2014年1月28日火曜日

紫陽花 4 - 49 Vol. 3



神山は次長室に戻ると洋子に
「お昼にしようよ どこに行こうか」
「そうしたら 鰻が食べたいわ」
「洋子 先日オープンした隣りの三山デパートの鰻にいこうか」
「ええ 週刊誌にも取上げられていたわね」
「ギフトカードが使えるのかな」
「まあ でも聞いてみるわね」
洋子は三山百貨店に電話をして聞いてみるとOKとの返事を貰った
二人は歩いてすぐの三山百貨店に向かい7階のレストラン街にいった
平日なのに少し並んでいると神山の知らない女性から声を掛けられた
「神山次長様 いらっしゃいませ」
神山は一応お辞儀をしたが首を傾けていると
「申し訳ございません 私 三山百貨店秘書課の山脇絵美と申します
実は先月号の百貨店ニュースに載っていましたものですから」
「そうですか ありがとうございます 光栄ですね 美女に覚えて頂いて」
「まあ お上手なこと それで本日は手前どもの味調べですか」
「ええ 週刊誌にも取り上げられているものですから はい」
「それは ありがとうございます 私も鈴やさんの
鰻は良く行くんですよ 美味しいのが一番でゆっくり食べられます」
「それは ありがとうございます 後ほど話しますよ 歓びますよ」
「あの お連れの方は田所さんでしょ」
「ええ そうですが、、、」
「まあ 神山様 鈴や様の田所さんと言えば私たちの憧れでしたよ
入社が一緒でなぜか鈴や様の田所さんが有名になりましたよ」
それを聞いていた洋子が
「そうすると貴方が三山の才女と言われた山脇さんですか 始めまして」
「ええ あの頃は各百貨店に有名な女性がいましたけれども 今は、、、」
「山脇さんがうちの洋子をご存知なら一緒にどうですか 楽しそうですね
僕は聞き役に廻りますから 現役時代を楽しんで下さいよ ねえ洋子」
「ええ 私は構わないけれど どうですか山脇さん」
「宜しいのですか お邪魔をして」
「まあ これも何かのご縁でしょ 20年前を、、、違った 18年前を
語り合ってくださいよ」
「もう いつもこれですよ どうぞ」
3人は店員に案内されると神山は普段どおりにビールとおつまみを注文し
「まあ 神山様はお昼からビールを呑まれるのですか」
「ええ ガソリンですよ でも程ほどですよ」
話しているとビールをおつまみが来て神山は山脇に勧めると躊躇したが
「絵美さん 鈴やの神山に強引に呑まされたと いいなさいよ ねっ」
神山は山脇絵美にウインクをしてグラスに注ぐと3人で乾杯をした
二人は懐かしそうに昔の話をしていた

田所洋子と同期入社で催事課の斉藤由香里の話も出た
神山は昔の銀座はそれなりに女性が頑張って暖簾を
守っていた事を痛感し感謝した
神山は山脇絵美を観察するとまだ独身だろうという事がなんとなく
感じられた事と もしかして処女ではないかと思った
端正な顔つくりは洋子と似ていて美人で美しく綺麗だった
サイズは制服を着ているからはっきりと分らないが
ブラウスのボタンが弾けそうで乳房が可哀相だった
そんな事を考えていると絵美から
「そうなの 私もまだ独身なのよ いやね
若い子にはおばさん扱いされるし店長からは口煩いと言われるし」
「そうよね 今まで一生懸命働いた証なのに誰も評価をしてくれないわ」
「そうそう そうなのよ もうお前は要らないって でもね 悔しいわよ
はっきり言って 私たちのお陰で今が有ると思うわ」
「ええ 私もそう思っているわ でも若い子には分らないわね」
「寂しいわね 本当に」
「嬉しいわ 同じ様な境遇で悩んでいる方とお話が出来て」
「私もよ田所さんはでも今は神山様の秘書でしょ
そうすると 私と環境が違うでしょ」
「そうよ 若い子と一緒になって楽しんでいるわよ」
「でも 若い子って 二人なのに どうして?」

洋子は言葉に詰まっているので神山が
「まあ 僕のお友達ですよ 洋子も若返り
元の部署からも羨ましがられていますよ」
「そうなの ほんと羨ましいわね 私も誰かいないかしら
このまま年を取るより 田所さんのように楽しみたいわ」
神山は洋子の顔を見るとOKサインを出しているので
「絵美さん 定休日も同じですし時間を作って見ますよ
宜しければ私の家といっても借家ですがバーベキューでも如何ですか
勿論 翌日がお休みの時のほうがいいと思いますがね
あっ ゲストルームがありますからご心配なく
それに よく気がつくメイドもいますから安心ですよ」
山脇絵美はビックリして神山を見て
「メイドさんがいらっしゃる えっ 本当ですか」
「ははは この場で絵美さんの気を引く嘘を言っても始まらないでしょ」
「ゲストルームですか、、、」
「ええ 広いですよ 天気の日は庭の芝生が綺麗でクラシック音楽を
聞きながら朝食を食べると最高ですね」
「芝生のお庭ですか、、、」
「まあ お時間が有る時にお電話を下さい 私も毎晩そこに要るかどうか
分りませんから お願いします」
神山はまだ信じられない顔をしている絵美に携帯の電話番号を教えた
洋子はニコニコして
「山脇さん 本当よ 私もそこで若返っているのよ ふふふ」
山脇はますます分らなくなり完全に神山の世界に入ってしまった
ビールも進み絵美は仕事中を完全に忘れていた

「神山様 私今度の月曜日お休みですが日曜日の夜は如何ですか」
「ええ 全然構いませんよ 時間を教えて頂ければお迎えに来ますよ」
絵美はようやく笑顔になり神山に甘えた
3人が食べ終わると絵美は時計を見て
「あらいけないわ 遅くなったわ」
「大丈夫よ 店長に仕事で呑みましたとお話しすれば
神山も副社長にそう言ったわ 勿論 ビックリしましたけどね」
「へぇ~ 凄い方ですね 分りました ありがとうございます」
神山がギフトカードで清算すると山脇絵美がお辞儀をして
「出来れば今日中にでもお電話します
本日は楽しいお時間をありがとうございます」
「いえいえ こちらこそありがとうございます 洋子も喜んでいます」
「そうよ 山脇さん 同年代の女性として楽しみましょうよ」
山脇絵美はニコニコして二人に挨拶をして別れた
神山と洋子も三山百貨店を後にし次長室に戻った 

「ねえ あなた欲しい」
神山が頷くと洋子はスカートを脱ぎパンストとショーツをさげ抱きつくと
キスをし舌を絡めた
神山もGパンを脱ぎショーツも脱ぐと洋子が肉棒を咥えおしゃぶりをした
肉棒が充分に硬くなると洋子は神山をソファーに倒し肉棒を跨ぐと
ゆっくりと腰を落とし膣に導き入れた
二人は快楽を求めお互いの体を愛撫し一緒に果てた
暫くすると洋子が肉棒を抜くとティッシュで拭い肉棒も綺麗に拭いた
「洋子 気持ちよかったよ」
「私もよ 嬉しいわ」
「2時から会議なんだ 寝かせてください」
「は~い 分りました」
洋子も自分の机でうたた寝を始めた
14時前になると目覚ましがなり洋子が神山を起こした
「洋子 じゃあ頼んだよ」
神山はGプロの部屋に入ると会議を積極的に行った
16時になると神山は
「じゃあ 10分休憩をしましょう」
神山は次長室に戻りタバコを吹かしていると山脇絵美から電話があり
「はい 神山ですが」
「私 三山百貨店の山脇絵美です お昼はご馳走様でした」
「いえ こちらこそゆっくりしてご迷惑をお掛けしました」
「神山様 お言葉に甘えまして今度の日曜日に伺わせて頂きます」
「そうですか では時間は何時頃がいいですか」
「ええ 早く帰れるので5時頃お願い出来ますか」
「分りました それでは5時に南出入り口でいいですか」
「ええ お願いします」
「はい こちらこそお願いしますね」

電話を切ると洋子に
「今度の日曜日だけど泊まれないかな 山脇絵美さんOKだよ」
「ええ 大丈夫よ お仕事お仕事 ふふふ」
「しかし ベッドに5人も寝られないな 困ったな」
「ねえ あそこのスペースだと充分ベッドが置けるスペースがあるわよ」
神山は簡単に間取を書くと
「うん クィーンサイズが2台置けるね そうすると7名から9名まで
一緒に寝ることが出来るよ」
「まあ 元気ね 私はベッドの端で寝るわ」
二人は笑い神山はGプロに電話をすると
「神山ですが 30分ほど遅れます 進めていてください」
神山と洋子は早速寝具売場に行くと既存ベッドメーカのキングサイズが
展示してあり洋子がマットレスの厚さを測ると40cmで一緒だった
神山は大至急欲しかったので課長に話すと快く販売してくれた
「でも これを2台入れるとなると相当広いところですよ」
「大丈夫だよ 僕の所さ」
「えっ 次長の寝室ですか」
「まあ で幾ら?」
「ええ シモンズのベッドは余り引けないんですよ」
「ははは いいですよ 現品というところで」
「本当ですか 1台120万ですが84万で良いですよ」
神山は商品券で164万円で清算すると
「あと 羊毛敷きマットとマットレスカバーも頂かないとね」
課長は在庫の値段を調べると
「羊毛が15万円でカバーが8万円です カバーは2枚付いていますよ」
神山は46万円の商品券を渡した
「そうそう このサイズのタオルケットはありますか」
「ええ こちらです」
神山は4枚購入して12万円分の商品券で清算して
「出来れば明日の18時頃に届けて欲しいのだが」
「大丈夫ですよ 配達前にお電話をしますし」
「うん その日は18時頃まで出かけているんだ」
「きちんと配達をさせて頂きますよ ご不在でしたら再び配達しますよ」
「うん お願いしますね」

神山はそのままGプロの部屋にいき会議を始めた
暫くして神山が最終的なOKを出して来週から各クライアントと
打ち合わせをする事を決めた
「もう 大丈夫ですよ あとはクライアントが何処まで予算を捻出できるか」
「山ちゃん ありがとうございます」
「でも ようやく第一歩ですからね ここからですよ お願いしますね
今日はこれで上がりましょうよ 久しぶりにビアガーデンに行ってください」
神山は佐藤部長にギフトカード10万円分渡し
「うちの屋上でも生バンドが入って賑やかですよ これで呑んでくださいよ」
佐藤部長は
「山ちゃん いつも申し訳ないね ありがとうございます」
神山はGプロを出ると次長室に戻り洋子に御殿場アウトレットの件が
ようやく纏まった事と各クライアントに連絡を取る事を指示した
「打ち合わせ場所はここですか」
「うん ここでいいよ 来週からの平日で連絡を取ってくださいね
それで その仕事は明日からでいいよ 今日はあがろう」
神山は時計を見ると17時を差していた
「わぁ~ありがとうございます」
「僕は明日 休むから お願いしますね」
「スケジュールは私が決めてもいいのかしら」
「まあ 最初は顔合せだから 心配ないよ それに大きいところは
アレックスジャパンだから心配ないよ」
「は~い 分りました そうすると出来るだけ早いほうがいいわね」
「うん お願いしますね 初回は一日一社でお願いしますね
そうだな 希望としては午前中がいいかな」
「は~い 分りました 明日から連絡を取ります」
洋子は神山に挨拶をして次長室をでると神山は祐子に電話をした
「これから出ます」
「は~い 分りました 仕度をして待っています」

神山はホテルの地下駐車場にいくと蒼いBMWで赤坂のスタジオに向った
スタジオに着くと2階の主賓室にいくと簡単にシャワーを浴びて
着替えをすると祐子が神山に抱きついてキスをした
「おいおい いくよ」
「由紀枝さん 大丈夫ですか?」
「うん大丈夫だよ いこう」
二人は部屋の戸締りを確認すると家を出て蒼いBMWに
祐子のゴルフバッグやボストンを積んだ
「神山さんのは積まないの?」
「うん 向こうにもあるよ 大丈夫だよ」
「えっ 由紀枝さんのところにも へぇ~すごい」
蒼いBMWが動き出すと祐子も嬉しくて由貴や桃子の事を話した
神山は渋谷から高速に入るとスピードを上げた
「それで桃子はどうしたの」
「ええ でも最終的には綺麗な弾道で打てるようになったわ」
「ダークホースは祐子か」
「分らないわよ でも今までのクラブより力を必要としないから楽ですよ
変に力むと曲がるから普通に打てば良い所まで飛びますよ」
「うん 洋子も同じ事を言っていたよ 楽だって
男性の旧型モデルだけど同じ事が言えるね」
「あのハンデを見ると男性で有力者は神山さんとジャック位で
でもどこまでスコアが伸ばせるかですね」
「うん 僕が80で廻っても洋子が89で廻れば僕の負けだからね
ちょっときついハンデかな 男性は」

祐子は組合せを見ながら
「この組合せは神山さんが考えたんですか」
「うん どうして」
「ええ 凄く良く考えてあると思ったの」
「ははは 別に考えなかったよ 鉛筆ころがしさ」
「まあ」
実際は神山が悩み考えた組合せだった
男性群が優勝出来ないよう何日も考えた結果だった
話していると御殿場ICに着き まだ早かったので御殿場の百貨店に寄った
ゴルフ売場に行くと神山は由紀枝に電話をして
「やあ 早く着いたから百貨店にきている」
「わぁ~はやい~」
「それで ゴルフの手袋とかソックスはどうしたの」
「ええ 昨日買いましたよ 大丈夫よ」
「分りました では買い物が終ったら向いますよ」
「ええ 6時丁度に出られるわ お願いしますね」
携帯電話を切ると祐子に
「忘れ物はない?」
「ええ 大丈夫よ 明日はTシャツとスパッツでいいし ソックスだけ
余分に買おうかな」
神山は自分のソックスとゴルフグローブや由紀枝と祐子のソックスも買い
ギフトカードで清算した

丁度18時を廻ったので神山は蒼いBMWで由紀枝のマンションに向った
駐車場に着くと由紀枝のマーチも丁度駐車場に入ってきた
「わぁ~お帰りなさい いらっしゃい祐子さん」
「やあ 連れてきたよ さあ部屋で少し休んでから食べにいこうよ」
「は~い 分りました 祐子さん どう練習した」
「ええ 気持ちよく振れたわよ」
「ふふふ 実は私も昨夜練習したのよ 楽に振れていいクラブね」
「おいおい 由紀枝も練習したの 参ったな」
「ねえねえ聞いて あのととかるちょ アルタの内藤様からFAXがきたの
それが支配人のところじゃ無くてフロントに着たから大変よ
一つは私がゴルフをする事でしょ もう一つは神山さんの人気が
非常に高くて みんな神山さんを絡ませて買っていたわよ」
「えっ それはねえ 不味いよ」
話していると由紀枝の部屋に着き由紀枝は神山にキスをした
由紀枝は変に祐子に気を使うより自然体が一番いいと思う行動をした
「まあ 由紀枝さん 大胆ね」
「ふふふ ごめんなさい でも自然が一番よ いいわよ祐子さん 自然に」
「まあまあ 火花を散らさないように」
「ううん 自然に行動した方がいいのよ 変に気を使うと祐子さんも
変に気を使うわ そうすると余計に可笑しくなるのよ ねえ祐子さん」
「ええ そうね 特に同い年だと ありがとうございます由紀枝さん
私も変な気を使わないわ ふふふ」
「ええ ゴルフも頑張りましょうね」
「じゃあ ビールを呑ませてよ 今日は祐子が隣りにいたから
張り切って運転したんだ のどが渇いたぞ~」
「まあ よく言うわね 自分で取ってくださいね ねえ祐子さん」
「そうよ 私をえさに失礼よ もう」
二人は笑いながら自分達の缶ビールを取り出して二人で乾杯した
「おいおい おいてきぼりかよ もう」
神山は冷蔵庫から缶ビールを出して二人の間に入って乾杯した
3人は笑いながらゴルフの話をした

一息つくと神山が
「じゃあ いこうか」
由紀枝と祐子は良く笑い話していた
マーチに乗ると神山が運転をして御殿場駅前寿司に向うと
二人の話は止まらないで神山も微笑ましく聞いていた
駅前寿司に入ると威勢のいい大将がいつものように迎えてくれて
女将もニコニコして神山に挨拶をした
「今日は いいの?」
「ええ 今夜はここでゆっくり食べますよ」
女将はいつもの調子で鮮魚のおつまみと生ビールを持ってきて神山に
「ふふふ 神山さん あれからねうちのが頑張ってくれているのよ」
「良かったじゃない 夫婦円満で ねえ大将」
大将はテレ笑いしながら
「中トロ刺身 サービス3人前大盛りで頼むよ」
「へ~い 大トロ刺身 サービス5人前大盛り~」
大将が息子に何か言おうとしたが女将が
「そうだよ 頼んだよ~」
大将が女将に小さい声で
「おい いいのかよ そんなにサービスして」
「なに言っているの まだ小さいね ほんと いいでしょ」
「分りました」

神山は夫婦の会話が分ったが由紀枝と祐子には分らなかった
3人は生ビールのジョッキをカチ~ンと合せて乾杯をした
再びゴルフの話しになると真中の神山が邪魔になり由紀枝が
「ねえ神山さん 席を替わって 祐子さんとお話が出来ないのよ もう」
「わかったよ もう ゴルフの話しばかりで」
「でも 火付け役は神山さんでしょ ねえ祐子さん」
「そうよ 私はスイミングスクールにいくと言って水着を買ったのにね」
神山はそこまで言われるとなにも言い返せなかった
「どうしたの神山さん 仲間外れで可哀相ね 私がお相手しましょうか」
「まあ でもよく話すね ほんと」
「仕方ないわよ ひょっとして同い年?」
「良く分るね」
「だって人生50年よ それに私だって女よ」
「そうか そうすると僕はまだまだ勉強不足だね 分らないもの」
「そのうちに分りますよ そうしたら向こうのお部屋に行く?」
女将は目を潤ませ神山に迫ったが神山は
「だって 大将と仲直りしたのに不味いでしょ」
「大丈夫だよ ちょっとだけ貸してよ」
神山は女将にそのうちに温泉に誘うからそれまで我慢してと言うと
「本当だよ 待っているからね 厨房も連れて行くからね 3人よ」
「わかった 必ず電話をするよ」

神山は何とか難関を切り抜け安心をしていると大将が
「神山さん お願いしますよ 次回の休みはあの3人で決めるんですよ」
「えっ そんな 大将が決めているんじゃないの」
「ええ 実は女将が決めているんですよ 面目ないですが」
「分りました なるべく早い時期にしますよ」
「済みませんね 変なお願いをして」
「でも それで夫婦円満ならいいじゃないですか ねえ」
大将はテレ笑いをした
神山は由紀枝に
「ねえ 頼むよ 仲間に入れてくれ」
「ふふふ 寂しいでしょ いいわよ どうぞ」
由紀枝は席を替わると再び祐子と話を続けたが時々神山にも話を振った
神山は最初から仲間に入れて欲しかった思った
由紀枝と祐子は大トロや中トロを美味しいといい食べ満腹になると
「久しぶりに食べたわ 祐子さんと一緒だと良く入るわ」
「私もよく食べたわ」
神山が清算しようとすると女将がフルーツを持ってきて
「はい お嬢さんたちお食べ」
二人はニコニコして器のフルーツを食べた
神山は女将にお会計を頼み
「今日は1万2千円です」
「いいの 安いよ」
神山は1万5千円渡し
「おつり無しで良いよ 女将ご馳走様でした」

3人は大将と女将に挨拶をして出ると夜風が気持ち良かった
「わぁ~ここの風って都会と違って気持ちが良いわね」
「そうでしょ 夜は冷房を入れなくても全然平気よ」
「いいわね~」
由紀枝の運転で部屋に戻ると祐子が
「楽しかったわ お腹も一杯よ」
「ふふふ 祐子さんよく食べたもの」
「いやだ~ 又 太るわ」
由紀枝と祐子は楽しく話しているので神山はソファーで寛いだ
「ねえ 神山さん そろそろシャワーを浴びましょうか」
「うん ねえ由紀枝 あそこのゴルフ練習場は何時から」
「ええ 8時からよ」
「そうしたら早く寝て朝早くいこうよ」
「私たちは良いけど 早く寝られる? 二人いるのよ」
神山はトランクス姿で浴室に行くと湯船に湯を張り準備をした
「お~い 先に入るよ」
「どうぞ~ すぐにいきます」

神山はシャワーで簡単に体を洗うと湯船に浸かりジャグジーをいれた
ジャグジー用のソープを入れると泡が見る見るうちに神山の前に山を作った
二人が入って来ると由紀枝と祐子が神山に背を向け
体や秘所を良く洗いシャワーで流すと神山の両脇に座った
「ねえ神山さん こやっていると気分が良いでしょ」
「それは最高さ うんさいこ~う」
神山は二人の白く形のよい乳房を愛撫すると気持ちも良かった
今夜は珍しく浴室でのSEXが無く由紀枝と祐子は先に上がった
神山も充分汗を流しあがると由紀枝と祐子はタオル地のトップと
パレオの格好でソファーに座り寛いでいた
「格好いいね どうしたの」
「自分で作ったのよ 先日スーパーで大きなタオル地が100円で
売っていたから纏めて買って来たの」
「へぇ~ ミシンは」
「ミシンも買ったわ でも余り複雑な機能を持っていないミシンをね」
「へぇ~」
神山が驚いているので二人は立ち上がるとスカートを取り神山に見せた
「ほら 簡単でしょ ここに紐を付けているだけよ」
「わぁ~ おけけが見えているよ もう」
「ふふふ いいでしょ どうこうやって見ると」
神山はバスタオルを巻いた状態で肉棒が大きく変化してきて
「うん なかなかいいよ でもビールを呑もうよ」
「ふふふ ねえ貴方のも作ったわ」
由紀枝は神山のバスタオルを取ると肉棒が天を向いていたので
祐子がキスをし由紀枝が男性用パレオを神山の腰に巻いた
丁度膝くらいの丈でタオル地もバスタオルより薄くて気持ちよかった
「なんか ミニスカートみたいだけど すうすうして気持ちが良いよ」
「トランクスよりこちらの方が良いと思うわ 夏はね」
3人はソファーでビールを呑み寛ぐと由紀枝と祐子がソファーを立ち
寝室で話をし暫くして神山の前に現れると
「おいおい 凄いね さあベッドにいこうか」
由紀枝と祐子は由紀枝が持っているセクシーなランジェリーを着て
神山をベッドに誘った
ベッドに寝かされた神山にセクシーな二人が絡み合い神山は
「由紀枝 祐子 さいこ~う」
「どこまで持つか楽しみね ふふふ」







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2014年1月23日木曜日

紫陽花 4 - 49 Vol. 2



二人は簡単にシャワーを浴び身支度をすませると6Fのステーキハウスに
行った 受付けでカードキーを見せ待っていると窓際の眺めのいい席に
案内をしてくれた
神山は生ビールと簡単なおつまみを注文した
窓の外はすっかり暗くなり東京の摩天楼がきらきらと美しく輝いていた
生ビールが運ばれ乾杯すると洋子は神山の顔を見ながらニコニコして呑んだ
二人の話は先程のコートで盛り上がった
「正直に言うとね あのクラスのコートは2着か3着あれば充分なのよ
ほら 女性って見栄を張るでしょ その部分でいくと1着なのね
でも 普通に着るとしたら2着か3着よ 5着も持っている人がいるけれど
それはお金持ちの贅沢ね」
「そうか じゃあ今年はみんな1着だね それにブーツが2足とバッグか」
「そうよ 来年また買えばいいでしょ あのコートなら
10年は着られるわよ」
「そう言われれば そうだよね 桃子が26歳で洋子が40だから
14年はOKだ」
「まあ まだ39ですよ」
「まあまあ 一つ二つの違いは許して」
「だから若い子は絶対にいいわね ただしあのコートの時には
それなりの格好が必要になるって事ね」
「そうだね」
神山はワインを注文するとすぐに用意されワイングラスに注ぐと乾杯をした
二人はステーキを食べ終わると最後のフルーツを食べた
洋子はお腹が一杯で食べられないというがフルーツはきちんと食べた
食べ終わると神山は受付で清算をしたが無料だった
部屋に戻ると浴室で交わりソファーで寛ぐと洋子は疲れたのか
先にベッドへ横になり暫くすると寝てしまった

6月17日 水曜日 晴れ
「やあおはよう 良く寝ていたね」
「ごめんなさい 疲れていたのかしら 先に寝てしまって」
「いいよ 僕もゆっくり寝られたから」
神山は大きくなった肉棒を洋子に見せると
「ふふふ 大きくなっているわ」
そういうと上半身を起こし肉棒を咥え上下に動かし始めた
「こうゆう時でないとたっぷり楽しめないもの」
亀頭を優しく舐めたりしていると洋子の目が潤んできた
裏筋をハーモニカのように愛撫したり鈴口をちょろちょろ舐めたり
「どう 気持ちいい?」
神山が頷くと更に手の動きを加えてくると神山も我慢できずに
「洋子 欲しいよ 早く入れてくれ」
洋子は肉棒を跨るとゆっくりと腰を落とし膣に導き入れた
「洋子 気持ちいいよ」
「私もよ いいわ」
洋子はそのまま暫く腰を動かしていると段々と動きが速くなり
神山はからだを入れ替えると乳房を揉みながら腰を動かした
時々洋子にキスをすると舌を絡めると洋子が
「ねえ はやくきて 気持ちいいわ」
神山は白い足をV字型に広げ高く持ち上げると洋子は体を捩り悶えた
「ねえ はやく うっ~ あっ~ あっ~ あっ あっ」
神山の腰は段々早くなり亀頭の充血も充分になり硬くなると
「ねえ お願い きて いくわ あっ」
膣が狭まってくると神山も我慢が出来ずに
「出る」
「きて」
洋子は髪を乱し上半身を反らせて体をガクガクさせた
神山もスペルマを発射して洋子の上に伏せるとキスをすると
「ねえ 抜かないでね」
神山は頷き暫くすると膣の中が動き出して洋子は喘ぎだし
上半身を大きく捩じらせ髪は乱れた
神山が腰を動かすと洋子は
「いきそう はやく」
洋子は自分でも腰を動かし神山も腰の動きをあわせると
「あっ~ あっ~ あっ あっ」
洋子は喘ぐと果ててしまった
神山は腰を速く動かし自分も果てると洋子の上に伏せた
暫くキスをしていると洋子が
「ねえ もう駄目よ 抜いてお願いします」
神山は肉棒を抜くと洋子の脇に横になり乳房を優しく撫でた
「白くて綺麗なおっぱいだな」
神山は乳房に顔埋めると洋子は神山の頭をなでた

二人は簡単にシャワーを浴びると6Fレストランで朝食を食べた
「ここのバイキングは種類が豊富ね 又来たくなるわね」
「うん 全部は食べられないね それだけではなくて美味しいよ」
「そうね サラリーマンの人も多いわね」
「先日も朝食をここで食べたけど1500円だったよ」
「簡単な朝食より高いけれど でも朝からしっかり食べたい時は安いわね」
神山は3本目のビールを呑むとおかずを選び取り皿に盛りつけると
洋子も良く食べ満足した
食べ終わると部屋に戻り帰り仕度を済ませると神山は由貴に電話をした
「やあ おはよう 朝早くからごめんね」
「わぁ~神山さんおはようございます 大丈夫ですよ もう起きていますよ
それとゴルフセットありがとうございます」
「うん そこで ほらスカートとかシューズも揃えようと思っているんだ
今日 朝一番で鈴やに来れないかな」
「えっ 神山さんが買ってくれるの」
「うん 桃子と連絡をとってきてくれると助かるな」
「桃子の引越しが終った事は連絡受けたけれど、、、分りました
午前中の時間が空いているんですね」
「うん お願いしますね」
「は~い 分りました 携帯に電話をしますね」
「うん」
神山の電話が終ると7Fグランドフロアでチェックアウトの手続きをした
エレベーターでホテルの地下駐車場に向う時に洋子が
「本当に凄いのね TJ会員って」
「うん 殆どのホテルや旅館が無料だから便利だよ ほんと」
蒼いBMWに乗ると銀座の次長室に向った

部屋に入るとすぐに神山の携帯電話が鳴り
「由貴です 今日これから出ますが 10時半にゴルフ売場でいいですか」
「いいよ じゃあ10時半に売場で待っているよ」
電話を切ると祐子に
「おはよう 神山ですが」
「わぁ~ おはようございます」
「今日だけど10時半に鈴やのゴルフ用品売場に来れるかな」
「ええ 大丈夫ですよ でも明日の予定でしょ」
「うん でも早く買ってシューズは慣らしておいた方がいいでしょ」
「わぁ~ありがとうございます それとボストンバッグが届きましたよ」
「良かった では10時30分にゴルフ用品売場で」
神山は電話を切ると由紀枝に電話をした
「はい 庄司です」
「神山です 仕事中ごめんなさい」
「いえ 大丈夫ですよ」
「ありがとう 今夜 祐子も連れて行って構わないかな」
「わぁ~嬉しいわ どうぞ そんなに気を使わなくてもいいのに」
「うん ありがとう 明日一緒に練習をしようと思っているんだよ」
「ええ 嬉しいわ」
「それでね 由紀枝さえ良かったら明日の夜はこちらに来れる?」
「わぁ~ 凄いわ ほんと いきますよ」
「わかった まあ明日の夜の事は今夜にして じゃあ祐子もいきますから」
「は~い 分りました」

神山は電話を切ると携帯電話がなった
「はい 神山ですが」
「おはようございます カトリアーナです お久しぶりです」
「やあ おはよう」
「実は明日ですが 何時の電車に乗ればいいですか」
「ごめんごめん 3時か4時頃にお迎えに伺いますよ」
「わぁ~嬉しいわ では待っていますね3時頃お部屋にいます」
「うん 遅くても4時には必ず迎に行きます」
「ありがとうございます それとゴルフセットとバッグが届きました
ありがとうございます」
「うん それであとシューズとかウェアーも揃えようと思っているよ」
「わぁ~嬉しいわ ウェアーはポロシャツが一緒に入っていたわ」
「うん ほらスカートも揃えてあげるよ」
「ありがとうございます ではお泊りの用意とゴルフの用意をしますね」
「うん お願いしますね」
神山が電話を切ると洋子が
「まあ 大変ね 若い女性からのコールばかりで ふふふ」
「おいおい 洋子も若いよ それに今朝も美しいよ」
「まあ お上手ね」

洋子はニコニコして仕事を始めた
神山は20日の組み合わせ表の制作や賞金の分配表を考えていた
原案が出来たので洋子に見せると別に問題は無く洋子が
「ねえ ほら以前3人がプレーをしないでお手伝いと言っていたでしょ
その時にトランシーバーでやり取りをしようって」
「うん」
「そのトランシーバーだけど 5台買ったの ほら壊れるといけないから
5台持っていきますか」
「うん 大きくないでしょ」
「ええ タバコの箱のひと回り大きいくらいよ 予備バッテリーも買ったわ」
「幾らだったの」
「ええ 10万したわ ギフトカードで買いましたよ」
「うん ありがとう」
「そうしたら忘れないようにここに置いておくわね」
神山は頷くと洋子はゴルフの要項書をパソコンで作った
「どう これでいいかしら」
「感心するね 早くて正確だよ」
【 第1回 神山杯 ゴルフ競技会
この度 日頃お世話になっているメンバーを集めゴルフを楽しみたく
6月20日に御殿場カンツリー富士コースで競技会を行います】
【 賞金総額(ギフトカード)500万円 
優勝 150万円  2位 85万円  3位 57万5千円
優勝副賞としてダイヤモンドペンダントトップ 700万円
2位副賞としてダイヤモンドペンダントトップ 300万円
3位副賞としてダイヤモンドペンダントトップ 200万円
その他 ニアピン賞 ドラコン賞など金貨の景品などなど】
【   組合せとハンデキャップ
H              H                   H              H                           H
1組 田所洋子 10 桜川亜矢子  10  アレックスJr0  田中幸三  0
所属  S       GGI       AJ        A

2組 ジャック  0 内野誠二    0  小谷美佳   16  篠原涼子 16
所属  AJ      A         A         AJ

3組 高橋幸一  0 カトリアーナ13  庄司由紀枝  17  ナタリー 20
所属  A       学生        GGI       AJ

4組 神山龍巳  0 靑山祐子   17  浜野由貴   19  安田桃子 19     
所属  S       MC        NN        NN   

所属記号 S 鈴や      GGI ゴテンバ グランド イン
AJ アレックスジャパン A アルタ
NN ニーナ・ニーナ   MC メイドクラブ
特別ルール1、全てのホール 女性はレディースティーを使用
2、ドラコンホールについて
男性と女性に分けて計測する  男女別々の景品とする
該当ホールでマーカーが無い場合は男女共次の該当ホールに
持ち越しとする
最終該当ホールについて男性にマーカーが無い場合は
女性に男性景品が上乗せ
逆に女性マーカーが無い場合は男性に女性景品が上乗せとする
3、ニアピンホールについて
女性だけのルール:ニアピンホールでは2打目でグリーンに
オンしたボールも有効でニアピン対象とする】

神山は確認をすると早速アレックスジャパン社長アレックスJrに
FAXを送った
Gプロの部屋に行くと佐藤部長に渡し参加者に配るようお願いすると高橋が
「わぁ~山ちゃん ほんとこれ 大変じゃない 参ったな~」
「まあ孝ちゃん 美女ばかりだから それだけでもいいでしょ」
「しかし 優勝は150万円のギフトカードの他に700万円の
ダイヤのペンダントトップでしょ 凄いな これ全部山ちゃんが揃えたの」
「うん」
「へぇ~ お金持ち」
「ところで孝ちゃん 車はどうなったの」
「ええ 結局分らない事が多いから自分の車を使いますよ」
神山は財布から5万円をだして
「そうしたら高速代とガソリン代に使って」
「いいですよ でも頂きます ありがとうございます」
神山は午後から打ち合わせをする事にしてGプロの部屋を後にした

次長室に戻ると洋子が
「よかったわ アレックスJrから電話よ ありがとうございますって」
「やあ神山です」
「おはようございます 神山さんありがとうございます 凄いですね
全て神山さんが用意したの?」
「うん」
「そうしたらアレックスジャパンとして 一般にはあまり販売していない
ゴルフクラブセットを3セットか4セット提供しますよ どうでしょうか」
「えっ そんないいの?」
「ええ ハイアマチュア用でプロも使っているよ」
「高いだろう」
「ええ 400万円しますよ でも私の会社のものだから社員割引で
ポケットマネーで買いますよ」
「うん 分りました 会社の損にならないようにしてくださいね
もしよかったら僕も協力しますよ」
「ほんと 助かるね ありがとうございます
4セットで1600万円で40%引きだから960万円です
460万円出して貰えると嬉しいな」
「そうしたら 全額960万円を当日渡しますよ
それで男性用2セット女性用2セットを用意してもらえるかな」
「ごめんなさい 神山さん 現金でないと社内処理が出来ないんですよ」
「そうか そうしたら洋子さんに行って貰うけど本社でいいの?」
「ええ 私のところに用意しておきます
でも神山さんがそれだけするのだったら私もポロシャツやウェアーを
用意しますよ」
「でも サイズがあるでしょ どうする?」
「う~ん そうですね いい考えが浮かびましたよ
会場で目録を渡し 鈴やさんで商品を選んで貰うのですよ
それだったら出来ます
ポロシャツの目録を持ち売場で商品に変えて貰うのです
これだったら営業に早速話をしておきますよ どうですか」
「うん ありがとう 提供できるウェアーのリストを下さい
それと目録は格好いいのを作ってね」
「ええ 大丈夫ですよ 宣伝に話せばすぐに作りますよ
大体男性3セット女性3セットでどうでしょう」
「うん 男性はいいとしても女性の3セットはどうかな
出来れば5セット欲しいな」
「OK そのお金は早速社内処理をして目録を作ります」
「ありがとう ではすぐに洋子さんが行きますからお願いしますね
それから アレックスJr 
19日だけど5時にはホテルに着いて寛いでくださいよ
前夜祭は7時ころから始めますから
部屋割りも決まっていて僕と一緒だよ」
「ありがとうございます 私たちはお昼で仕事をきりあげ
ご飯を食べてから行きますよ 多分5時には着きますよ」
「了解です では」

神山は電話を切ると洋子に事の成り行きを掻い摘んで説明して
「960万円は軍資金から出しておいて」
「ええ 分りました」
「それと 包装紙は出来ればアレックスジャパンの包装紙がいいな」
「なかったら鈴やでも仕方ないわね」
「うん しかし400万円だって どんなクラブだろうね」
「ほんと でもうちの店には置いてないわね」
「多分直営のショップ販売だと思うよ」
「では 行って来ますね」
「うん フェアレディーZで大丈夫ですか?」
「ええ Zでいきます」
「気を付けてね」
「は~い 分りました」
神山は洋子が出ると10時30分前だったのでゴルフ用品売場に向った
売場に行くと由貴と桃子 祐子が楽しそうに話をして神山を待っていた
「わぁ~きたきた もう 遅いぞ」
「ごめんごめん でも早かったね」
3人の女の子はそれぞれにスカートやポロシャツ シューズを既に
選んでいて祐子が
「神山さん 出来ればポロシャツを2枚買いたいの」
「うん いいよ あとグローブもアレックスで揃えていいよ」
そう言うと3人はソックスとかゴルフグローブなど選び始めた
3人はサングラスやサンバイザーなど7名分買ったほうがいいと言い
合計で160万円を商品券で支払った
「どうだい 少し早いけど食事に行かないか」
「ええ とても嬉しいけど 練習場にいきますね
由貴さんと桃子ちゃんと一緒にホテルの近くにあるから行ってきますね」
「そうだね シューズを慣らした方がいいからね
そうだ 祐子 今日5時には戻ってくれ 由紀枝のところに行く」
「わぁ~嬉しいわ ありがとうございます」
「出来れば あの二人には内緒がいいな」
「大丈夫ですよ ご安心下さい 話しませんから
それでは ありがとうございます」

神山は3人を見送るとゴルフ売場の課長が神山に
「次長 どこのモデルさんですか」
「ははは 素人だよ でも後で話して置きますよ 歓びますよ」
神山は残ったサングラスやサンバイザーを持って部屋に戻ると洋子が
「あなた 素敵なゴルフクラブよ」
神山はクラブセットをみてドライバーを取り出すと軽く振った
「わぁ~ 少し硬いな でもこのくらい硬くないとプロやハイアマに
通用しないのだろうね」
「女性用はどう?」
神山は女性用をもドライバーを振ってみた
「これも少し硬い感じがするけれでも いいと思うよ」
神山は洋子に渡すと洋子は軽く振ってみると
「そうね 先に頂いたクラブより硬いわね でも飛びそうね
そうそう はい領収書よ」
「うん 不要だけど 洋子 どこかにファイルしておいて
それからね ピチピチギャルズがウェアを選び これもあった方が
良いといってね 人数分買いました」
神山はサングラスとサンバイザーを洋子に渡した
「よかったわ 買おうと思っていたのよ 助かったわ」
「由貴と桃子 祐子がそのサングラスとサンバイザー姿で売場を
歩いていたからゴルフの課長が どこのモデルさんですかって いってたよ」
「まあ そんなに格好良くきめて来ていたの ふふふ ギャルズね」
神山はととかるちょを簡単に作り洋子に見せると
「まあ 私が本命で対抗が亜矢子さんとカトリアーナね
そうねハンデを考えると男性の優勝は難しいわね 面白いわね」
「早速 作って流してくれるかな」
「ええ うちはどうするの?」
「おじ様に見つかると どうだろうか?」
「ふふふ 先に直接渡せば 大丈夫ですよ そのうち広まるから」
「任せるよ お金の回収は頼んだよ 口数と現金ね」
「ええ 任せて」
洋子は早速パソコンでととかるちょを製作し関係するところにFAXした
内容は
【 どんどん投票してください 一口500円
1位と2位の枠を予想してください 連勝複式です
選んだ2枠の中からから1位と2位が出れば 払い戻しゲット

1枠 ◎田所洋子 M 10 普段の調子なら優勝もあり

2枠 ○桜川亜矢子M 10 復活なるか 調子よければ優勝か?
▲アレックスJr 0 奥様出産近し!集中できるか

3枠 △小谷美佳   16 実力発揮できるか?ハーバード魂
田中幸三    0 先輩の意地を見せられるか?果たして
△篠原涼子   16 ハーバードで鍛えた腕 復活するか?

4枠 △高橋幸一 M  0 距離短いコース まっすぐ行けば勝機有り?
▲ナタリー   20 コースは2ヶ月ぶり
▲ジャック M  0 夫婦で頑張るか?プロ並の弾道通用するか

5枠 ○カトリアーナ 13 若さで勝負 スポーツ万能
△安田桃子   19 アイアンショットはプロ並?

6枠  庄司由紀枝  17 曲げなければ勝機あり?久しぶりのプレー
浜野由貴 M 19 学生時代アイアン得意 果たして?

7枠  靑山祐子   17 暫くプレーをしていない どうか?
   内野誠二    0 池ポチャ病克服したか?ハンデがキツイ?

8枠 ▲神山龍巳    0 調子まあまあ 優勝できるか?ハンデ克服?

尚 予想は独断と偏見でつけました
投票は都合により19日15時までとさせて頂きます 
氏名後ろMマークの方が最終回収者とします    】

神山はGプロの部屋に行くと佐藤部長に渡し
「佐藤部長 お願いしますね 本社に流してください
くれぐれも警察に見つからないようにお願いしますね」
「楽しいですね この寸評は信じていいんですかね」
「まあ 半分はOKですよ 本人から聞いていますからね」
「なるほど 早速本社に流しますよ それで高橋課長に渡せばいいですね」
「ええ そうです お願いします
孝ちゃん 勝手に決めたけどお願いしますね 現金回収」
「了解 もう1位は田所さんで決定ですよ 前回も凄かったし
対抗の桜川さんとカトリアーナさんが分らないな」
「うん 桜川さんもしているしカトリアーナもプレーを続けているよ
そこにも書いたけれどスポーツ万能だね」
「山ちゃんはどうなの」
「だって この間の80でもう駄目だよ一杯さ 田所さんが90で
廻るわけ無いでしょ そうすると女性の実力者 桜川さんか
カトリアーナが対抗で出てくるね」
「そうか 男性の優勝は難しいか」
「まあ孝ちゃん 自分からは買っておいたほうがいいよ まさかがあるしね」
「うん でもねえ 女性の実力者が3人も居るとどうだろうか」
「そうね でも諦めないで だって距離が短いから大丈夫ですよ」
「そうですね まあ頑張りましょう」
「そうしたら 今日は14時から会議でいいかな」
「了解 それまでにデザインを揃えますよ」
「お願いします」








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2014年1月18日土曜日

紫陽花 4 - 49 Vol. 1



6月16日 火曜日 快晴
神山は目が覚し由紀枝の白くて弾力のある乳房をやさしく揉んでいると
由紀枝も目を覚ました
「もう 駄目 おトイレにいくわ」
神山も後から入り由紀枝と一緒にシャワーを浴びた
新しいトランクスを穿いてバルコニーでタバコを吹かしていると
「ねえ お部屋がいいわ また、、、」
由紀枝は人差し指で下をさしていたので神山も頷き部屋に入り
「そうだね 又 言われるのもいい気分じゃないしね」
由紀枝はベッドに横になると神山に抱きついてキスをした
「由紀枝 どうしたの 昨夜から積極的だよ」
「だって 19日は会えても出来ないでしょ」
「でも 亜矢子が参加するから部屋割りが変わるよ」
「そうなの 良かったわ ふふふ」
「それと由紀枝もプレーが出来るよ」
「ありがとうございます 昨日亜矢子さんから電話がありました」
「悪い悪い すっかり忘れていたよ」
「もう 許さないわ」

今度は由紀枝が上になって神山の胸とか愛撫し肉棒も愛撫した
神山と由紀枝は充分高まると交わり果てた
由紀枝は簡単な朝食を用意して神山を呼んだ
神山は由紀枝に55万円を渡し
「はい ゴルフ練習場の分と牛肉分 足りるかな」
「ありがとうございます 充分よ」
由紀枝はニコニコしながら戸棚に仕舞い
「あなた ごめんなさいね 簡単で」
簡単と言っても結構なボリュームがあった
和洋折衷だがお中元の缶詰を上手に使いサンドイッチにしたり
素麺を春雨のようにスープにしたり考えて作られていた
「ふふふ 殆どが冷凍よ わかる」
「へぇ~ 分らないよ 上手だね 美味しいよ」
神山は由紀枝の顔を見ながら食べると由紀枝も神山の顔を見て食べた
食べ終わると神山は
「さあ 今日も暑くなるぞ 大変だなこれは」
「どうして」
「ああ 今日は桃子の引越しなんだよ 殆ど荷物は無いと言っていたけど」
「まあ 大変ね 今日も東京は暑くなるっていっていたわ」
「そうすると冷たい飲みものを用意しておこう」
「ええ そうね」
神山と由紀枝はキスをすると身支度をし神山は由紀枝に
「じゃあ 明日の夜に来るようにするよ」
「ほんと 嬉しいわ」
「うん だけど翌日はカトリアーナを拾って赤坂に戻って買い物がある」
「あら 彼女お休みなの」
「うん 18日から22日まで休みと言っていたよ
それで僕の所に泊まりたいと言うので どうぞと言うわけだよ」
「まあ いいわね」
「由紀枝も連休を取れるようになったら遊びに来なさいよ」
「ふふふ そうするわ」
由紀枝は時計を見ると
「わぁ~ 大変よ もうこんな時間 急ぎましょう」
神山は時計を見ると7時45分をさしていた
「由紀枝 まだ8時前だよ」
「ええ 今日は早く行って朝のお仕事を少し覚えるのよ」

神山と由紀枝は部屋を出ると駐車場でキスをして別れた
由紀枝がマーチに乗って手を振り駐車場を後にした
神山も蒼いBMWに乗ると駐車場を後にして千駄ヶ谷に向った
御殿場ICのところでガソリンスタンドに寄りハイオクを満タンにし
東名高速に入ると神山はスピードを上げた
渋谷ICで下りると千駄ヶ谷まですぐについた
9時には充分時間があり駐車場でタバコを吸い桃子の部屋にいった
「わぁ~神山さん おはようございます」
「やあ おはよう どう」
「ええ たった今 荷物を運んで出たところよ」
「えっ だって9時からでしょ」
「ええ 8時過ぎに電話があって こちらさえ良かったらすぐに
伺いますよって そう言われたの」
「そうか ごめんね」
「ええ いいの それで今はここの不動産屋を待っているところなの」
「そうか そうすると向こうに着いても部屋に入れないんだ」
「でも カードキーを渡したから入れるわ」
話をしていると不動産屋が来て桃子は鍵を渡し退室をした
神山と桃子は蒼いBMWに乗ると代々木の新しいマンションに向った
途中コンビニで冷たいお茶やビールを買いマンションの駐車場に着くと
引越し屋の車から荷物が降ろされてエントランスに運び込まれていた
桃子が責任者に会うとカードキーを返して貰い自分で部屋に入った
早速ガラス戸を開けると僅かだが風が入ってきて気持ちよかった

神山は冷蔵庫にコンビニで購入したお茶などを仕舞うと
ダンボールが次々に運ばれてきたが大きな荷物が無く引越し屋の
責任者が桃子に
「これで全部ですよ ありがとうございます」
桃子は引越し屋さんに冷たいお茶を出して現金を10万円支払った
引越し屋が帰った後に神山が桃子に10万円を渡すと
「えっ でも、、、」
「じゃあ 仕舞うよ」
桃子はニコニコして
「わぁ~ 頂きます ありがとうございます」
桃子は部屋の家具を新しい物に変えたので気持ちが良かった
管理人が部屋に訪れて桃子に
「安田桃子さんですね」
「ええ 本日からここに住みます お願いします」
「こちらこそお願いしますね 実はゴルフセットが届いているんですよ
管理人室まで取りにきて頂けませんか お願いします」
神山と桃子は管理人室まで荷物を受け取りに行くと神山が先日配達を
依頼したアレックスのゴルフセットとボストンバッグが届いていた
神山と桃子は管理人から受け取ると部屋に戻りキャディーバッグをあけ
「わぁ~嬉しいわ これが評判のクラブね いい感じだわ
神山さん ありがとうございます」
そう言うと神山にキスをしてゴルフクラブを触っていた
「ほら 桃子 ダンボールを開けて片付けようよ」
「でも 神山さんがいると恥かしいわ」
神山は近くにあったダンボールを開けると冬のコートが出て来たので
桃子の指示を聞きながら片付けていった
ダンボールに丸の中に下と書かれた箱を開けると桃子が
「わぁ~ 駄目 もう」
神山は無視して開けると黒いビニール袋が出てきて開けてみた
「わぁ~ 桃子 ショーツが一杯出てきたよ ほら」
桃子は顔を赤くして神山の開けたビニール袋を取ると
「もう 捨てられなかったのよ 下手に捨てるとビニールを破かれた時
恥かしいでしょ だからそのまま持って来たのよ もう」
「ごめんごめん でもまだ穿けそうな感じだったよ」
「もう いいの 私のショーツは」
「そうか そうしたらこのエリアのゴミの日を確認して
ゴミの収集車の人に直接渡した方が安心だね」
「ええ そうします もう」
桃子は恥かしくて顔を赤くしたままダンボールを片付けていった
一段落すると神山は冷蔵庫からビールを出して桃子に
「さあ 機嫌を直して ねっ桃子ちゃん」
桃子はニコニコして
「もう あのショーツあげるわ でも祐子さんに私の名前を出さないって
約束できたらよ」
「う~ん 駄目だな う~ん」
「だったら ゴミやさんね いいのよ もう随分と穿いていたから
新しいのは神山さんに買ってもらえたし」
そう言うと桃子もビールを呑みバルコニーでキスをした

神山は時計を見ると12時前だったが桃子に
「桃子 そろそろお昼に行こうよ 地下の中華で良いでしょ」
桃子が頷くと神山は桃子にキスをして
蒼いBMWでシブヤ ハイアット ホテルに向った
地下の中華料理店に入るとサラリーマンが目立ちランチメニューを食べていた
ワイシャツの袖をめくりあげあつあつの料理を汗を流しながら
箸を忙しなく動かしていた
神山は単品の料理と生ビールを注文した
「嬉しいわ あんなに広いお部屋に住めるなんて」
「バルコニーも広いし気分がいいね」
「あそこでパターの練習も出来るかしら」 
「う~ん ころころ転がる音が下の部屋に響くかもしれないよ」
「あっそうか あの下はお部屋か そうしたら止めた方がいいわね」
「うん 煩くすると苦情の元だからね」
神山と桃子は運ばれた料理を美味しく食べると
「桃子 最後にラーメンにしようか」
「ふふふ ええ半分ずつ」
神山はおつまみを食べながらビールを呑んだ
今日の桃子は招輿酒を呑まなかったので
「どうしたの 招輿酒は」
「ええ お部屋に帰ったらすることが一杯有るでしょ だからよ」
「うん まだお掃除も残っているしね」
「ええ まだまだ有りますよ ふふふ」
二人はラーメンを食べ終わると神山が清算をしてお店を出た
地下街を歩き桃子が
「ねえ 神山さんが喜ぶ下着を買いたいな」
神山は頷くと輸入ランジェリーのショップに入り桃子がセクシーなガウンや
SEXの時にきる透け透けのランジェリーを選び神山が30万円を
ギフトカードで清算をした
神山は桃子に部屋着の話をするとメンズショップでTシャツと
おしゃれなトランクスを桃子が選び購入した
ホテルを出て神山は宝くじ売場に行くと桃子に
「桃子 宝くじをかおうよ」
「でも 大切なお金でしょ そんな」
「いいよ 僕が出すよ その代り桃子のスリーサイズを教えて欲しい」
「えっなんで」
「うん その番号で購入すると良く当るんだよ 本当だよ」
桃子は小さい声で神山に伝えると
「そうすると 90組の165915がいいね」
「ふ~ん それで当るの」
「まあ 当らなくて当たり前だよ ねっ
あとは52組の190529かな これを連番で10枚ずつ買いましょう」
神山は宝くじのお姉さんに探して貰うと暫くして両方とも連番があり
「ほら ついているよ ねっ」
桃子は運を余り信じない方なのできょとんとしていた
神山はお金を渡すと駐車場に向かい桃子の部屋に向った

部屋に戻ると二人はシャワーを浴び浴室で交り
神山はベッドに横になり桃子に少し寝るというとすぐに眠りについた
「あなた 30分経ちましたよ 起きてください」
神山は目を覚ますと桃子を抱き寄せ舌を絡めキスをした
「もう 又 欲しくなるでしょ」
神山は起き上がると桃子に
「ねえ 桃子 この宝くじの件は誰にも話しては駄目だよ いいね
例え外れてもだ 勿論当ったら当然話しては駄目だよ」
「平気よ 誰にも言わないわ 二人のヒ・ミ・ツ ねっ」
「ねえ 早くこのセクシーな下着を着けたいわ ふふふ」
「うん ゴルフが終ってからになるけど 必ずくるよ」
「寂しいもん」
神山は帰り仕度を済ませると再びキスをして桃子の部屋を後にした

次長室に入ると洋子が
「あなた ごめんなさい 秘書課にこんなに書留が纏まっていたわ」
「やあ おはよう どうして?」
「ええ 連絡ミスと言っていたわ」
「早速 礼状を出してください」
「ええ 午前中に出しました 本当に済みませんでした」
「いいよ 洋子がそんなに謝らなくても 
それより昨夜はありがとう どうだった」
「ええ 祐子さんも嬉しそうに食事をしたわ 楽しかったわよ
久しぶりに表参道のカクテルバーにいって二人で踊ってきたわ」
「あのアメリカンポップスでしょ 良かったね」
「ええ 二人とものりのりで踊りまくったのよ
久しぶりにいい汗をかいたから今日は凄くからだが軽いわ
それとね亜矢子さんから電話があって 19日の部屋割りが決定し
祐子さんとカトリアーナさんが一部屋で 亜矢子さんと由紀枝さんの
お部屋が追加で一部屋になりましたって連絡を受けたわ」
「うん ありがとう」

神山は次長席で書留を開けてみた
殆どが現金でギフトカードも入っていた
現金が7千8百万円でギフトカードが2千4百万円もあり神山は
ロッカーに仕舞った
「洋子 今夜だけどお泊りできるかな」
「ふふふ 多分大丈夫よ 一応連絡しておくわね」
神山がタバコを吹かしていると洋子が
「大丈夫よ あなた」
「うん ありがとう そうしたら赤坂 スカイ ハイ ホテルに泊まるか」
「えっ そんな高いホテルに」
「大丈夫だよ TJカードを使えば」
神山は早速 赤坂 スカイ ハイ ホテルに電話をしてみると空室があり
TJの会員番号を伝えると無料宿泊出来る事を確認した
「洋子 OKだよ 最上階のスイートルームだよ」
「へぇ~ 凄い ありがとうございます」
神山は祐子に電話をして今夜は帰れないことを伝えると
「神山さん 昨日はありがとうございます 洋子さんと楽しみました」
「うん よかった たまには同姓と楽しむのもいい事だよね」
「ええ またお願いしますね」
「うん 18日にはカトリアーナが来るし また楽しいよ」
「は~い 分りました」
「じゃあ 戸締りを頼んだよ」
「は~い 分りました」

神山は電話を切ると仕事に集中した
洋子は嬉しいのかニコニコして仕事をしていた
18時になると神山が洋子に
「洋子 そろそろあがろう」
「は~い 分りました」
洋子は私服のGパンに着替える時に神山に
「ねえ 夜まで待てないの 頂戴」
神山が頷くと洋子はしゃがみこんで神山のGパンとショーツをさげると
おちんちんをしゃぶり始めた
充分な硬さになると洋子は後ろ向きになりパンストの足の付け根に
肉棒を挟み腰を動かした
洋子はクリトリスの刺激が充分になるとパンストとショーツをおろし
肉棒を膣に導き入れた
「気持ちいいわ」
洋子はからだを捩って神山と舌を絡め自分の腰を速く動かすと
神山も腰を速く動かした
暫くすると洋子は首を振り髪を乱し果てた
神山も乳房をぎゅうと握り洋子と一緒に果てた
「よかったわ」
洋子は素早くティッシュを自分の秘所に宛がい肉棒も綺麗に拭いた
急いで身繕いすると部屋を見渡し後にした

神山は駐車場から蒼いBMWをだすと洋子を乗せて
赤坂 スカイ ハイ ホテルに向った
「洋子 ゴルフの景品だけど ダイヤモンドのペンダントトップはどうかな」
「いいと思うわ 私も出来るし 若い子も歓ぶわよ」
「そうしたら ホテルのモテリコでかおう」
「でも 高いわよ」
「大丈夫だよ さっきまた入ったから 心配しなくていいよ
それより 1位から3位になった人が歓べば嬉しいよ」
「そうね あのコースは女性に有利だしハンデキャップも有利だし 
断然 女性軍が有利ね」
「そうだね 出来ればこの秋にも行いたいけど仕事でどうなるか
分らないからね だから出来る時におおいに喜んで貰おうと思っているよ」
話しているとホテルに着き車をホテルの地下駐車場に止めると
「早速 3Fのモテリコにいこうよ」
二人は3Fにあるブティックモテリコにいった
「予算はどのくらい」
「う~ん 優勝は500万円位でいいと思うよ」
「えっ そんなに高いのを買うの」
「うん だって歓ぶだろう」
「それはそうだけど あなたが提供するんだからその位の額になるかしら」
二人が色々と見ていると若い女性でも洋子の年齢でも喜んでもらえる
デザインのペンダントトップがあった
派手なデザインではなく清楚で知的な感じがした
神山は選んだトップを洋子に見せると頷いてくれた
「あと2位3位も選ばないとね」
そう言うと同じ様なデザインでそこし大きさが違うトップを探し出し
店長にゴテンバ グランド インのカードを見せるとニコニコして
「神山様 いつもありがとうございます 今日はどちらの商品でしょうか」
神山がガラスケースに入っている700万円のトップと伝えると
店長は電卓を持ち出して計算すると
「そちらの商品は現金ですと35%引けますよ」
神山はギフトカードでも同じ割引になるか確認するとOKと言われた
2位と3位の商品も金額を確認すると
2位の300万円3位の200万円も同じ様に35%引きになると言われた
神山は店長に1位から3位までのペンダントトップを2個ずつ欲しいと
伝えるとガラスケースの下から取り出して神山に見せて確認をした
神山は1560万円分のギフトカードを出し女性店員も手伝い
枚数を数え終ると
「神山様 確かに1560万円ございます ありがとうございます」
神山は商品が分るように700万円の商品には包装紙に『1位』と
付箋を付け2位3位の商品にも同じ様に包装紙に付箋で分かる様にした

洋子が冬物を見ていると神山に
「ねえ このコート暖かそうよ」
神山は値段を見ると900万円の値札がついていて
「着てみてよかったら買うよ」
「ほんと」
洋子は店長に話し毛皮のコートをハンガーから下ろしてもらうと
「わぁ~ 軽くて暖かいわ」
神山は洋子に
「そうしたら そのブーツもどう 履いてみたら」
洋子はブーツを穿いてみると軽くて穿きやすく歩くにも楽だった
「ええ 今までと全然違うわ 柔らかくて軽いわよ」
神山は店長に値段を聞くと
「こちらのコートは25%引かせて頂きます ブーツですが
80万円のところ25%引かせて頂きますが 如何でしょうか」
神山は頷きギフトカードを735万円分出すと女性店員も手伝い
ギフトカードを数えると店長が
「神山様 確かに735万円ございます ありがとうございます」
洋子は自宅に届けて貰う手続きをした
「あなた ありがとうございます 嬉しいわ」
「よかったね 合うのがあって」
「紳士物のコートも有るわよ ブーツも」
「うん 又にするさ 今日はもう手持ちがないしね」
洋子は嬉しくて神山の腕に抱きついて歩いた
エレベターで7Fのグランドフロアで下りるとフロントで
TJカードを提示した
「神山様 いらっしゃいませ」
宿泊手続きを終えるとフロントからカードキーが渡されエレベーターで
最上階の25Fについた

部屋に入ると大きく広いのに驚き窓際にいくと
夏の斜光を浴びているビルの大海原がみられた
「洋子 来てごらん もうすぐ夕日で綺麗だよ」
洋子は神山に抱きついて一緒に窓の外を見ていた
「ねえ 先程はありがとうございます 嬉しいわ でも大丈夫ですか?
お金あんなに使って」
「うん この間 協会で祝い金が20億あるし 月収も1億になったし」
「、、、20お・く 月収1お・く、、、」
洋子は信じられないという顔をして神山をみて
「ほ・ん・と、、、」
「洋子に嘘をついても仕方ないじゃないか 本当だよ でも内緒だよ
だから 大丈夫だよ それに今日買った分は午後貰った書留分だよ」
「えっ そんなに入っていたの 一体幾ら有るの」
「それはヒミツさ さっきの20億以上はあるし」
「先日 9億の入金を手伝ったでしょ わぁ~凄いお金持ち」
「まあ こうやって洋子が歓んでくれれば僕は嬉しいよ
ほんと株とかギャンブルに投資しなければ安全だからね」
「でも凄いわね 私もだけど5月の始めにはこのようになるとは
思ってもいなかったわ」
「まあ つきとか運だろうね 月収50万円が1億だよ
僕自身信じられないよ」
「そうよね それでこういう高いホテルでお金を使うかというと
TJ会員で無料でしょ ほんと凄いわ
お金も SEXも けんかも 怖い物ないわね」
「ははは 洋子は怖いよ」
「まあ」

二人は抱き合うとベッドに倒れ洋子がすぐに喘ぎだした
神山は洋子のブラウスなど着ているものを順番に脱がすと白いからだに
綺麗な淡いピンクのブラジャーが乳房を包み込んでいた
神山もシャツを脱ぎ捨てると上になりブラジャーの上から乳首を愛撫した
洋子は神山のジッパーをさげてショーツの上から肉棒を揉みはじめると
神山は一回洋子からはなれGパンも脱ぎ赤いショーツも脱ぎ捨てた
再び洋子の上に乗ると肉棒を洋子の口に宛がい後ろ手にクリトリスを
愛撫した
洋子の愛撫が上手に出来ないからと自分からからだを起こして神山を
寝かすとパンストとショーツを脱ぎ捨てて神山に跨った
クリトリスを神山の口に宛がうと腰を前後に動かし始め
喘ぎ声が大きくなった
暫くすると洋子はしたに下がり肉棒を咥え込み手と一緒に上下に
動かし時々亀頭を舐めまわしたり吸い込んだりした
神山が感じてきた時に洋子は自分が反対になりクリトリスを神山の
口に宛がう格好になった
神山が舌先でクリトリスを刺激し中指を膣に挿入すると洋子は
腰を動かし始め喘ぎ声が大きくなった
神山の肉棒も大きさと硬さが充分になると洋子が
「いれていいでしょ」
「うん」
洋子が上になり肉棒を跨ぎ静かに腰を落とし膣に導くと
「あぅ いいわ うっ~ うっ~ きもちいいわ」
暫く動かすと 今度は深く入れた状態で腰を前後に動かした
洋子はクリトリスの刺激が強くて神山の上に倒れてくると神山は
キスをしながら腰を動かし したから突き上げると洋子は髪を乱し
「あうぅ あぅ~ いいわ~ かたいわ」
神山は更にピストン運動を早めると洋子の腰も動き始め 暫くすると
「あっ あっ きて いきそうよ ね」
「でるよ」
「だして はやく あっ~ あっ~ あっ あっ」
「うっ」
「ぎゃあぁ~ うぐぅ~ あっ」
二人は一緒に昇天して洋子は神山の上に伏せてキスをして動かなかった

暫くすると洋子は自分から肉棒を抜いて神山の脇に横たわった
「ふふふ もう駄目よ まだ夕飯が残っているから」
神山は冷蔵庫から缶ビールを出して洋子に渡すと
「美味しいわ ふふふ くせになるわね」
神山も美味しそうに呑みタバコを吹かした
「ねえ 怒らないで聞いてね」
「うん」
「今日買って貰ったコートとかブーツ 有るでしょ
でもね あそこのレベルで揃えると他の持ち物もあのクラスにしないと
バランスが取れなくなるのよ」
「うん そうだろうな」
「だから コートもあれ一着とはいかなくなるのね
結局 お金が掛かってくるわけなんですよ」
「うん 大丈夫だよ 心配しなくて」
「ほんと 嬉しいわ でもね 他の女性もそうすると大変な金額よ」
「でも 冬は1回買っておけば毎年コートを買わなくて済むだろうし
逆に 僕のお金を目当てにする女性はいないと思うよ
だって洋子がそうだろう 僕のお金を当てにしている訳じゃないし」
「ええ そうよ でも結局知らないうちにお金が掛かっているでしょ
そこを教えておきたかったの」
「そうか 僕のお金を目当てでなくても知らないうちに僕が使っていると」
「そうよ あなたのお金を目当てにしている女性はいないわ
ただ あなたが優しすぎて知らない間に使っているのよ」
「そうだね でも大した金額じゃないよ 大丈夫だよ
例え 10人の女性に5千万円使っても5億でしょ
充分 お小遣いの範疇だよ 安心して」
「わかったわ そこの感覚が正常なら問題無しよ ふふふ
そうしたら コートもう一着買って貰おうっと」
「おいおい それはクリスマスだよ いいね」
「ねえ あのコート 素敵よ 若い桃子ちゃんも着られるわよ
今から買っておいてクリスマスに渡せばどう?」
「そんなにあのコート 素晴らしいか」
「ええ 900万円だと安いかもしれないわよ
今年冬のクリアランスセールであのコートより下のランクが
900万で出ていたわ だからそれで買ってもらったのよ
ほら 私もそれなりの物を見たいでしょ だから覚えているわよ
縫製もしっかりしているし丈夫よ」
「でも サイズがどうだろう」
「ふふふ みなさん同じくらいでしょ ここの大きさも ふふふ
それに夏と違って からだにフィットしていなくても大丈夫よ
ほらセーターとか着るでしょ」
「じゃあ 洋子のサイズでいいわけだ 全員が」
「ええ 私の知っている限りよ」
「まあ そうだね そうすると 亜矢子 由貴 桃子 由紀枝 祐子
カトリアーナ 900万6名で 5400万円の35%引くと
3510万円か なんだそれにブーツにしても1億かからないよ
大丈夫だよ 洋子」
「そうすると バッグが出ていたでしょ 120万円の あそこの
ランクを持たないとバランスが悪くなるわよ」
「うん そうだろうね でも若い子があそこまで高いのを持つと可笑しいよ」
「そうね もう少し安くてもいいわね 安いと言うよりその子にあった
バッグが一番よね」
「うん そう思うよ やたら高くてもバッグだけが目立ってかえって
バランスを悪くするよ そうするとコートだけ先行投資かな わかった」







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2014年1月13日月曜日

紫陽花 3 - 48 Vol. 3



神山は電話を切ると亜矢子のスコアをメモをした
組み合わせを作るにも女性達のハンデを決めるにもスコアが欲しかった
洋子が元気良く部屋に入ってきて
「あなたおはようございます 良いわよ あのクラブ」
「そうか 早速打ちにいったんだ」
「ええ 今までより全然力を入れなくても飛ぶのよ 凄いわ
だから変に力まないでしょ 疲れないのよね」
「よかったね 優勝候補だ」
「ふふふ それはあなたでしょ」
「今ね 亜矢子から電話があって 20日出られる事になったよ
それで前夜祭もOKで部屋も追加したよ」
「わぁ~ 凄いわね そうすると4組なの」
「うん そうなるね それで早速女性のスコアを確認してくれるかな
ほら ハンデを決めないといけないから」
「ふふふ 大丈夫よ アルタの小谷美佳さんは92でしょ
アレックスジャパンの篠原涼子さんは90よ ナタリー夫人は98よ
ニーナ・ニーナの由貴さんはそうね96かしら 桃子ちゃんも同じ
カトリアーナが88と言っていたわ 後は亜矢子さんと由紀枝さんね」
「うん 亜矢子は85って言っていたよ でも今は分らないって
由紀枝は祐子と同じ94にしておこうか」
「まあ そうねこれから本格的だから94でいいでしょ」
「で洋子が85か そうすると僕を80で それを基準にすると
ハンデ20がいなくなる訳だ」
「やっぱり 72で考えたほうがいいでしょ」
「はいはい そうします あ~あ 男はつらいよ 洋子と13か」
「ふふふ 楽しみね」
神山と洋子がハンデキャップで話し合い各人のスコアから72を引いて
それに8掛けする事でハンデが決まった

神山はGプロに部屋に行くと佐藤部長が
「山ちゃん 出来ましたよ」
「えっ 早いですね」
「ええ 実は土曜日に出勤して仕上げたんですよ」
神山は各ブースのパースをみて
「そうしたら企業に見せる前に静岡の御殿場プロジェクトチームに
一回見せて判断を仰ぎましょうか」
「そうですね その方が方針がハッキリするしいいですね」
神山は洋子に電話をして御殿場アウトレットプロジェクトの竹内直人と
連絡を取るよう指示をした
神山は各ブースの経費を聞くと鈴や食品だけが予算オーバーしていて
考えてしまった
「孝ちゃん ここの地下エリアをもっとアレックスカラーを出せないかな
そうすればアレックスもすんなりお金を出してくれると思うけど
今のままではきついね」
「分りました 山ちゃんの言う通りもう少し考えます」
電話が鳴り神山がでると洋子からで
「今 連絡が入りました 今日ですと15時から大丈夫と言われましたが」
「うん OKだ」
神山は洋子に下段階でお見せする旨を伝えて欲しいと指示をした
「佐藤部長 今日 15時にアポが取れました
そこで部長と孝ちゃん 一緒に行ってください
その方が変更があった時 速やかに変更作業に取り掛かれると思いますが」
「ええ 分りました」
「どうでしょう お昼を一緒に」
「そうですね 久しぶりに行きましょう」
「11時30頃にここを出て寿司屋に行きましょう
僕の方で手配しますから そのつもりでいてくださいね」
「また山ちゃんに世話になると なんか気が重いな~」
「大丈夫ですよ 早速手配しますから11時30分になったら
このビルの1階でお願いしますね」

神山は部屋に戻ると洋子に
「銀座築地 寿司屋いせ丸を11時30分 9名で予約を入れてください」
神山は由紀枝に電話をすると
「わぁ~神山さん おはようございます」
「うん? 今日はお休みか」
「ええ そうよ ねえ私18日からお休みなの だから練習できるわよ」
「うん 今朝 亜矢子から聞いたよ ところで今夜だけどなにか予定はある」
「ええ 勉強があるわ」
「そうか 折角そちらに行くのだけど無理か」
「もう 何時頃来れるの?」
「うん6時頃だと思うよ」
「そうしたらバーベキューをしましょうよ 準備するわ」
「うん 頼んだよ 又連絡するよ」
神山は電話を切ると洋子に
「ねえ洋子 真紅のポルシェを運転しないか」
「えっ 何処まで」
神山は御殿場プロジェクトチームの静岡まで蒼いBMWと一緒に来てもらい
帰りに佐藤と高橋を乗せて東京まで連れてきて欲しい事を言うと
「ふふふ いいわよ 私も乗りたかったのよ
でも由紀枝さんのところに泊まっても明日桃子ちゃんの引越しでしょ」
「うん 向こうを8時前に出れば充分間に合うよ」
「車はどうするの」
「フェアレディーZで一旦戻って蒼いBMWでここに来るよ」
洋子が頷くと神山は早速ホテルの地下駐車場に行き
貴婦人に乗り赤坂のスタジオに向った
ガレージに貴婦人を入れると祐子に
「今夜は帰れなくなった だから一人になるけれど頼んだよ」
「は~い 分りました 明日はどうですか」
「うん 桃子の引越しでどうなるか検討がつかない 分り次第連絡をするよ
何かあったら携帯に連絡を下さい」
「大丈夫ですよ ご安心下さい 気を付けて行ってらっしゃい」

神山は蒼いBMWをガレージから出すと銀座に向った
車をホテルの地下駐車場に止めると警備員が挨拶をした
神山は次長室に戻ると洋子に真紅のポルシェの鍵を渡した
「洋子 ガソリンだけど多分向こうまで持つと思うけど念のために
満タンにしておいてくれるかな」
神山は蒼いBMWの鍵も渡した
洋子は車の鍵を持ちニコニコしてすぐに部屋を出て行った 
神山は御殿場プロジェクトチームに提出する書類をもう一度点検し
不明瞭な所に印をつけるとコピーを取った
暫くすると洋子が戻って来て
「両方とも満タンにしておいたわ でも凄いわねBMWアルピナB12って
アクセルを吹かせなかったわ」
「うん そうだろう 高速に入ると気持ちがいいよ
200なんて苦にならないからね まだ余裕があるもの」
「そうでしょうね」
「どうだい 買う?」
「ううん 駄目よ 母の目が黒いうちは」
「まあ 時間があるときに使いなよ」
「ほんと 嬉しいわ」
神山は鍵を受け取ると書類を洋子に渡し読んでおくように指示をした
11時30分少し前になると洋子が先に部屋を出てタクシーを拾い待った
神山が下に行くと丁度全員が集まり3台のタクシーで
銀座築地 寿司屋いせ丸に向った

暖簾をくぐりガラス戸を開けると女将が丁寧にお辞儀をして
いつも利用している奥の座敷に案内してくれた
座卓に着くと佐藤部長が神山に
「これで上手く行けば後はクライアントですね」
「うん そうですね まあどこもこちらを信頼してくれているから
そんなに大きな問題は無いと思いますよ」
女将が鮮魚のおつまみとビールを運んできた
洋子やアルタの若いのが皆のグラスにビールを注ぐと神山が
「まずは第一歩 かんぱい」
アルタの面々は一応一安心した
高橋が神山に
「山ちゃん 今度の20日のゴルフだけどハンデはどうするの」
「大丈夫ですよ 男性はオールスクラッチだよ」
「へぇ~ 本当ですか」
「まあ 女性軍が頑張るから応援しようよ」
それを聞いた内野は
「あのーそうすると貯金をおろさないと不味いですね」
「まあ 頑張ればおろすことないだろう 貰えるよ」
「あ~あ やっぱりおろしておこう」
内野は先々月の池ポチャの後遺症が残っているのか話が弾まなかった
田中は小谷美佳のスコアを聞いて
「そうすると92で廻ってハンデ16を引くと76 えっ そうすると
80で廻っても負けになるのか わぁ~大変だ
神山次長 僕らにもハンデをくださいよ」
「おいおい 幸三ちゃん そんな弱気でどうするの いいじゃないの
負けても それとも何か不味い事でもあるの」
「そんな ほら やっぱり先輩として ねえ」
「ははは 良いじゃないの 拘らなくても 現に 僕も洋子さんに負けるよ
でも それはそれ ねっ」
やり取りを聞いていた洋子が
「たまには先輩が後輩に負けても良いじゃない 潔く負けって」
「そうだよ その方が先輩らしいよ」
話がゴルフで盛り上がっている中 やはり内野は静かだった

神山がリーダーの高橋に
「孝ちゃんね 向こうで前夜祭をするんだよ それでこちらを
早く出てもらいたいんだ 途中で美佳ちゃんを拾わなければいけないしね」
「そうですね それに車も用意しないといけないし、、、」
「車はどうするの」
「ええ 会社のバンを利用する事になっていますが 当日お昼まで現場で
それからとなると危ないので自分の車か 横浜の車を考えています」
「うん 車は早めに押えた方がいいよ
それと 洋子さん 美佳ちゃんの早退は大丈夫ですか?」
「ええ この間電話をした時に人事の武田さんに話をしてあるわ」
「よかった ありがとう」
「そうしたら美佳ちゃんをこちらに呼べばいいわね」
「うん じゃあ連絡をしてね 4時半までに来るように」
「ええ 分ったわ」
皆はゴルフの話題で盛り上がり食事も楽しく終えた
神山が女将にお会計を頼むと7万円と言われ現金で清算した

タクシーで各自が部屋に戻ると神山が洋子に
「1時に出るから寝かしてくれ」
「ふふふ 私も寝るわ」
「そうだね」
神山と洋子はソファーに横になりすぐに眠った
1時にセットした目覚ましと電話で二人は目を覚ました
洋子が電話に出るとアルタの佐藤部長からで準備が出来たと言われ
「そうしましたら このビルの出口でお待ちください
神山とすぐに下りますから」
電話を切ると洋子はバッグを持って神山を待った
神山は缶コーヒーを半分飲み洋子に渡すとニコニコして飲んだ
二人は部屋を出るとポルシェ911ターボの鍵を洋子に渡した
出口に着くと高橋と佐藤が大きなバッグを持って待っていた
「済みません 今 車を出してきます」
神山は洋子と駐車場に入り洋子が真紅のポルシェに乗ると
気持ちよさそうに駐車場を後にした
神山も蒼いBMWに乗ると駐車場を出て高橋と佐藤部長を乗せた
前に止まっている洋子に神山が
「東名の静岡ICだよ 首都高は銀座からはいるよ」
「りょうか~い」

洋子はゆっくりと走り出して大通りに出ると神山を待った
信号で並ぶと洋子がにやっとしたので神山が頷き青に変わると猛発進した
神山も少し遅れて発進し余裕で洋子の後ろを走った
首都高に入ると洋子のポルシェ911ターボはますますスピードを上げた
神山は首都高で洋子を追越するのは止めて後ろに着いた
同乗している高橋と佐藤はスピードが速いので怖がった
「山ちゃん いつもこんなに早いの?」
「うん まあ」
神山は運転に集中しているので曖昧な返事をした
暫くすると東名に入り車の台数も少し少なくなると洋子はさらに
スピードを上げていった
「おいおい そんなに出して壊さないでよ」
神山は洋子の運転は信じているが車を壊されるのが心配だった
「山ちゃん 田所さんって レーサーをしていたの」
「さあ 聞いたこと無いけど」
「山ちゃんも早いけど 彼女も早いね」
「うん エンジンが少し心配 でも大丈夫ですよ」
東名用賀から静岡ICまで約160kmなので1時間位だった
でもこのスピードだともっと早く着く事になる
洋子の車にピッタリ着いていたが 神山はストレートの良く見えるところで
追い越しをすると洋子はにっこと笑い神山の後ろに入った
これだけ早いと高橋と佐藤は少し怖くなり体を緊張させた
神山は話し掛けられないので運転に集中できた
バックミラーを見ると洋子が左ウインカーを出していたので
神山もウインカーをだしてサービスエリアに入り車を止めた
「ごめんなさい おトイレに行きたくなったの」
「そう言われれば いきたくなった
孝ちゃん 部長 おトイレ休憩10分取りますよ」
高橋と佐藤はようやく車の外に出ると4人乗りの車なのに何故2台で
走るのか訳が分らなかった
「洋子 飛ばしたね」
「ええ 気持ちよかったわ 久しぶりよ」
「エンジンは 大丈夫ですか?」
「ええ 赤までいかないわよ 壊したら大変ですもの」
二人はトイレから出ると缶コーヒーを半分ずつ飲んだ
神山がタバコを吸い始めると洋子が
「ねえ 今度はBMWアルピナB12に乗りたいな」
「交代しようか いいよ」
「そうしたら 私 あなたの後ろに入るわね」
「うん ハンドルも扱いやすいよ」
二人は車に戻ると神山はポルシェ911ターボに乗り洋子は
BMWアルピナB12に乗った
佐藤と高橋は運転が洋子に変わったので理由を尋ねた
「ええ これで思い切り走ってみたいの」
二人は言葉をなくしまた緊張した
神山がゆっくり本線に入ると洋子もピッタリついて入線した
真紅のポルシェがスピードを上げると洋子も付いていき離されなかった
神山はエンジンの回転数を確認するとまだ余裕があることを確認した
少しずつ回転数を上げていくとなるほど気持ちよくターボが効いて
スピードが乗ってきた

暫く走り静岡ICを出て北上をすると静岡県庁についた
約束の15時までには充分時間があまり神山と洋子は安心したが
高橋と佐藤は別の意味で安心した
洋子も運転中は余計な事を話さないので佐藤が神山に
「ねえ 山ちゃん 一体なぜ2台で走るの」
「ああ 済みませんでした 僕はこのあと用事があり
帰りは洋子の運転で銀座まで戻って頂きます」
「えっ そんな」
「ええ 心配ないですよ 上手な運転ですよ」
高橋と佐藤は顔を見合わせて神山に
「ねえ山ちゃん 気を悪くしないでね タクシーで帰るよ お願いします」
「ははは いいですよ 別に」
神山は10万円を出して佐藤に
「では これを使ってくださいよ 領収書は不要です」
「いいよ 山ちゃん こちらの我侭なんだから なあ高橋君」
「でも部長 山ちゃんが言っているので頂きましょうよ ねっ」
佐藤はしぶしぶ神山から10万円を受け取り
「山ちゃん 本当に申し訳ない」
「ははは 最初はだれも驚きますよね いですよ
洋子 孝ちゃんと佐藤部長だけど帰りはタクシーで帰るって」
「まあ 残念ね」
「洋子 そうしたらその真紅のポルシェを赤坂に置いてフェアレディーZで
銀座に戻ってくれる」
「ええ いいわよ」
「そうしたら 祐子に電話をして鍵を用意しておくよ お願いしますね」
「だったら 祐子さんと夕飯を食べようかしら」
「うん じゃあこれを使って タクシー代と一緒」

神山は10万円を出すと洋子に渡した
「だけど Zをホテルの駐車場にいれてからだと遅くならないかな」
「大丈夫よ ここを5時に出ても7時前には着くでしょ」
「うん そうしたらこれから電話をしておくよ」
神山は祐子に電話をしてフェアレディーZの鍵の件と夕飯の事を話すと
喜び楽しみに待っていると言った
「洋子 OKだよ そうしたらZで銀座まで一緒にいってそれから
どこか美味しい所に連れて行ってくれる」
「ええ 任せて」
4人は静岡県庁国土開発課のロビーで待っていると山城恵子が 
御殿場アウトレットプロジェクトの部屋から出てきた
「お待たせしました 神山様 お久しぶりです」
山城係長はニコニコして神山達を部屋に迎えた
「やあ神山さん お久しぶりです」
「竹内さん お久しぶりです」
4名が椅子に座ると神山が竹内に
「早速ですが 各ブースのスケッチが出来上がりました
まだクライアントの了解は取ってませんが そこでこの方向性でよければ
このまま進める事にします その判断をお願いしようとお持ちしました」
リーダーの竹内と山城は各ブースの外観パースを見ると驚きながらみて
展開パースも頷きながら見ると神山に
「大丈夫ですよ しかし大胆な発想ですね」
「ええ ありがとうございます 何しろリピートの事を考えました」
竹内達の細かい所の指摘に神山や高橋が答えていき方向性について
問題なく原案がとおった

「竹内さん ありがとうございます」
神山と竹内は握手を交わし山城に
「貴方のお陰で工事がだいぶ早く着工出来そうです ありがとうございます」
「よかったわ 少しでもお役に立てて」
4人は県庁をでるとまだ夏の日ざしがさしていた
神山が佐藤部長に
「部長 良かったですね」
「ええ これでようやく進みます」
「各クライアントに対して基本的にはこのパースを使うとして
あと 県から指摘の有った部分を修正していきましょう
展開パースも指摘があったところは修正をしてください
来週に入ったら各クライアントと打ち合わせをするようにします」
高橋と佐藤はタクシーを拾い運転手に行き先を伝えると何台か断られたが
個人タクシーに乗車する事が出来 神山と洋子にお辞儀をし県庁を後にした
「ねえ アルタの佐藤部長たち 静岡駅から新幹線に乗れば早いわよね」
「うん 任せるよ 明日出勤してくれれば問題ないさ」
「そうね では私はこの車を赤坂に戻しますね」
「うん お願いしますね 明日何かあたら携帯に電話を下さい」
「ええ では失礼します」
「うん 気を付けてね」
神山はポルシェ911ターボの鍵を洋子に渡すと嬉しそうに乗車した
「では気を付けてね バイバイ」
洋子はニコニコして真紅のポルシェを走らせ県庁を後にした
神山は由紀枝に電話をするとなかなか出なかったが
「ごめんなさい 今 お買い物中で気がつかなかったの」
「こちらこそごめんね 1時間くらいでつくよ」
「わぁ~早いのね 待っています」
神山は電話を切ると祐子に電話をして洋子が2時間位でいく事を伝えた
「うん でも2時間掛からないと思うけどね」
「は~い 分りました 待っていますね」
「うん フェアレディーZの鍵はわかった?」
「ええ もう準備してありますよ」
「では 頼んだよ」
「は~い 分りました」
神山は電話を切るとBMWアルピナB12に乗り御殿場に向った
静岡ICで東名高速に入るとスピードを上げ追越を繰り返した

由紀枝のマンションに着くと車を駐車場に止めて部屋に向った
「わぁ~お帰りなさい」
由紀枝はドアを開けて神山の帰りを出迎えると抱きついてキスをした
「ありがとう 結構早かったでしょ」
「ええ 嬉しいわ さあ中にはいって」
部屋に入ると南側のガラス戸は空けられていて風が気持ちよかった
「やはり都会と違って涼しいね」
「ねえ 先にシャワーを浴びて その間に準備をするわ」
「うん ありがとう」
神山はバッグなど着ているものを寝室におき裸でキッチンの前を歩くと
「もう ぷらぷらさせて バスタオルがあったでしょ」
神山は由紀枝にキスをすると浴室でシャワーを浴びた
簡単にシャワーで洗い流し部屋に戻るとトランクスにTシャツをきた
「バーベキューセットのボンベも予備を買っておいたの」
由紀枝が準備をしているので神山が組み立てをしてバルコニーにセットした
「さあ 準備はOKだよ由紀枝」
「は~い 分りました もっていきますね」
神山も食材など運ぶのを手伝い由紀枝がビールを持ってくると
「では 乾杯」
「お疲れ様でした かんぱい」
由紀枝はニコニコしてビールを呑んだ
神山は食材を鉄板で焼き始めた

新鮮な魚介類の美味しそうな匂いが漂った
「どう ホテルは?」
「ええ 任せて 今はフロント業務でも殆ど任されているわ」
「凄いね 亜矢子も言っていたよ 助かるって」
「人事部長の坂井さんも凄く優しくていい人よ 亜矢子さんと同じ様に
綺麗で美しくて ふふふ」
「なんだよ」
「ううん きっと神山さん ファンになるわよボインよ」
「おいおい ボインで美しければなんでも良い訳じゃないよ もう」
「でも 向こうにその気があったらどう?」
「う~ん 考えるけれどね」
「私 矢田部さんに聞いたら 亜矢子さんとあなたの関係を知っていて
矢田部さんもあなたに会いたいって」
「ああ あのサブマネージャーか 彼女も綺麗で美しいよね」
「ええ 亜矢子さんがこの頃綺麗になったので矢田部さんが聞いたらしいの
そうしたら亜矢子さんは名前を挙げなかったけど気付いたみたいね
勿論 私も何も言わないわよ」
「そうか でも自然の成り行きだからね」
「ふふふ 私は邪魔はしませんよ ただねえ一緒の時間が少なくなると
凄く寂しいわ」
「ねえ 由紀枝 そうしたら東京にくるか」
「えっ 東京、、、」
「うん 今 祐子が勤めているメイドクラブに就職すればうちに来れるよ」
「わぁ~ 凄いわ そんなこと出来るかしら」
「うん 問題ないよ」
「嬉しいわ でも良いのかしら、、、」
「そうしたら 一応先方に確認しておくよ」
「ええ そうしてくださいね お願いします」

二人は焼きあがった食材を食べると由紀枝がワインを用意して
「このワイン 美味しいわね 私 時々呑むのよ」
「うん 美味しいよ 無くなったら伊豆に電話をするよ」
「ふふふ 大丈夫よ そんなに呑まないから
そうそう 今日ねお買い物の時に下に住んでいる小野さんとお会いしたわ」
「ああ しゃぶしゃぶ屋のオーナーでしょ」
「ええ 話をしたの そうしたら宝石店も持っているって言っていたわ」
「はあ 凄いね そうするとあそこはアルバイトだね
税金対策で造ったんじゃないかな」
「なるほど そうね 宝石で欲しいものがあったら見に来なさいって」
「なるほどね 由紀枝 程ほどにね 決して自分のお金を見せないようにね」
「ええ 訳が分らないから信じられないもん」
「うん 話だけで済ませなさい しつこいようなら僕に連絡しなさいね」
神山は小野の印象をはっきり覚えているが余り好きになれないと感じていた
人の部屋に土足であがってくるようなずうずうしさも感じられ
由紀枝にもその事は分っているようだったが念をおした

「ところで由紀枝 ゴルフの練習はどこで出来るの?」
「ふふふ ほらあそこよ」
「だって この間見た時6月21日と書いてあったよ」
「ええ だけどねほらこのちらし見て」
チラシによると会員になると14日日曜日から利用出来る事が書いてあり
「私 50万円のA会員になったの」
会員はA、B、Cと3段階の会員制でA会員は会員の中でも最高のランクで
練習ボールはなん箱使っても無料でレッスンも通常30分1000円が
300円で受けられるなど良かった
「それだけではないのよ カフェがあってA会員だけドリンク無料なのよ
それで食べ物が半額なのよ」
「凄いね 毎日行ったら潰れるよ」
「ふふふ そうね でも大丈夫よ BやC会員からちゃんと取るでしょうし」
「そうしたら今日は打って来たの」
「ううん 気がついた時は時間が無かったから会員手続きだけで終わりよ
それで A会員は同伴者が2名までA会員と同じ待遇なのよ
だから私と一緒だとなん箱でも打てるわよ」
「それはありがたいね じゃあ僕がそのお金を出すよ」
「わぁ~嬉しいわ ありがとうございます 助かるわ」
「でも それって年会費は」
「ええ 2万円でどのランクの会員も同額だったわ」
「よかったね」
「だから18日に来れたら朝から夜までいられるわよ」

二人はゴルフの話で盛り上がりすっかり暗くなると神山が
部屋に入って照明をつけ肉を焼き始めた
今夜の牛肉はとても美味しいので聞いてみると
「ふふふ うちのステーキハウスで分けてもらったのよ 内緒でふふふ」
「おいおい 怒られるよ亜矢子に分ったら」
「大丈夫よ 分けて貰ったっていってもお金は払ったわよ 余計に」
「それで美味しいのか でも高かったでしょ そんなにしなくてもいいのに」
「いいのよ だって毎日なら大変よ でも1週間に1回でしょ
だったら美味しいのを食べても怒られないわよ」
「ありがとうございます 気を使ってくれて」

ガーリックライスを食べ終ると
由紀枝は野菜を炒め小分けにして冷凍庫に入れた
ワインを呑みながらタバコを吹かし寛ぐと由紀枝が
「さっきの話だけど 私 ここに居たほうが良いかな
だって 東京には洋子さんや由貴さん桃子さんもいるでしょ
一緒に居たいけど ここなら私だけだから ここにいようかな」
「うん 強制はしないよ ただメイドクラブには聞いておくよ ねっ」
「うん お願いします さあ 片付けてお風呂に入りましょうよ」
食器やバーベキューセットの後片付けをして早めに浴室に入った
今夜の由紀枝は積極的で浴室でSEXをしてもベッドではさらに
貪欲に神山を求めた
「由紀枝 もう寝ようよ ねっ」
「う~ん もう一回ちょうだい ねっ」
最後は神山が降参をし許して貰えた







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2014年1月8日水曜日

紫陽花 3 - 48 Vol. 2



二人は鈴やのうなぎ屋に入り生ビールとおつまみを注文した
すぐに生ビールとおつまみが出てきて乾杯をすると真由美が
「今夜はお忙しいですか」
「う~ん 一応大丈夫だよ」
「わぁ~嬉しいわ PCで調べた料亭に予約を入れたいんですよ
安くて美味しくて寛げると出ていました 
今朝電話をしたらまだ余裕があるといっていました」
「場所はどこ?」
真由美は神山の家のすぐ近くを言うと神山は
「うん いこう で予算はどのくらい?」
「ええ 一人3万くらいと言っていました」
神山はもしかして昨日と同じ料亭と思ったが知らない振りをして
真由美に安い理由を聞くと
「ええ 普段より安くして色々なお客様に利用して貰いたいと
書いてありました」
「わかった 早速キープをしてください」
真由美は携帯電話で予約を入れるとOKの返事がきて真由美は歓んだ
神山は日本酒を注文すると真由美と楽しくうな重を食べた
「ところで真由美はゴルフはするの?昨日香織に聞いたらしますって」
真由美はニコニコして
「はい しますよ でも余り上手ではありませんが」
「わかった この間のお尻ペンペンのお詫びだ ここを出たら買いにいこう」
「えっ 本当ですか」
「うん アレックスの最新モデルだよ シューズも買おう」
「あのクラブって 評判が凄くいいですよ きちんとスイングすれば
まっすぐに飛ぶし 距離も従来のドライバーより10ヤード違うって
今 女性週刊誌でも取上げられていますよ」
「まあ 自分で使ってみないと分らないけどね でもいいクラブだよ」
「わぁ~ 凄いわ 持っているんですか」
「うん 新しいのはまだ使っていないけれど その前のクラブは良く飛ぶよ
まっすぐに ただ力むと曲がるね」

二人はゴルフの話をしながら食べ終わると神山が清算をして
下のフロアにあるゴルフ用品売場にいった
店員が神山を見つけると挨拶をしたので
「昨日 預かりのアレックスレディースクラブを頼むよ」
店員は頷くとバックヤードから昨日神山が購入したゴルフセットと
キャディーバッグを出してきて
「こちらでございます」
神山は真由美に見せると真由美は
「わぁ~ 凄いわ 本当に私のものね 嬉しいわ ありがとうございます」
真由美はシューズやポロシャツ スカートを選ぶと神山に
「いいの こんなに買って頂いて」
「うん だからお中元とお詫びだよ」
店員が電卓で計算すると
「このボールを含めますと25万円になります」
神山は商品券を25万円分渡し清算をした
真由美はゴルフ用のボストンバッグを見つけると
「理事 これも揃えるとキャディーバッグと似合うと思いますけど」
神山は言われるとなるほどと思い店員に聞くと在庫は充分あると言われ
「理事 済みません 実はキャディーバッグにはネームプレートに
お名前をエッチングさせて頂くサービスがついていたんですよ
本当に申し訳ございません
それで昨日承りましたお届けの分については全て名入れをしまして
お届けを致しました」
「そうか わかった そうしたら3名分を追加して貰えるかな」
店員は神山からメモを受け取ると
「全て 無料でさせて頂きます 本日5時になりますが」
「うん ありがとう 明日取りにくるから 預かってほしい」
店員が頷くとゴルフ用のボストンバッグを12個選び店員に渡した
神山は自分の分1つと洋子の分は預かりにして貰いあとの10個は
全て配達を依頼した
店員がボストンにも名入れがサービスで出来る事を神山に伝えると
お届け伝票のお届け先名を入れるよう伝えた
バッグが8万円なので96万円分の商品券で清算した
店を出ると真由美は嬉しいのか神山の腕に抱きついて歩いた
歩行者天国で小さい子供達がアイスクリームを食べたり
若いお父さんがパラソルの下で赤ちゃんを抱いていたり
家族連れが多く賑わっていた
真由美もアイスクリームが食べたいと言い神山と食べながら
協会の理事室に戻った

理事室に入ると真由美は麦茶を用意してくれた
「真由美 さっきから気になるんだよ お客さんがきた時はどうするの」
真由美はブラウスを脱ぐと神山の隣りに座り
「大丈夫ですよ ご安心下さい ちゃんと着替えますよ
これは理事に喜んで頂けると思いまして」
神山はブラジャーの上から乳房を揉むと真由美は喘ぎだしスカートを脱ぎ
「どうですか こんな格好は」
そう言うと後ろ向きになりお尻を突き出してプルプルと振った
神山はパンストの下にあるTバックショーツが悩ましく自分から
Gパンとショーツを脱ぐと真由美を後ろから抱きしめた
真由美は秘所に亀頭がくるよう腰を動かすと
片手で亀頭を撫でまわしながら自分のクリトリスを刺激した
「真由美 凄く気持ちが良いよ」
「ふふふ」
真由美は両足を交差させると亀頭はざらざらの感触に負けそうで
「出そうだよ 真由美」
真由美は急いでパンストとショーツを下げるとぬめぬめになった膣に
肉棒を導きいれ腰を振った
真由美は非常に積極的で自分も楽しむが相手も楽しませるタイプで
神山も真由美とのSEXがくせになりそうだと感じた
真由美は自分でクリトリスを刺激すると更に大きな声で喘いだ
神山は腰から両手を離すと乳首を愛撫し始めた
「駄目よ 弱いの あっ あっ きて いきそうよ」 
「うん でそうだ」
「出して はやく~ う~ん」
真由美の膣が狭くなり亀頭の充血も充分になり
神山が腰の動きを早くすると真由美は状態を反らしてきた
肉棒も我慢できずにスペルマを発射すると
「わぁ~ でてる いく~ あっ あっ」
真由美も神山と一緒に果ててしまいテーブルに伏せてしまった
神山は肉棒を膣から抜きティッシュで拭くと真由美の秘所も拭いた
暫くすると真由美が神山に抱き付きキスをした
「理事 時々こやって抱いてくださいね 寂しいの お願いします」
神山は答えの代わりにキスをした
「真由美 30分寝かしてほしい 頼んだよ」
「は~い 分りました」

神山はソファーに横になるとすぐに寝てしまった
真由美は今着ていたブラウスを神山に掛けて自分の席に戻った
30分が過ぎると真由美が神山を起こし
「ありがとう すっきりしたよ」
真由美はコーヒーを神山に渡すと
「分る ブ・ラ・ウ・ス」
「ああ うんその方が無難だね」
神山は真由美に借りたブラウスを簡単にたたみ返すと
「理事 時間が早いですけど もう来ているんですがどうしますか」
「うん 通してください」

最初に入ってきた若くてがっしりした人物は株式会社かんけんで
関東では5本の指に入る大手建設会社の副社長井伊敏郎だった
井伊は自己紹介を終ると端的にポイントを神山に説明をした
神山は名前貸しの条件を聞くと待遇は顧問で出社は決算時の取締役会の
時だけで良いと話した
神山が頷くと井伊は持参した辞令に日付を毛筆で書き込むと神山に渡した
【神山 龍巳 殿 右のもの 本日を持って株式会社かんけん
顧問を任命する
平成10年6月14日 株式会社かんけん 社長 阪井 行雄】
神山は給与を聞くと毎月450万円 顧問手当て550万円 毎月20日
口座振込み 
賞与6月20日と11月20日の2回で各回5か月分口座振込み
振込み日が土日祝日の場合は前営業日に振込み
神山は頷き納得をすると井伊が準備した書類に必要事項を記入し渡した
井伊に安堂真由美の専属秘書を頼むと
快く引き受け辞令に名前など毛筆で書き入れた
【安堂 真由美 殿 右のもの 本日を持って株式会社かんけん
神山 龍巳 顧問専属秘書を任命する
平成10年6月14日 株式会社かんけん 社長  阪井 行雄】
給与は課長職で50万円手当て50万円 20日の口座振込み
賞与は神山と同じで5か月分もらえた
井伊が安堂真由美に手渡すと神山に風呂敷包みを出して
「これは 取締役会で決定しました理事就任お祝い金です
それでこちらが我社の顧問就任お祝い金です」
神山は二つの風呂敷包みを受け取ると井伊と握手をした
井伊は神山と安堂真由美に丁寧にお辞儀をして部屋を出た
「神山理事 ありがとうございます 私 嬉しいわ」
「でも当たり前じゃないか 君がいないとどうなる」
安堂真由美は神山に抱きついてキスをすると目が潤んで来て
「本当に ありがとうございます」
そう言うと席に戻り涙を浮かべていた
「おいおい 次の人がくるよ 大丈夫ですか?」
「ごめんなさい はい 分りました」

安堂真由美は急いで化粧を直して次の面談者を部屋に案内した
神山は2つの風呂敷包みをロッカーに仕舞うと次の面談者が入ってきた
大きな風呂敷包みを持ち神山にお辞儀をした面談者は株式会社鈴木工務店
副社長の鈴木寅之助だった
ここも関東だけでなく全国に名前が知られている建設会社だった
鈴木も先程の井伊のようにポイントを話て神山の理解を得た
「鈴木さん 出社は本当に決算の時だけでいいのですね
他と重なったりすると出社が出来なくなる時がありますよ」
「ええ 構いません どうかお願いします」
神山が頷くと鈴木寅之助は書類を出し神山に必要事項の記入をお願いすると
辞令に今日の日付を毛筆で書き入れた
【神山 龍巳 殿 右のもの 本日を持って株式会社鈴木工務店
顧問を任命する
平成10年6月14日 株式会社鈴木工務店 社長 鈴木 安之助】
待遇条件は毎月500万円 顧問手当て600万円 毎月20日口座振込み 
賞与6月20日と11月20日の2回で各回6か月分口座振込み
振込み日が土日祝日の場合は前営業日に振込み
神山は辞令を受け取ると副社長の鈴木に安堂真由美の専属秘書を依頼すると
快く引き受けてくれた
早速辞令に名前など毛筆で書き入れて安堂真由美に渡した
【安堂 真由美 殿 右のもの 本日を持って株式会社鈴木工務店
神山 龍巳 顧問専属秘書を任命する
平成10年6月14日 株式会社鈴木工務店 社長  鈴木 安之助】
待遇条件は課長職で毎月55万円手当て65万円 20日振込み
賞与は神山と同じだが各回5か月分となった
鈴木は神山と握手をすると大きな風呂敷包みをテーブルに置いて
理事就任と顧問就任のお祝い金と言った
再び握手をすると神山と安堂真由美にお辞儀をして部屋を出た

安堂真由美は神山にキスをすると
「ありがとうございます」
そう言って席に戻りまた涙を浮かべ神山に注意をされた
神山はこのあと3社と面談をすると安堂真由美のところに電話が入り
次を予定していた面談者がキャンセルになった
神山は5社分の風呂敷包みを開けると現金で4億3千万円あった
「真由美 時間はまだあるよね」
「ええ 15分はありますよ」
神山は包みに入れた現金を台車に乗せて車に運んだ
理事室に戻ると真由美が
「凄い現金ですね 私初めてですよ」
「うん お中元も入っているんだろ」
神山はタバコを吹かし寛ぐと真由美は次の面談者を部屋に案内した

17時になると全ての面談が終了した
名前貸しの会社は全部で5社で株式会社鈴木工務店のあと3社から
神山と真由美が辞令を貰った
3社目の名前貸しの会社は準大手の建設会社だが本社が横浜で
ベイサイドの開発を手掛けている
【神山 龍巳 殿 右のもの 本日を持って株式会社熊田組
顧問を任命する
平成10年6月14日 株式会社熊田組 社長 熊谷 平太郎】
待遇条件は毎月400万円 顧問手当て400万円 毎月20日口座振込み 
賞与6月10日と11月30日の2回で各回6か月分口座振込み
振込み日が土日祝日の場合は前営業日に振込み
【安堂 真由美 殿 右のもの 本日を持って株式会社熊田組
神山 龍巳 顧問専属秘書を任命する
平成10年6月14日 株式会社熊田組 社長  熊谷 平太郎】
待遇条件は課長職で毎月50万円手当て60万円 20日振込み
賞与は神山と同じだが各回5か月分となった

次の会社も関東では10本の指に入る建設会社で本社は埼玉
【神山 龍巳 殿 右のもの 本日を持って株式会社ベンボ
顧問を任命する
平成10年6月14日 株式会社ベンボ 社長 矢部 貞夫】
待遇条件は毎月450万円 顧問手当て500万円 毎月20日口座振込み 
賞与6月15日と11月30日の2回で各回6か月分口座振込み
振込み日が土日祝日の場合は前営業日に振込み
【安堂 真由美 殿 右のもの 本日を持って株式会社ベンボ
神山 龍巳 顧問専属秘書を任命する
平成10年6月14日 株式会社ベンボ 社長  矢部 貞夫】
待遇条件は課長職で毎月50万円手当て60万円 20日振込み
賞与は神山と同じだが各回5か月分となった

5社目は埼玉に本社があり地域開発に力を入れている
【神山 龍巳 殿 右のもの 本日を持って株式会社都市開発社
顧問を任命する
平成10年6月14日 株式会社都市開発社 社長 浜屋 大助】
待遇条件は毎月500万円 顧問手当て500万円 毎月20日口座振込み 
賞与6月15日と11月30日の2回で各回6か月分口座振込み
振込み日が土日祝日の場合は前営業日に振込み
【安堂 真由美 殿 右のもの 本日を持って株式会社都市開発社
神山 龍巳 顧問専属秘書を任命する
平成10年6月14日 株式会社都市開発社 社長  浜屋 大助】  
待遇条件は課長職で毎月50万円手当て60万円 20日振込み
賞与は神山と同じだが各回5か月分となった

神山は14社分の風呂敷包みを開けると現金が7億8千万円もあった
「真由美 手伝ってください」
真由美は驚きながら神山を手伝い包みに入れた現金を
台車に乗せて蒼いBMWに運んだ
「ありがとう 助かったよ 一人だとこぼすからね」
「でも 凄い金額ね 信じられないわ」
「まあ さっきも言ったがお中元も入っているでしょ
さあ それでは料亭にいこうか」
安堂真由美はニコニコして蒼いBMWに乗ると銀座を後にした
赤坂の料亭たなかにつくと真由美を降ろし
「近くの駐車場に置いてくるよ」
神山はスタジオに蒼いBMWを置くと祐子に
「祐子 これからまだ仕事があるので先に寝ていいよ」
「は~い 分りました 気を付けてね」

神山は歩いて料亭たなかに戻ると仲居が部屋まで案内してくれた
昨日とは違う部屋だったが間取は同じで襖が2箇所有り一つは舞妓さんが
芸を見せる場所でもう片方は床が用意されていた
仲居がビールや料理を運ぶ前に神山に酌婦を聞かれたが断った
神山は二人きりになると真由美を自分の脇にくるよう手招きした
ニコニコして神山の隣に座った
「やっぱりこうして座ると嬉しいわ」
真由美は神山にキスをすると目を潤ませた
仲居が障子を開け入って来ると真由美は慌てて座りなおすと
料理がテーブルに並べられしゃぶしゃぶ鍋も置かれた
昨日と料理内容が違い又楽しめた
ビールを二人のグラスに注ぐと神山が
「今日は色々とありがとう 助かったよ」
「いいえ 私こそ凄い収入になりますよ ありがとうございます
今までの理事さんは今回のような事を誰一人してくれませんでしたよ
だから嬉しくて」
「まあ 真由美がいなければ仕事が出来ないからね
これからは会社とのパイプ役で大変だけどお願いしますね」
「は~い 分りました」
「うん では乾杯」

神山達は前菜にあたる料理を食べると真由美は美味しいといって
箸が良く動いた
神山がゴルフのことを聞くと一ヶ月に一回コースにでていると言った
「そうすると結構上手だね」
「でも大体85位ですよ 男の人のように飛ばないから難しいですね
だからアレックスのクラブだともう少しスコアが良いと思いますよ」
「そうだね 時間を作るから香織と一緒にいこう」
「ふふふ 楽しいですね ところで香織とはもう、、、」
「うん しかし真由美といる時は真由美だけさ」
「わぁ~本当ですか」
「当たり前だよ だってそんな他人の事を考えていたら相手に失礼だし
結局は自分に跳ね返ってくるんだよ」
「そうですよね 分ります 以前そう言う経験されたことありますもの」
仲居がしゃぶしゃぶのお鍋に火をいれると神山は赤ワインを注文した
牛肉の量を見ると少なかったので神山は仲居に
「あと300g位追加してください」
仲居はニコニコして襖を閉め部屋を出て行った
二人はしゃぶしゃぶを食べきしめんも食べ終わり仲居を呼ぶと
食器類の後片付けがされテーブルが綺麗になった
真由美がお茶を入れると神山に渡し
「よかったです ここで正解ですね」
神山はお茶を呑むと真由美に
「向こうの部屋にいこう」

真由美は先に立ち上がり神山の手を引いて襖を開けると神山に抱きついて
「あ~あ ようやく本当に抱いて貰えるのね」
神山に抱きつくとそのまま布団に横になり真由美は神山にキスをした
真由美はブラウスを脱ぐと衣桁にかけて神山の着ている物もかけた
「真由美 そのままおいで」
「えっ パンストでいいの ふふふ」
真由美はパンストを穿いたまま神山の横に寝ると神山のショーツを脱がせ
おちんちんをパンストで刺激を与えた
神山が上になり真由美のブラジャーの上から乳房を揉むと喘ぎだし
自分でフォックをはずすと豊かな乳房が現れた
神山が乳房を揉みながら乳首を優しく振動させると真由美は更に喘ぎ
肉棒を上下に動かし亀頭をパンストに擦りつけた
「真由美 気持ち良いよ」
「まあ 私のあそこよりパンストの方がいいのかしら」
真由美はそう言いパンストとショーツを脱ぎ肉棒をクリトリスに擦りつけた
「わぁ~ 真由美 凄いぞ もうべちょべちょだよ」
「当たり前でしょ ずーっと我慢していたんですよ」
神山は指でクリトリスを愛撫すると真由美は体を反らせて
「ねえ だめよ いくわ やめて」
神山は更に膣にも指をいれて動かすと真由美は体をがくがく震わせ
「いく~ あっ~ あっ~ あっ あっ」
真由美が果てると神山は空かさず肉棒を膣に挿入すると真由美は
「ぎゃあ~ あうぅ あぅ~ いいわ~」
「僕も 気持ち良いよ」
神山は真由美の体を裏返しにしたり体位を楽しむと真由美は
「もうだめ いきそうよ きて おねがい」
真由美を仰向けにすると白い足をV字型に持ち上げ腰を少しあげると
肉棒を下から突きあげた
「あっ あっ きて いきそうよ ね」
神山も真由美の膣が狭まり亀頭の充血が充分になると
「だめ かたいわ うっ~ あっ~ あっ~ あっ あっ」
真由美は体をガクガクさせた時に神山もスペルマを発射した
神山は真由美の上に伏せると真由美はキスをしニコニコして神山を見つめた
肉棒を抜こうとすると真由美が制止しそのままでいると
膣の中が動き始め真由美が喘ぎだした
「久しぶりよ うっ~ うっ~ きもちいいわ」
「中に生き物がいるみたいだ 早くなってきたよ」
真由美は更に早くなると自分の腰を動かし始めた
神山も真由美の腰に合せて動かすとすぐに気持ちよくなり亀頭も
反応して充血が始まり硬くなった
「もう だめ いきそう あつっ あうぅ あぅ~」
「だめだ でるよ」
「きて あっ あっ ぎゃあ~」
神山と真由美は一緒に果てた
真由美はまだ体を痙攣させていて神山が抱いても収まらなかった
「わぁ~ 素敵よ 初めてよ こんなに歓びの大きいSEXって」
「少しは役にたったかな」
「ううん 一杯よ 私 おりこうさんにするから一杯抱いてね」
神山は答える代わりにキスをすると真由美は舌を絡めてきた

そのあとも交わると真由美も充分満足し
「ありがとうございます ふふふ 素敵なSEXだわ」
二人はシャワーで簡単に洗い流し帰り仕度を始めた
真由美がバッグから別のショーツを出すと
「どうしたの?」
「だって あなたと会うと濡れてくるの だから何枚か持っているのよ」
「そうか」
「私って 好きな人と会っているだけでグチョグチョになるのよ
だからゴルフの時は大変よ タンポンを用意するのよ」
「えっ ゴルフでタンポン」
「ええ 街中だとおトイレで穿き替えが出来るけどゴルフ場はねえ」
「そうか そうすると生理の時は特大のタンポンが必要だね」
「もう そんな大きいの入れたら取れないでしょ もう」
二人はそんな話をしながら仕度を終えると神山はブラウスを着る前に
ブラジャーの上から乳房を揉みはじめ軽くキスをした
真由美はニコニコして神山の頭を撫でて
「もうお終いよ 帰れないでしょ」
真由美の仕度が終ると部屋の電話で帰る事を伝えると仲居が
「ありがとうございます お会計はお料理とお飲物の追加で8万円です」
神山は仲居が部屋にくると8万円を支払うと仲居が玄関まで案内した
料亭を出ると表通りでタクシーを拾い真由美を乗せ見送った
神山は歩いてスタジオに戻ると昨日と同じ様に祐子が起きていた

「わぁ~お帰りなさい」
「ただいま まだ起きていたの」
「ええ 今までTVで映画を見ていたの もうすぐ寝るところよ」
「そうか 祐子 2階においで」
「わぁ~嬉しいわ 仕度をしますね」
神山は2階の主賓室にいくと着替えをして下着やシャツをバスケットに
入れると棚からブランディーを出して祐子の分も用意した
祐子が2階の主賓室にくると二人でブランデーを呑み
映画の話を聞きながら乳房を愛撫した
祐子と神山は浴室で交わりベッドでは静かに抱き合い寝た

6月15日 月曜日 快晴
神山は朝食を終えるといつものように少し横になり30分眠った
祐子に起こされるとキスをして入金の準備をした
近くの銀行に電話をして現金の運搬を依頼し
暫くすると銀行員が現金袋を家の中に運び込んだ
事務所から運び出すと銀行の車に積み込み神山も同乗して銀行に向った
大口預金の部屋に入ると数人の行員が待機をしていて
現金袋から一万円札の束が順番に出され機械に掛け数えられたが
全て終るのに時間が掛かった
行員が全ての作業が完了し確認すると神山に
「22億円ですが 間違いないでしょうか」
神山が頷くと通帳を機械に掛けて入金額を記帳した
行員が神山を会社の車でスタジオまで送ると
「ありがとうございます 神山様 また高額の時にはご連絡をください」
神山が礼を言うと行員はお辞儀をして銀行に戻った

「祐子 じゃあ行ってきます」
「ええ 今日はどうですか?」
「う~ん 分り次第連絡するよ」
祐子はニコニコして神山を見送った
神山は真紅のポルシェに乗ると銀座の次長室に向った
部屋に入るとすぐに携帯電話がなり
「亜矢子です おはようございます」
「やあ おはよう 元気?」
「ええ 元気よ 喜んでください 私 20日の土曜日にお休みなの」
「えっ じゃあ 一緒に出られるね」
「ええ コースの方は大丈夫ですか?」
「うん 今連絡をとってすぐにそちらに電話をするよ」
神山は電話を切るとアルタの内藤に電話をして要件を伝えると
「分りました 折り返し電話をします」
神山はタバコを吹かしていると内藤社長から追加OKの連絡があった
「ありがとうございます 済みません それで追加になった分は
僕の方で支払いをしますよ」
「そうしたら 山ちゃん 佐藤部長に5万円を渡して下さい」
「でもそれでは 社長の負担が大きいでしょ 10万位出しますよ」
「ありがとうございます それでは10万渡して下さい」

神山は電話を切ると亜矢子に電話をした
「どうでした?」
「うん 大丈夫だよ 良かったね」
「そうすると お部屋が一部屋増やさないといけないから
追加一部屋分は 私が出しますね」
「うん 立て替えておいて 当日渡すよ」
「いいわよ その位大丈夫よ
それと由紀枝さんのお休みが今月余って18日からお休みよ」
「そうか じゃあ前日行って練習できるな」
「ふふふ でも19日は東京から来る人多いんでしょ」
「そうか でも大丈夫だよ 4時頃御殿場を出れば間に合うよ」
「いいわね ではお部屋の件は明日連絡するわね」
「ねえねえ 亜矢子 大体どのくらいで廻るの」
「そうね 大体85位だったわ でも今は分らないわ」
「でも85でエントリーしておいていいかな」
「ええ 構わないわよ」
「じゃあ」






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2014年1月3日金曜日

紫陽花 3 - 48 Vol. 1



6月13日 土曜日 晴れ
神山と洋子は10時ごろ代々木の部屋を出ると洋子を家まで送り
赤坂のスタジオに戻った      
当初 お昼過ぎまで代々木の部屋でゆっくりするつもりだったが
食品協会の眞鍋香織から電話があり今日来る会社の資料を制作したので
事前に目を通して欲しいといわれ帰宅予定を早めた
家に入ると祐子は笑顔で迎え
「神山さん もうすっかり良くなりました ありがとうございます」
「痛みは取れたの」
「ええ 普段に戻りました」
「良かった」
神山は祐子にキスをすると2階の主賓室にはいり着替えをした
ベッドの上を見ると目新しい部屋着が置いてあったが神山は袖を通さず
スタジオに下りると祐子に
「ありがとう 部屋着」
「ふふふ 昨日 そこのホテルまで本を買いに行ったの
よそのフロアも覗いたら神山さんに似合いそうだったから買いました」
「そうか ありがとう でも今日はお出かけさ」
「まあ 大変ですね お食事は」
「うん 遅くなるから 先に寝ていてください」
「は~い 分りました 気を付けてね」

神山は蒼いBMWに乗ると銀座の食品関係協会が入っているビルに向った
ビルの最上階にある日本缶詰産業総合協会の部屋に入ると誰もいなかった
理事室に入ると眞鍋香織がニコニコして迎え
「おはようございます 済みませんでした お休みのところ」
「いや 香織さんの努力に申し訳ないしさ
それから入り口の鍵は閉めておいたほうがいいよ 物騒だし」
「ええ 分りました」
香織は机の脇にあるボタンを押して神山に
「これで 閉まりました 開放する時は再び押してください
赤色が青色に代わるとドアは開きます」
「うん わかった ありがとう」
神山がソファーでタバコを吹かし寛いでいると香織が書類を持ってきた
「この中で 赤丸印が付いているのは理事を顧問などの待遇で迎えたいと
話をされた会社です」
神山はリストを見ると赤丸印が付いている会社は5社あった
「しかし こんなにあっても物理的に無理だよね」
「ええ しかし会社の顔になるので名前だけという会社が多いですよ
以前にもありましたが 会社には全然出社しなくてもいいという会社は
たくさん有りましたよ」
「そうか 本当に名前を貸すだけだね でもいいのかな そんな事で」
「ええ 結局 理事の肩書きが欲しいのでしょ
私だったら 高く売りますけどね 割り切れば損な話しではないですよ」
眞鍋香織は神山に寄り添い会社の説明をしていった
「ありがとう そうすると今日会う会社は18社になった訳ですね」
「ええ それで終了時間を早めました」
眞鍋香織は神山にニコニコと説明をした
神山は18社の会社内容や業績などきめ細かく香織が制作した資料に
一通り目を通すと11時半になっていた
「香織 早いけど食事にいこうか」
「わぁ~ 誘って頂けるんですか」

二人は傍にあるしゃぶしゃぶ屋に入ると
家族連れや若いカップルで賑わっていた
土曜日なので平日のランチメニューはないが土曜ランチを出していた
神山と香織はカウンターに座り土曜ランチと生ビールを注文した
生ビールが来ると神山と香織は乾杯をすると香織が
「今夜はお忙しいですか」
「なんで」
「ええ PCで調べた料亭に予約を入れたいんですよ
安くて美味しくて寛げると出ていました 
今朝電話をしたらまだ余裕があるといっていました」
「場所はどこ?」
香織は神山の家のすぐ近くを言うと神山は
「うん いこう で予算はどのくらい?」
「ええ 一人3万くらいと言っていました」
神山は安いので香織に理由を聞くと
「ええ 普段より安くして色々なお客様に利用して貰いたいと
書いてありました」
「じゃあ 早速キープをしてください」
香織は携帯電話で予約を入れるとOKの返事がきて香織は歓んだ
神山はグラスワインを注文すると香織と楽しくしゃぶしゃぶを食べた
「ところで香織はゴルフはするの?」
香織はニコニコして
「はい しますよ でも余り上手ではありませんが」
「わかった この間のお尻ペンペンのお詫びだ ここを出たら買いにいこう」
「えっ 本当ですか」
「うん アレックスの最新モデルだよ シューズも買おう」
「あのクラブって 評判が凄くいいですよ きちんとスイングすれば
まっすぐに飛ぶし 距離も従来のドライバーより10ヤード違うって」
「まあ 自分で使ってみないと分らないけどね でもいいクラブだよ」
「わぁ~ 凄いわ 持っているんですか」
「うん 新しいのはまだ使っていないけれど その前のクラブは良く飛ぶよ
まっすぐに ただ力むと曲がるね」
二人はゴルフの話をしながら食べ終わると神山が清算をして
鈴やのゴルフ用品売場にいった
店員が神山を見つけると挨拶をしたので
「アレックスの新しいレディースクラブを頼むよ」
「次長 いつもありがとうございます」
店員は神山が言う通り商品を選び香織に確認すると
「こんなに良いのですか」
「ははは 夏のボーナスさ」
神山はゴルフクラブセットにパターをいれ キャディーバッグやシューズ
ポロシャツやスカート ゴルフボールを買った
「次長 全部で170万円になりますが カードでしょうか」
神山は商品券で支払うと店員がかぞえて
「確かに ありがとうございます それとこのクラブセットですが
在庫があと3セットで 次回入荷がまだハッキリしていないんですよ」
神山は香織に
「安堂真由美さんはゴルフをするのかな」
「ええ しますよ 以前に何回かご一緒しました」
神山は店員に3セットにパターとキャディーバッグをつけて買った
靑山祐子と久保祥子は配達を依頼してお届け伝票に記入した
安堂真由美の分は支払いを済ませ店に置いてもらった
「次長 全部で435万円になりますが」
神山は商品券で支払うと店員が確認をした
「じゃあ 頼みますよ」
「はい ありがとうございます」
香織は嬉しくてニコニコして店を出ると神山の腕を掴み歩いた

日本缶詰産業総合協会の理事室に戻ると香織がコーヒーを用意してくれた
香織が神山に
「理事 本当にありがとうございます」
そう言うと神山の脇に座りキスをしてきた
香織は胸を押し付け神山に体を預ける格好になると
「抱いてください 欲しいわ」
神山は膝の上に香織を横にするとブラウスの上から乳房を愛撫した
香織は体を捩らせながら香織の愛撫に答えると神山から離れしゃがみこんだ
Gパンとショーツを下ろすと香織は肉棒をしゃぶり始め硬くなると
自分もパンストとショーツを下げて神山の肉棒に跨った
香織の動きが鈍くなると神山は香織をテーブルに伏せて後ろから
肉棒を激しく動かした
香織の膣がきゅんと狭まり喘ぎ声が大きくなると
「香織 でるよ」
「だして いきそう あっ あっ きて いきそうよ ね」
二人は一緒に果てると香織はぐったりとテーブルに力なく伏せた
神山はティッシュで拭うを香織の秘所も拭いてあげた
暫くすると香織は神山に抱きつき肉棒にキスをして
「理事 時々入れてくださいね ここが寂しがるの お願いします」
香織はそう言うと顔を真っ赤にして身繕いして自分の席に戻った
神山は香織に
「30分寝かしてくれ まだ時間はあるよね」
「ええ 分りました」
神山はソファーに横になるとぐっすりと寝た
香織は冷気を心配して神山に自分の着ていた上着を掛けた

「理事 30分経ちましたよ 起きてください」
「ふぁ~ 良く寝た ありがとう」
神山は香織のジャケットを返すとキスをして理事席に戻った
タバコを吸って一息つくと香織が
「理事 2時前ですが会社の方がお見えですがどうされますか」
「うん 最初の会社は顧問待遇で迎えてくれる所だね いいよ会いましょう」
香織は入り口に向かい最初の面談者を入室させた

大きな包みを抱えて入ってきた面談者は株式会社トーイスといい
料理で使用するケチャップソースや清涼飲料を扱っている大手会社だった
今日きた副社長は大友謙二郎といい若いのにしっかりした発言をした
「これが昨年の会社案内です この時期ですと大学生の会社案内には
間に合いませんが 入社後などに理事を紹介する事が出来ます
是非 我社にお力を貸してください お願いします」
神山は本社が静岡という事で毎月出勤出来ない事や決裁権がない事を言うと
副社長の大友は神山の条件をのみ頷いた
「ありがとうございます ではこの書類に記入をして頂けますか
本日付で安全基準顧問とお迎えをさせて頂きます」
大友は持参した人事命課に日付を毛筆で書き入れ立ち上がると
神山も立ち上がり人事命課を読み上げた
【神山 龍巳 殿 右のもの 本日を持って株式会社トーイス
生産部門顧問を任命する
平成10年6月13日 株式会社トーイス 社長  小林 正二】
大友は読み上げると辞令を神山に手渡し握手をした
「さて 顧問 役職は専務でお願いします」
大友は給与関係の書類を神山に渡し話をした
給与毎月300万円 顧問手当て毎月500万円毎月10日口座振込み
賞与7月10日12月10日2回で各6ヶ月分 
口座振込み日が土日祝日は前営業日に振込み
神山は大友の話を聞くと
「大友さん 私の専属秘書をここにいる眞鍋香織をお願いします」
大友は快く引き受けて
「では 眞鍋香織様 神山顧問の専属秘書をお願いします」
大友は辞令に名前と役職 今日の日付を毛筆で書き入れると
立ち上がり眞鍋香織も席を立ちあがった
【眞鍋 香織 殿 右のもの 本日を持って株式会社トーイス
神山 龍巳生産部門顧問の専属秘書を任命する
平成10年6月13日 株式会社トーイス 社長  小林 正二】
大友は眞鍋香織に課長職で毎月50万円 専属秘書手当て50万円
毎月25日に口座振込み 賞与7月12月10日2回各4ヵ月分
など給与関係説明した
「神山顧問と連絡が取れない場合は眞鍋香織様に連絡を致します」
「はい 畏まりました ありがとうございます」
「神山顧問 こちらは我社の気持ちです 理事ご就任お祝いと
我社顧問就任祝い金です どうぞお願いします」
大友は神山に大きな風呂敷包み2つ差し出して
「それでは 顧問失礼致します」

大友が部屋を出ると香織が神山に抱きついてキスをした
「初めてよ 嬉しいわ 専属秘書」
「うん ここも忙しいと思うがトーイスも頼んだよ いいね」
「はい 分りました 今までは自分のことばかり考えていた理事さんだけど
神山理事は私の事も考えてくださってくれて ありがとうございます」
「まあ その方が仕事がしやすいだろう 頑張ってね」
神山はトーイスから貰った風呂敷包みをロッカーに仕舞うと
次の面談者との時間がありタバコを吹かした
寛いでいると香織が
「理事 次の方そろそろ宜しいですか」
「うん いいよ」
香織は入り口にいくと次の面談者を部屋に案内すると冷茶を用意した
神山は話を聞いても決裁権がないのでどうにも解決しなかった
「一応 お話は伺いましたので後日ご連絡をいたします」
神山は香織に話の内容を確認すると平日関係する省庁に連絡を取り
結果を会社までFAXする事を伝えた
面談者は風呂敷包みを置くとお辞儀をして部屋を後にした
「理事 実はあそこの会社は もうだいぶ前から来られているのですが
どうにもならないんですよ」
「しかし僕も動けないよ 香織の方でいい案があったら連絡してあげてくれ」
香織は頷き席に戻るとメモをとっていた
神山は風呂敷包みをロッカーに仕舞うと香織に頷いた

6社目の面談の時に香織の書類に目をやると赤丸印の会社だった
大きな包みを抱えて入ってきた面談者は株式会社イタイケといい
料理で使用する香辛料やレトルト食品を扱っている大手会社だった
今日きた副社長は大家総一郎といい若いのにしっかりした発言をした
ここの会社も神山の名前だけ貸して欲しいという会社で
代々ここの理事に会社の専務に迎えているという
条件は給与 毎月350万円 専務手当毎月550万円で25日に
口座振込み 賞与が6月15日と11月15日2回で各6ヶ月分 口座振込み
口座振込み日が土日祝日は前営業日に振込み
神山がOKをすると準備した辞令に毛筆で日付を書き入れて神山に渡した
【神山 龍巳 殿 右のもの 本日を持って株式会社イタイケ
生産担当専務を任命する
平成10年6月13日 株式会社イタイケ 社長  大家 大治郎】
神山は大家に眞鍋香織を専属秘書として欲しいことを話すと
快く引き受けてくれて辞令に書き込むと眞鍋香織に渡した
【眞鍋 香織 殿 右のもの 本日を持って株式会社イタイケ
神山 龍巳生産担当専務 専属秘書を任命する
平成10年6月13日 株式会社イタイケ 社長  大家 大治郎】
眞鍋香織の給与は課長職で55万円 秘書手当50万円毎月25日に
口座振込み 賞与6月15日と11月15日の2回で各回6ヵ月分とする
口座振込み日が土日祝日は前営業日に振込み
大家は神山や香織と握手をすると部屋を出て行った

電話が鳴り香織がでるとこれからの面談会社のキャンセル電話だった
「そうすると次の面談まで時間が空くね」
「ええ 20分ほど空きます」
神山は6社分の風呂敷包みを開けると現金が3億8千万円あり香織に
台車を借りて駐車場の蒼いBMWに積んだ
理事室に戻ると香織が
「でも凄い額ですね 初めてですよ 私がここに来てから」
「うん まあお中元と一緒でしょ」
「理事 ありがとうございます また専属秘書 嬉しいわ」
香織はそう言うと神山に抱きついてキスをした
神山は乳房を触ると
「だめです 我慢しているのに う~ん」
香織は体を捩って神山から離れると自分の席についた
神山はタバコを吹かして香織の作ってくれた書類に目を通した

17時を前にこの日の面談は終了した
結局名前貸しの会社は全部4社になり株式会社川上屋と株式会社梅やが
あのあと辞令を貰った
【神山 龍巳 殿 右のもの 本日を持って株式会社川上屋
顧問を任命する
平成10年6月13日 株式会社川上屋 社長  大林 源之助】
条件は給与 毎月350万円 専務手当毎月550万円で25日に
口座振込み 賞与が6月15日と11月15日2回で各6ヶ月分 口座振込み
口座振込み日が土日祝日は前営業日に振込み
株式会社川上屋は本社が埼玉にあり海苔佃煮の瓶詰や缶詰を作っている会社
今日は副社長の大林徳之助が面談にきて辞令交付をした
もう1社は
【神山 龍巳 殿 右のもの 本日を持って株式会社梅や
顧問を任命する
平成10年6月13日 株式会社梅や 社長  大谷 三朗】
条件は給与 毎月350万円 専務手当毎月550万円で25日に
口座振込み 賞与が6月15日と11月15日2回で各6ヶ月分 口座振込み
口座振込み日が土日祝日は前営業日に振込み
株式会社梅やは梅茶漬けやレトルト食品を作っている大手の会社
面談には副社長の田中清一がきて辞令交付をした
眞鍋香織も同様に専属秘書として迎えられた

神山は車に積んでいない風呂敷包みを開けると11社分現金で
5億6千万円になり台車で2回運び車に積んだ
「ありがとう 手伝ってもらったから助かったよ」
「凄いわ 私初めてです こんなの」
「うん さっきも言ったけどお中元と一緒だよ
でも香織もよかったじゃないか 秘書の仕事が増えて」
「ええ 毎月430万円は凄いですよ ありがとうございます」
「うん でも遊びに使ったら駄目だよ いいね」
「は~い 分りました これで貯金が出来ます」
「うん さあそろそろいこうか」
神山は18時には少し早いが料亭に向う事にした
蒼いBMWで香織の予約した料亭たなかは神山のスタジオにすぐ近く
香織を降ろすと
「駐車場を探しておいてくるよ」
そう言うと神山は自分のスタジオに車を仕舞うと祐子に
「これから 食事で遅くなる 早めにご飯を食べて寝なさい」
「は~い 分りました 気を付けてね」
神山は料亭たなかまで歩くと仲居が部屋を案内してくれた
障子をあけ部屋に入ると座卓についた
「中々綺麗だね」
「ええリニューアルをして 一般の人にも入り易くしたと書いてありました」
「そっちの襖は何かな」
仲居が襖を開けると踊り場が設けられていて後ろには
松竹梅の金屏風が一双飾ってあった
「そうか そこで舞妓さんが踊ってくれるんですね」
仲居はニコニコして頷いた
「こちらは?」
仲居は丁寧に襖を開けると 床が用意されていた
その光景をみた香織は顔を赤くして俯いてしまった
「その奥に簡単なシャワールームとお化粧室がございますよ」
仲居は襖を閉めてお辞儀をして部屋を出て行くとすぐに料理とビールが 
運ばれ香織と神山は乾杯をした
二人は最初向かい合って座っていたが香織の希望で隣りに座った
薄いジャッケットを脱ぐと豊かな乳房がブラウスからはみ出しそうで
神山はついついそちらに目を奪われてしまった
「理事 先程からおっぱいを見ているでしょ」
「うん なんかブラジャーが乳房の発育を妨げているようで」
「ふふふ お上手ね でもそのようにストレートに言って下さると
いやな気持ちにならないわ」
「そうか よかったよ」

神山はビールを呑み終わると日本酒を注文した
仲居が酌婦はどうするか聞いてきたので
「ここに素敵な酌婦がいるので 今回は要らないよ ありがとう」
その言葉を聞いた香織は嬉しくなり神山に寄り添って
「理事 ありがとうございます 精一杯尽くしますわ」
神山は庭に通じる襖を開けるとむっとした生暖かい空気が入ってきた
「少し空気を入れ替えるよ」
神山は香織にそう言うと庭のガラス戸を開け空気を入れ替えた
熱い空気がスーッと入ってきたが神山は気持ちよかった
あたりはすっかり暗くなり星が輝いていた
神山はその風に当りながらタバコを吹かしていると香織が
「私も自然の風が好きですよ だから暑くてもクーラーを掛けるより
扇風機で過した方が気持ちがいいんです」
「そうだね どうも部屋を閉めきっていると息苦しくなってね
まあこうやって時々外の空気を吸い込むのさ」
暫く外の空気を吸うと部屋に戻り食事を再開した
殆ど食べ終わると香織がお茶を用意し神山と話を楽しんだ
香織が神山に寄り添いキスをすると仲居が片付けに部屋に入ってきた
「済みません これを片付けます」

仲居は食器類を集めお盆に乗せるとお辞儀をして部屋を出て行った
「さあ香織 向こうの部屋にいこう」
香織は神山の脱いだシャツやGパンを衣桁に掛けるとブラウスや
スカートを自分で脱ぎ衣桁に掛けた
「香織 そのまま来ておくれ」
香織はきょとんとしたが言われるままパンストを穿いたまま
神山の寝ている布団に横になった
「このざらざらがなんとも言えないね」
「まあ理事ったら」
そう言うと香織は神山の上になり赤いショーツを脱がせると肉棒に
パンストのまま跨り肉棒を刺激した
香織もクリトリスが気持ちよくなり神山に
「ねえ 欲しくなったわ」
香織は自分でパンストとショーツを脱ぐと肉棒を跨ぎ腰を落とした
最初は上下に動かしていたが肉棒を膣の奥まで咥え込むと
腰を前後に動かしたり回転させたりしているうちに香織は
気持ちよくなり倒れると神山とキスをした
神山がそのまま体を回転させると上になり腰を動かし始めた
二人は上になったり下になったり繰り返すと香織が
枕をきつく握り締め顔を左右に振り髪を乱した
「もう 駄目です あっ あっ きて いきそうよ」
神山は白い足をV字型に広げ香織の腰を少しあげると肉棒を奥まで入れた
香織の膣は狭まり顔は歪み髪が顔を隠した
神山は肉棒の動きを早くすると膣の圧力に負け
「香織 でる」
「いいわ あっ~ あっ あっ きて はやく~」
二人は一緒に果てると香織は両足を痙攣させ神山は香織の上に伏せた
暫くすると香織が
「本当に始めてよ こんなに気持ちよかったの」
「香織のここもよかったよ」
香織は神山に抱きついてキスをしたりおちんちんを弄った
二人はそのあとも2回交わり帰るとき香織が
「私あなたと離れたくないの だから私と一緒の時は私だけのものになって」
「うん わかったよ」

神山は部屋の電話で帰る事を伝えると仲居がきて
「ありがとうございます 全部で6万4千円です」
神山が清算をして部屋を出ようとすると仲居に止められ
「どうしたの」
「ええ 今 他のお客様が玄関にいらっしゃいますので お待ちください」
なるべく他の客と顔を合せないよう配慮をしていた
「どうぞお客様」
仲居の案内で入り口とは別の出口を案内されると丁度裏側の道にでて
大通りまで抱き合って歩きタクシーを拾い香織を見送った
神山は歩くと5分のスタジオに戻ると祐子が起きていて
「お帰りなさい」
「やあ ただいま まだ起きていたの」
「ええ もうすぐ寝るところよ」
「わかった 一緒に寝るか」
「わぁ~嬉しいわ」
「うん そうしたら僕は先にシャワーを浴びるからね」
「は~い 分りました」

6月14日 日曜日 快晴      
神山と祐子は裸で抱き合い寝ていた
夏らしい陽射しがレースのカーテンから床に模様を描いていた
「わぁ~ 寝坊だ~ 神山さん起きて」
「ふ~ん どうしたの」
「もう 8時よ どうしよう」
「いいよ 今日も2時からだよ 慌てなくても」
祐子はおしゃれなサニタリーショーツ姿でベッドからでると
「でも 朝食は作らないと」
「いいよ祐子 そこのホテルでモーニングを食べようよ
それより一緒にシャワーを浴びよう」
祐子は少し迷い
「まだ 出血があるの それでもいい?」
「いいよ さあ」

神山と祐子は浴室に行くと神山がガラス戸を開けた
生暖かい風が吹き込んだが気持ちよかった
神山は湯船に湯を張ると先にジャグジーで疲れを取った
祐子は恐々と湯船に入り神山に寄り添った
「気持ちいいね 祐子今夜も遅くなりそうだよ ごめんね」
「ううん いいの こうしているだけで幸せよ ふふふ
今日は髪の毛を洗わせて いいでしょ」
神山が頷くと祐子は湯船から出て準備をすると神山に
「いいわよ ここに座ってね」
神山が椅子に座り祐子の下半身を見る格好になると
祐子の秘所から紐が垂れ下がっているのが見えた
「うん 気持ちいいね」
「痒い所があったら教えてね」
神山は痒い所はなかったが何回も洗って貰った
シャワーでシャンプーを流すと祐子は背中を洗い始めた
一通り洗うと神山の前に来て
「では おちんちんを洗うから 気持ちよくなったら教えてね」
神山が頷くと祐子は両手でおちんちんを洗い出し亀頭を重点的に愛撫をした
肉棒になると祐子の目が潤んで来て神山に
「ねえ 欲しいわ ちょうだい」
神山は頷くと祐子を立ち上がらせて祐子に
「祐子 入っているのを出さないと」
祐子はしゃがんでタンポンを膣から引き出すと神山にキスをした
神山は祐子の片足を高く上げて肉棒をしたから挿入した
祐子の膣はすでにぬめりのある体液で潤いスムースに奥まで入った
「あっ うっ~ うっ~ きもちいいわ」
祐子は腰を振りながら快楽を楽しんだ
暫くすると神山は祐子を後ろ向きにして腰を動かすと祐子の膣が
段々と狭まってきて神山の亀頭も充血し硬くなった
祐子がたまらず果てると神山も一緒にスペルマを発射した
少し時間が経つと祐子が振り向いて神山にキスをすると
「わぁ~ こんなに出たわ ごめんなさい」
すぐにシャワーで自分の径血を洗い流し神山の肉棒も綺麗に洗った

二人がシャワーから出ると神山は新しい部屋着をきると祐子が
「良かったわ 似合って」
ニコニコして嬉しそうに神山にキスをした
「うん 今の時期に一番いいね 助かるよありがとう」
神山と祐子はソファーで寛ぎ一息すると
「じゃあ モーニングを食べにいこう」
祐子は予め2階の主賓室に用意してある外出着に着替えた
神山はマーチで赤坂 スカイ ハイ ホテルにいくと
6Fのレストランに入った
普通は宿泊客だけのモーニングだが料金さえ払えば誰でも利用できた
モーニングはバイキング形式で安くて美味しく品数が豊富な事で
周辺のサラリーマンなどの利用客も多かった
神山は受付けで料金を支払い 早速料理を選びテーブルに着くと
ビールを注文した
祐子が席に着くとビールが運ばれて神山は二人のグラスに注ぎ
「じゃあ 乾杯」
神山は洋食中心のメニューを選び祐子は純和風メニューだった
おつまみになる料理が多く神山はすぐにビールを追加して
「ここのモーニングは美味しいね 品数も多いしね」
「ええ 迷いますよ こんなにあると
でも それが良いのかも知れないわね 今日食べられなかったら
明日食べようとか 次に食べようと考えさせられるのも」
「うん そうだね でも安いよ これで1300円は」
「そうよね これだけ種類があるともっと高くても良いと思うわ」

二人は美味しく食べ終ると受付けで清算をしてマーチで帰宅した
スタジオに戻ると蒼いBMWから事務所にお金を運んだ
神山は一仕事を終えるとソファーで寛いだ
「祐子 少し寝かしてくれ」
祐子はニコニコして神山に
「30分で良いですか」
神山は頷くと目を瞑り眠った
30分経つと祐子が神山を起こした
「ありがとう 良く寝られたよ」
神山は立ちあがり祐子にキスをした
事務室に入りPCで昨日顧問や専務で迎えてくれた会社をみると
全ての会社に問題はなく業績もよく安心した
ソファーで祐子が用意してくれたコーヒーを飲むと
「祐子 事務所に現金が一杯ある 何かあった時は持てるだけ持って
逃げるようにしなさい いいね
それから 戸締りには充分気を付けてね」
「は~い 分りました」

二人はソファーでキスをしたり庭を眺め寛いでいると
神山の携帯電話が鳴り出てみると建築協会の安堂真由美からだった
昨日同様に真由美が今日面談に来る会社のリストを制作したので
事前に目を通して欲しいとの内容だった
神山は真由美に30分くらいしたらそちらに行く事を伝え電話を切った
「じゃあ 行って来ます」
「は~い 分りました 気を付けてね」
「うん 帰りが遅くなるから先に寝ていてね」
神山は祐子にキスをするとガレージにいき蒼いBMWに乗った
銀座の日本住宅建築基準協会までいくのに時間は掛からなかった
協会理事室に入ると安堂真由美がニコニコして迎えてくれた
「おはようございます 理事」
「ありがとう リストを作ってくれて」
神山がソファーに座ると真由美は麦茶を用意してくれた
麦茶をテーブルに置くときお辞儀をすると大きく開いた襟元から
豊かな乳房が覗き神山はドキドキした
真由美が自分の机からリストを持って神山の隣りに座り説明が始まった
「以上です それでこの赤い丸印は名前だけ貸して惜しいと言われた
会社で 条件は結構よかったですよ」
「例えば 出勤は2ヶ月に1回とか?」
「ええ あと決算の時だけで良いとか多いですよ
それで 以前の理事も名前だけ貸されていましたよ」
神山は書類に一通り目を通すと11時30分になっていた
「今日は20社だね 早く終りそうだね」
「ええ でもどうでしょう 名前貸しが多いから、、、」
神山は名前貸しの会社を見ると6社もあり考えた
「真由美 考えても仕方がないよ 少し早いけど食事にいこうよ」
「わぁ~嬉しいわ 誘っていただけるなんて」
真由美は自分の席から神山のところにきてキスをした
「おいおい わかったよ」
神山は乳房を揉むと真由美は
「ふふふ さきにご飯にしましょうよ なにがいいかな~」
「うなぎでも食べよう」







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