だろ デパートでゴルフセットを買って準備をしようよ
それで帰りにあそこのしゃぶしゃぶで早いランチはどう?」
「わぁ~嬉しいわ そうしたら私練習しよう 近くに打ちっ放しがあるし
ほら あそこが今度新しく出来るのよ 見えるでしょ」
由紀枝の差す方を見るとゴルフ練習場が造られていて
ネットに6月21日オープンと書かれた大きな横断幕が飾られていた

由紀枝はTバックショーツにぴちぴちのスパッツでTシャツとラフに
まとめ神山の仕度を待った
二人がエレベーターで降りると9階で止まりニコニコした美しい
女性が乗り込み挨拶されたので神山と由紀枝も挨拶をした
神山は蒼いBMWに由紀枝を乗せると
「わぁ~ 凄いわね 又 買ったのね」
「由紀枝がミンクのコートを着た時にこの方が似合うだろうと思ってさ」
「ありがとうございます でもどうせなら 御殿場じゃなくてどこか
遠くにドライブしたいわね」
「うん ぼくもそう思っているんだけどね 時間を作るよ」
「ええ 楽しみに待っているわ」
話をしていると 御殿場のデパートについてゴルフショップに行った
ショップの中を見ていると結構アレックスジャパンの
商品が多く並べられていて 神山はほっと安心をした
ゴルフクラブを見ると神山の持っているクラブがあり由紀枝に
クラブのよさを話しているとアレックスジャパンの派遣社員がきて
「こちらのクラブをお持ちですか」
「ええ いいクラブですね ただ120%の力で打つと曲がるんですよ」
「ええそうですね みなさまそう言われますね ただこれは私共の
OEM商品で 元々はこちらのクラブでございます」
神山は派遣店員の案内するクラブを手にとるとなるほど同じバランスで
振りやすかった
「こちらの商品は 今月新発売したクラブです
従来品より10ヤードは出ますね 大変好評を頂いていますよ」
「そうすると今までと同じ力加減でいいのかな」
「ええ もう少し早くしてもヘッドは戻ってきますよ
結局 クラブヘッドの改良ですね 角度やバランス 重さの見直しで
充分耐えられるようになりました」
神山は試し打ちで素振りをするとシャフトがほんの少し固く感じられたが
実際に打つと結構いいタイミングで捕らえていると思った

「決めた これでレディースはあるの?」
「はい 揃えてございますよ」
神山は金額を聞くとパターまで入れたセットで135万円した
OEMが150万円だから安くていいクラブを手に入れたことになる
レディースのクラブも同じ金額だった
神山はこの際だからアレックスの商品で揃えようと由紀枝に話して
キャディーバッグも新製品の同じデザインで色違いを購入した
キャディーバッグも10万円と高かったが 会社の繁栄と思った
由紀枝のシューズやスカートそしてポロシャツ
神山のシューズやスラックス由紀枝と同じデザインのポロシャツなど
全てアレックス商品で揃えた
シューズは神山が12万円で由紀枝のが10万円だった
スカートが5万円 ポロシャツが4万円で由紀枝の分が164万円で
スラックスが7万円 ポロシャツが5万円と神山分が169万円になった
合計333万円をギフトカードで支払うと派遣店員は従業員と一緒に
枚数をかぞえ終ると
「確かに333万円ございます ありがとうございます」
二人はキャディーバッグにゴルフセットを仕舞い駐車場の車に入れた

蒼いBMWに乗ると由紀枝が
「楽しみだわ 高いクラブだけあってフィーリングが良かったわ」
「うん 女性には特にいいかもしれないね」
マンションに近づくとしゃぶしゃぶ屋が見えてきて駐車場に止めた
店内は11時30分すぎだったので余りお客は居なかったが
エレベーターで会った女性が注文を聞きに来たので神山が
「どうも 先程は」
女性はニコニコして
「先程はどうも失礼をしました 何にされますか」
「ええ ランチメニューで牛肉を追加で300gほどお願いします
あと生ビールをお願いしますね」
「はい 畏まりました 私 ここのオーナーで 小野貴子と申します
これからも よろしくお願いしますね」
そう言うと魅力的なお尻を神山に見せ付けて厨房にオーダーした
「ねえ 由紀枝 7月から本勤務になると公休前日は12時上がりでしょ」
「ええ 嬉しいわ そうしたら昼寝をして夕方ゴルフの練習場ね」
「うん いいね 僕も来て一緒にコースに出ようよ」
「いいわね そうしたら練習場の会員になろうかな 安かったらね」
話をしていると小野貴子が生ビールとしゃぶしゃぶのセットを運び
「でも 羨ましいですわね 聞こえましたよ テラスで ふふふ」
神山と由紀枝は顔を赤くして
「ええ 天気がよく気持ちが良かったので すみません」
「ふふふ 元気があっていいわね 私 一人だから大変よ いい声聞くと」
小野貴子はニコニコして神山と由紀枝に名刺を渡し
「ここは私が出ても出なくてもいいの スタッフに任せているのよ
今日は天気もいいのでお手伝いにきたのよ
今度 私のお部屋に遊びにきてくださいね 美味しいしゃぶしゃぶを
ご馳走するわ」
「ありがとうございます」

小野貴子は自宅の電話番号と携帯の番号を教えカウンターに戻った
「へぇ~ 由紀枝 一人だって 凄いね お店を持ってね」
「ええ なにかここだけじゃない雰囲気ね」
「確か 昨日もあの人とすれ違ったようだけどな」
「何処で」
「うん エントランスで エレベーターを待っている時にね」
「ふ~ん そうなんだ 夜は忙しいのにね」
「でも ほらオーナーってお店を任せる人がいるからね そっちでしょ」
二人は小野貴子のことを話しながら食べていると神山の携帯電話が鳴った
「はい 神山ですが」
「すみません 神山理事 私 眞鍋香織です」
「やあ こんにちわ どうされましたか」
「ええ 実はどうしてもお会いしたいと言う方がいらっしゃいますが、、、」
「う~ん 今度の土曜日は伝えたのかな」
「ええ それでも動かないんですよ」
「わかった 電話に出るように」
神山は電話に出た相手と暫く話すと眞鍋香織に代わり
「大体分ったが 困った人だね 僕が決裁権がないのにお願いしますって
それで なにかメモをして帰られるそうだ 僕は2時か3時に寄るよ
その時にそのメモを頂きますね」
「はい 分りました それと書留がまだ届いていますよ バッグは」
「う~ん 持っていないから紙袋を用意してください」
「はい 分りました それから 建築協会も溜まっているそうです」
「うん そうしたら安堂さんに言ってそこに纏めて欲しいな」
「でも 安堂さんも神山理事のファンですよ 先日 お尻を叩かれてから
二人とも大ファンになったんですよ だから会いに行ってくださいよ」
「そうか わかった そうしたらまた叩こうかな 弾力が有ってよかったよ」
「もう 嫌です まだ跡が残っているんですよ もう ではお願いしますね」
「うん 頼んだよ メモ」
「はい 畏まりました」

神山は電話を切ると由紀枝が
「まあ 女性のお尻を叩いたんですか あなたが」
「うん 久しぶりに怒ってね叩いたよ まだ跡が残っていると怒っていたよ」
「可哀相に そんな 痛かったわよ」
神山は事の成り行きを掻い摘んで説明すると
「確かに あなたに対して失礼ね 女の武器で弄ぶとは失礼だわ」
二人の話題はその失礼な女性達になりしゃぶしゃぶを食べた
神山が現金で清算すると小野貴子が
「是非 お電話くださいね 携帯がいいわ お待ちしています」
神山と由紀枝は小野貴子にお辞儀をしてお店を出ると由紀枝が
「結局 あの人は欲求不満なの?」
「うんそんな感じだね でもそうがつがつしている人でもなさそうだけどね
結構 お金は持っていそうだね」
「ええ そんな感じがするわね」

部屋に戻ると神山が由紀枝に昼寝を伝え自身も目覚ましをセットした
由紀枝が目を覚ますと神山はまだ寝ていて神山を起こした
「ねえ 起きて ねえあなた」
「ふぁ~よく寝た でも目覚ましが鳴らないよ」
「何処のボタンを押したの セットされていないわよ」
神山は目覚まし時計をみると言われたようにセットをしていなかった
「ごめんなさい 僕が間違っていました」
「大丈夫ですか? もう1時30分になるわよ」
「うん ありがとう」
神山は由紀枝の乳房に顔を埋めてキスをすると由紀枝は神山の頭を撫でた
「さあ 仕度をするよ」
由紀枝は神山のおちんちんにキスをすると
「元気でね おちんちんちゃん ふふふ」
神山の仕度が出来ると由紀枝は駐車場まで付いて来て
「このまま東京に行こうかな 明日送って貰えばいいし」
「おいおい 大変だぞ いいけどさ」
「夢よ 私も勉強があるからのんびり出来ないわ」
「うん 頑張ってね」
「は~い 分りました」
「そうだ 忘れる所だった これ亜矢子に渡して19日の分だよ」
神山は亜矢子に約束をした30万円を由紀枝に渡した
「は~い 分りました 明日渡すわね」

神山は蒼いBMWに乗ると由紀枝に手を振って別れた
御殿場ICで東名に入りスピードを上げると渋谷はすぐだった
渋谷ICで下りると赤坂のスタジオに向った
玄関を入ると蒼いBMWをガレージにいれて家に入った
神山は祐子を探すと自分のメイド室で寝ていたので起こさずに
スタジオでタバコを吹かしていた
暫くすると祐子が起きて来て
「ごめんなさい 気が付かなくて」
「いいよ 寝ていなさい どう体調は」
「ええ 昨日より良くなりました ありがとうございます」
神山は祐子にゴルフが出来るか聞くと
「ええ 大学時代は遊びでしていましたよ」
6月20日のゴルフコンペの話をして由紀枝と祐子が同じ部屋に
泊まれるように手配した事を伝えた
「わぁ~嬉しいわ メンバーに入れなくても応援できるからいいわ」
「ねえ祐子 ゴルフクラブセットを送られたら喜ぶかな
由貴とか桃子 あとカトリアーナはどうだろう」
「ええ カトリアーナもゴルフはすると言っていたわ
それにあなたのプレゼントなら大喜びよ みんな」
「そうしたら スカートとかポロシャツのサイズは一緒だろ」
「ええ 肌着と違うから大丈夫よ ただスカートはどうかしら」
「わかった そうしたらゴルフセットとポロシャツだけにしようか」
「ええ そのほうが無難ですよ」
「じゃあ 祐子は今日は無理としてもスカートやシューズを揃えようね」
「わぁ~嬉しいわ 痛いのもう治ったわ」
「おいおい 今日は辞めておこう それからカトリアーナと話をした?」
「ええ 午前中に電話があって あなたがいないって
言ったらまた電話をするって そう言っていたわ」
「遠慮しないで 携帯に電話をくれればいいのに
今度電話があったら携帯に電話をするように言ってくれるかな」
「は~い 分りました」
神山は祐子にキスをすると
「今日は帰ってくるけど遅くなるから早く寝なさい いいね」
「は~い 分りました 行ってらっしゃい」
神山は仕度をして家を出るとガレージから真紅のポルシェをだし
赤坂のスタジオを後にし銀座の協会に向った

日本缶詰産業総合協会の理事室に着くと眞鍋香織がニコニコして迎えた
「理事 こんにちわ 先程は済みませんでした」
神山は理事の椅子に座ると
「しかし熱心な方がいるんだね」
「ええ 多いですよ それでこれがメモでこちらを理事にと
言われ置いて行きましたよ」
眞鍋香織は大きな風呂敷包みを神山のテーブルに重たそうに置いた
神山はメモ読んで見ると東都食品に缶を納品している会社で田中製缶の
山下敬三社長からで
【当社は社内不倫や社内売春で困り 東都の田宮副社長に相談したところ
神山理事に話されたほうがいい】と書いてあった
「香織 これを読んでごらん」
神山は香織にメモを渡すと顔を赤くし読み終えると神山に
「酷い話ですね そんなに流行っているのかしら」
「まあ男性社員もよくはないが 女性社員に問題あるな そう思わないか
だってお金やSEXを拒否すれば問題なくなるだろう どうだろう」
眞鍋香織は以前の自分を言われているようで辛かったが
「ええ 言われるように女性の問題ですね
結局 体を売れば安易にお金が入るし
SEXしたければ妻子がいても求めてしまう
そうすると我慢している人はばかをみるようで自分もその仲間に入る
その輪が大きくなっている そんな構図ですかね」

神山は考えたがいいアイディアが生まれてこなかった
眞鍋香織は席に戻ると恐々とゆっくりと椅子に座った
「香織 まだ痛むのか 来てごらん」
眞鍋香織は神山のところに行くと
「ええ まだ痛いです 椅子に座るたびに理事のお言葉をかみしめています」
神山は香織にキスをすると
「見せてごらん」
香織は最初恥らったがスカートを捲くりあげパンストとショーツを下げた
「わぁ~ まだ残っているな」
そう言うと真っ赤な跡にキスをすると香織は体を捩って
「理事 駄目です 我慢しているのに あっ」
香織はお尻を突き出してきて自分でクリトリスを愛撫しはじめた
「もう理事ったら 随分と我慢しているんですよ 触ってください」
神山が香織の秘所を触るとぬめぬめした体液が溢れていた
「ほら 大きくしてくれ」
神山は椅子に座るとGパンとショーツを膝までさげ肉棒を出すと
香織はしゃがみこみ肉棒をおしゃぶりして大きく硬くした
「もういいですか 我慢できないの」
そう言うと自分から肉棒に跨って腰を振った
神山は肉棒を下から突き上げると香織は声を出さないよう口を塞いだ
暫くすると香織が口を開き首を後ろに反らすと果ててしまった

ドアがノックされると香織は急いで身繕いして神山が
「誰ですか 少し待ってください」
神山も急いで身繕いをしドアに向って
「どうぞ お入りください」
部屋に入ってきたのは建築協会の安堂真由美と事務員だった
「すみません お忙しいところ なかなかうちに来られないので
来てしまいました」
「うん ごめん」
安堂真由美は事務員に御礼を言って部屋から出すと香織に
「ねえ 様子が可笑しいわよ もしかして」
「ええ お尻を観て貰ったのよ そうしたらキスをされて我慢できなくて」
「わぁ~いいな~私も欲しいの我慢しているのに」
「まあまあ 真由美 今度はそちらの協会を先に行くようにするよ」
「は~い 分りました それとこちらが書留です」
神山は真由美に
「ありがとう ではお尻を見せてごらん」
真由美は真っ赤な顔になりスカートをたくし上げパンストとショーツを
下げると真っ赤なあとが残っていた
神山は香織と同じ様にキスをすると真由美は神山に抱きつきキスをし
「ありがとうございます これ以上は香織の前だと恥かしいから、、、」
真由美は急いで身繕いすると
「香織 良かったね 理事それでは失礼します」
「うん ありがとう それから君たちゴルフはするのかな」
真由美と香織はニコニコして
「しますよ 今度連れて行ってください」
「うん 分った」
神山は香織と事務員に手伝ってもらい書留を真紅のポルシェに積んだ
「香織 ありがとう」
そう言うとキスをし協会を後にした

車をホテルの地下駐車場に止めると神山は書留を持って次長室に入った
「こんにちわ」
「やあ 遅くなってごめんね それと昨日はありがとうございます」
「どうですか 具合は」
「うん 昨夜より痛みが引いたそうだ 寝ていなさいとしか言えないからね」
「そうね でも良かったわ」
洋子に祐子の報告を済ませると台車でもう一度書留を運んだ
神山は包みを開け現金とギフトカードを分けると
食品協会の会社は56社で現金が1億9千万円ギフトカードが4千万円
建築関係協会の会社は130社で現金が5億3千8百万円と多く
ギフトカードが6千4百万円だった
神山は時計をみると14時15分を差していたので現金だけ集め洋子と
一緒に銀行へ持っていった
大口預金の部屋でお札を数えると行員が
「7億2千8百万円ですがお間違いないでしょうか」
神山が頷くと通帳に入金額を記帳された
次長室に戻ると神山は洋子に
「ねえ ゴルフクラブを買わないか 今朝御殿場で見てきたんだよ
アレックスのゴルフクラブで僕が使っているクラブはOEMで元々は
アレックスの商品なんだよ どう」
「いいわね いくわ」
神山と洋子は店内のゴルフ用品売場に行くと神山が今朝購入したクラブが
飾ってあり洋子に勧めた
洋子も使いやすいクラブだと言って欲しがった
「そうしたら 僕からの暑中お見舞いで皆にプレゼントするよ」
「えっ ほんと 歓ぶわよみんな」
神山は店員にレディースのゴルフクラブセットにパターを追加し
ポロシャツ3枚とキャディーバッグそれとボールも3ダース付けて貰った
お届け伝票に由貴と桃子 カトリアーナ 亜矢子と4人分の伝票を書いた
店員が計算をして神山に
「次長 こうなります 一人単価がクラブセットパターつきが135万円
キャディーバッグ10万円 ポロシャツ4万x3で12万円
ゴルフボールが1万2千が3で3万6千円で合計が160万6千円で
4名分なので642万4千円です カードですか」
神山はバッグから商品券を出して643万円分を払った
店員は他の店員に手伝ってもらい確認すると神山に6千円のつり銭を渡した
洋子は由紀枝同様にクラブセット キャディーバッグ シューズ
ポロシャツ ゴルフボールを購入し170万円分の商品券で支払った
神山も購入してゴルフボールを追加して193万円分の商品券で支払った
店員に
「今購入した分を1時間あとに次長室まで届けてください お願いしますね」
店員は次長室が何処に有るか分らないので神山に聞いた
神山は催事課の隣りにある部屋だと教えてあげた








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