6月13日 土曜日 晴れ
神山と洋子は10時ごろ代々木の部屋を出ると洋子を家まで送り
赤坂のスタジオに戻った
当初 お昼過ぎまで代々木の部屋でゆっくりするつもりだったが
食品協会の眞鍋香織から電話があり今日来る会社の資料を制作したので
事前に目を通して欲しいといわれ帰宅予定を早めた
家に入ると祐子は笑顔で迎え
「神山さん もうすっかり良くなりました ありがとうございます」
「痛みは取れたの」
「ええ 普段に戻りました」
「良かった」
神山は祐子にキスをすると2階の主賓室にはいり着替えをした
ベッドの上を見ると目新しい部屋着が置いてあったが神山は袖を通さず
スタジオに下りると祐子に
「ありがとう 部屋着」
「ふふふ 昨日 そこのホテルまで本を買いに行ったの
よそのフロアも覗いたら神山さんに似合いそうだったから買いました」
「そうか ありがとう でも今日はお出かけさ」
「まあ 大変ですね お食事は」
「うん 遅くなるから 先に寝ていてください」
「は~い 分りました 気を付けてね」
神山は蒼いBMWに乗ると銀座の食品関係協会が入っているビルに向った
ビルの最上階にある日本缶詰産業総合協会の部屋に入ると誰もいなかった
理事室に入ると眞鍋香織がニコニコして迎え
「おはようございます 済みませんでした お休みのところ」
「いや 香織さんの努力に申し訳ないしさ
それから入り口の鍵は閉めておいたほうがいいよ 物騒だし」
「ええ 分りました」
香織は机の脇にあるボタンを押して神山に
「これで 閉まりました 開放する時は再び押してください
赤色が青色に代わるとドアは開きます」
「うん わかった ありがとう」
神山がソファーでタバコを吹かし寛いでいると香織が書類を持ってきた
「この中で 赤丸印が付いているのは理事を顧問などの待遇で迎えたいと
話をされた会社です」
神山はリストを見ると赤丸印が付いている会社は5社あった
「しかし こんなにあっても物理的に無理だよね」
「ええ しかし会社の顔になるので名前だけという会社が多いですよ
以前にもありましたが 会社には全然出社しなくてもいいという会社は
たくさん有りましたよ」
「そうか 本当に名前を貸すだけだね でもいいのかな そんな事で」
「ええ 結局 理事の肩書きが欲しいのでしょ
私だったら 高く売りますけどね 割り切れば損な話しではないですよ」
眞鍋香織は神山に寄り添い会社の説明をしていった
「ありがとう そうすると今日会う会社は18社になった訳ですね」
「ええ それで終了時間を早めました」
眞鍋香織は神山にニコニコと説明をした
神山は18社の会社内容や業績などきめ細かく香織が制作した資料に
一通り目を通すと11時半になっていた
「香織 早いけど食事にいこうか」
「わぁ~ 誘って頂けるんですか」
二人は傍にあるしゃぶしゃぶ屋に入ると
家族連れや若いカップルで賑わっていた
土曜日なので平日のランチメニューはないが土曜ランチを出していた
神山と香織はカウンターに座り土曜ランチと生ビールを注文した
生ビールが来ると神山と香織は乾杯をすると香織が
「今夜はお忙しいですか」
「なんで」
「ええ PCで調べた料亭に予約を入れたいんですよ
安くて美味しくて寛げると出ていました
今朝電話をしたらまだ余裕があるといっていました」
「場所はどこ?」
香織は神山の家のすぐ近くを言うと神山は
「うん いこう で予算はどのくらい?」
「ええ 一人3万くらいと言っていました」
神山は安いので香織に理由を聞くと
「ええ 普段より安くして色々なお客様に利用して貰いたいと
書いてありました」
「じゃあ 早速キープをしてください」
香織は携帯電話で予約を入れるとOKの返事がきて香織は歓んだ
神山はグラスワインを注文すると香織と楽しくしゃぶしゃぶを食べた
「ところで香織はゴルフはするの?」
香織はニコニコして
「はい しますよ でも余り上手ではありませんが」
「わかった この間のお尻ペンペンのお詫びだ ここを出たら買いにいこう」
「えっ 本当ですか」
「うん アレックスの最新モデルだよ シューズも買おう」
「あのクラブって 評判が凄くいいですよ きちんとスイングすれば
まっすぐに飛ぶし 距離も従来のドライバーより10ヤード違うって」
「まあ 自分で使ってみないと分らないけどね でもいいクラブだよ」
「わぁ~ 凄いわ 持っているんですか」
「うん 新しいのはまだ使っていないけれど その前のクラブは良く飛ぶよ
まっすぐに ただ力むと曲がるね」
二人はゴルフの話をしながら食べ終わると神山が清算をして
鈴やのゴルフ用品売場にいった
店員が神山を見つけると挨拶をしたので
「アレックスの新しいレディースクラブを頼むよ」
「次長 いつもありがとうございます」
店員は神山が言う通り商品を選び香織に確認すると
「こんなに良いのですか」
「ははは 夏のボーナスさ」
神山はゴルフクラブセットにパターをいれ キャディーバッグやシューズ
ポロシャツやスカート ゴルフボールを買った
「次長 全部で170万円になりますが カードでしょうか」
神山は商品券で支払うと店員がかぞえて
「確かに ありがとうございます それとこのクラブセットですが
在庫があと3セットで 次回入荷がまだハッキリしていないんですよ」
神山は香織に
「安堂真由美さんはゴルフをするのかな」
「ええ しますよ 以前に何回かご一緒しました」
神山は店員に3セットにパターとキャディーバッグをつけて買った
靑山祐子と久保祥子は配達を依頼してお届け伝票に記入した
安堂真由美の分は支払いを済ませ店に置いてもらった
「次長 全部で435万円になりますが」
神山は商品券で支払うと店員が確認をした
「じゃあ 頼みますよ」
「はい ありがとうございます」
香織は嬉しくてニコニコして店を出ると神山の腕を掴み歩いた
日本缶詰産業総合協会の理事室に戻ると香織がコーヒーを用意してくれた
香織が神山に
「理事 本当にありがとうございます」
そう言うと神山の脇に座りキスをしてきた
香織は胸を押し付け神山に体を預ける格好になると
「抱いてください 欲しいわ」
神山は膝の上に香織を横にするとブラウスの上から乳房を愛撫した
香織は体を捩らせながら香織の愛撫に答えると神山から離れしゃがみこんだ
Gパンとショーツを下ろすと香織は肉棒をしゃぶり始め硬くなると
自分もパンストとショーツを下げて神山の肉棒に跨った
香織の動きが鈍くなると神山は香織をテーブルに伏せて後ろから
肉棒を激しく動かした
香織の膣がきゅんと狭まり喘ぎ声が大きくなると
「香織 でるよ」
「だして いきそう あっ あっ きて いきそうよ ね」
二人は一緒に果てると香織はぐったりとテーブルに力なく伏せた
神山はティッシュで拭うを香織の秘所も拭いてあげた
暫くすると香織は神山に抱きつき肉棒にキスをして
「理事 時々入れてくださいね ここが寂しがるの お願いします」
香織はそう言うと顔を真っ赤にして身繕いして自分の席に戻った
神山は香織に
「30分寝かしてくれ まだ時間はあるよね」
「ええ 分りました」
神山はソファーに横になるとぐっすりと寝た
香織は冷気を心配して神山に自分の着ていた上着を掛けた
「理事 30分経ちましたよ 起きてください」
「ふぁ~ 良く寝た ありがとう」
神山は香織のジャケットを返すとキスをして理事席に戻った
タバコを吸って一息つくと香織が
「理事 2時前ですが会社の方がお見えですがどうされますか」
「うん 最初の会社は顧問待遇で迎えてくれる所だね いいよ会いましょう」
香織は入り口に向かい最初の面談者を入室させた
大きな包みを抱えて入ってきた面談者は株式会社トーイスといい
料理で使用するケチャップソースや清涼飲料を扱っている大手会社だった
今日きた副社長は大友謙二郎といい若いのにしっかりした発言をした
「これが昨年の会社案内です この時期ですと大学生の会社案内には
間に合いませんが 入社後などに理事を紹介する事が出来ます
是非 我社にお力を貸してください お願いします」
神山は本社が静岡という事で毎月出勤出来ない事や決裁権がない事を言うと
副社長の大友は神山の条件をのみ頷いた
「ありがとうございます ではこの書類に記入をして頂けますか
本日付で安全基準顧問とお迎えをさせて頂きます」
大友は持参した人事命課に日付を毛筆で書き入れ立ち上がると
神山も立ち上がり人事命課を読み上げた
【神山 龍巳 殿 右のもの 本日を持って株式会社トーイス
生産部門顧問を任命する
平成10年6月13日 株式会社トーイス 社長 小林 正二】
大友は読み上げると辞令を神山に手渡し握手をした
「さて 顧問 役職は専務でお願いします」
大友は給与関係の書類を神山に渡し話をした
給与毎月300万円 顧問手当て毎月500万円毎月10日口座振込み
賞与7月10日12月10日2回で各6ヶ月分
口座振込み日が土日祝日は前営業日に振込み
神山は大友の話を聞くと
「大友さん 私の専属秘書をここにいる眞鍋香織をお願いします」
大友は快く引き受けて
「では 眞鍋香織様 神山顧問の専属秘書をお願いします」
大友は辞令に名前と役職 今日の日付を毛筆で書き入れると
立ち上がり眞鍋香織も席を立ちあがった
【眞鍋 香織 殿 右のもの 本日を持って株式会社トーイス
神山 龍巳生産部門顧問の専属秘書を任命する
平成10年6月13日 株式会社トーイス 社長 小林 正二】
大友は眞鍋香織に課長職で毎月50万円 専属秘書手当て50万円
毎月25日に口座振込み 賞与7月12月10日2回各4ヵ月分
など給与関係説明した
「神山顧問と連絡が取れない場合は眞鍋香織様に連絡を致します」
「はい 畏まりました ありがとうございます」
「神山顧問 こちらは我社の気持ちです 理事ご就任お祝いと
我社顧問就任祝い金です どうぞお願いします」
大友は神山に大きな風呂敷包み2つ差し出して
「それでは 顧問失礼致します」
大友が部屋を出ると香織が神山に抱きついてキスをした
「初めてよ 嬉しいわ 専属秘書」
「うん ここも忙しいと思うがトーイスも頼んだよ いいね」
「はい 分りました 今までは自分のことばかり考えていた理事さんだけど
神山理事は私の事も考えてくださってくれて ありがとうございます」
「まあ その方が仕事がしやすいだろう 頑張ってね」
神山はトーイスから貰った風呂敷包みをロッカーに仕舞うと
次の面談者との時間がありタバコを吹かした
寛いでいると香織が
「理事 次の方そろそろ宜しいですか」
「うん いいよ」
香織は入り口にいくと次の面談者を部屋に案内すると冷茶を用意した
神山は話を聞いても決裁権がないのでどうにも解決しなかった
「一応 お話は伺いましたので後日ご連絡をいたします」
神山は香織に話の内容を確認すると平日関係する省庁に連絡を取り
結果を会社までFAXする事を伝えた
面談者は風呂敷包みを置くとお辞儀をして部屋を後にした
「理事 実はあそこの会社は もうだいぶ前から来られているのですが
どうにもならないんですよ」
「しかし僕も動けないよ 香織の方でいい案があったら連絡してあげてくれ」
香織は頷き席に戻るとメモをとっていた
神山は風呂敷包みをロッカーに仕舞うと香織に頷いた
6社目の面談の時に香織の書類に目をやると赤丸印の会社だった
大きな包みを抱えて入ってきた面談者は株式会社イタイケといい
料理で使用する香辛料やレトルト食品を扱っている大手会社だった
今日きた副社長は大家総一郎といい若いのにしっかりした発言をした
ここの会社も神山の名前だけ貸して欲しいという会社で
代々ここの理事に会社の専務に迎えているという
条件は給与 毎月350万円 専務手当毎月550万円で25日に
口座振込み 賞与が6月15日と11月15日2回で各6ヶ月分 口座振込み
口座振込み日が土日祝日は前営業日に振込み
神山がOKをすると準備した辞令に毛筆で日付を書き入れて神山に渡した
【神山 龍巳 殿 右のもの 本日を持って株式会社イタイケ
生産担当専務を任命する
平成10年6月13日 株式会社イタイケ 社長 大家 大治郎】
神山は大家に眞鍋香織を専属秘書として欲しいことを話すと
快く引き受けてくれて辞令に書き込むと眞鍋香織に渡した
【眞鍋 香織 殿 右のもの 本日を持って株式会社イタイケ
神山 龍巳生産担当専務 専属秘書を任命する
平成10年6月13日 株式会社イタイケ 社長 大家 大治郎】
眞鍋香織の給与は課長職で55万円 秘書手当50万円毎月25日に
口座振込み 賞与6月15日と11月15日の2回で各回6ヵ月分とする
口座振込み日が土日祝日は前営業日に振込み
大家は神山や香織と握手をすると部屋を出て行った
電話が鳴り香織がでるとこれからの面談会社のキャンセル電話だった
「そうすると次の面談まで時間が空くね」
「ええ 20分ほど空きます」
神山は6社分の風呂敷包みを開けると現金が3億8千万円あり香織に
台車を借りて駐車場の蒼いBMWに積んだ
理事室に戻ると香織が
「でも凄い額ですね 初めてですよ 私がここに来てから」
「うん まあお中元と一緒でしょ」
「理事 ありがとうございます また専属秘書 嬉しいわ」
香織はそう言うと神山に抱きついてキスをした
神山は乳房を触ると
「だめです 我慢しているのに う~ん」
香織は体を捩って神山から離れると自分の席についた
神山はタバコを吹かして香織の作ってくれた書類に目を通した
17時を前にこの日の面談は終了した
結局名前貸しの会社は全部4社になり株式会社川上屋と株式会社梅やが
あのあと辞令を貰った
【神山 龍巳 殿 右のもの 本日を持って株式会社川上屋
顧問を任命する
平成10年6月13日 株式会社川上屋 社長 大林 源之助】
条件は給与 毎月350万円 専務手当毎月550万円で25日に
口座振込み 賞与が6月15日と11月15日2回で各6ヶ月分 口座振込み
口座振込み日が土日祝日は前営業日に振込み
株式会社川上屋は本社が埼玉にあり海苔佃煮の瓶詰や缶詰を作っている会社
今日は副社長の大林徳之助が面談にきて辞令交付をした
もう1社は
【神山 龍巳 殿 右のもの 本日を持って株式会社梅や
顧問を任命する
平成10年6月13日 株式会社梅や 社長 大谷 三朗】
条件は給与 毎月350万円 専務手当毎月550万円で25日に
口座振込み 賞与が6月15日と11月15日2回で各6ヶ月分 口座振込み
口座振込み日が土日祝日は前営業日に振込み
株式会社梅やは梅茶漬けやレトルト食品を作っている大手の会社
面談には副社長の田中清一がきて辞令交付をした
眞鍋香織も同様に専属秘書として迎えられた
神山は車に積んでいない風呂敷包みを開けると11社分現金で
5億6千万円になり台車で2回運び車に積んだ
「ありがとう 手伝ってもらったから助かったよ」
「凄いわ 私初めてです こんなの」
「うん さっきも言ったけどお中元と一緒だよ
でも香織もよかったじゃないか 秘書の仕事が増えて」
「ええ 毎月430万円は凄いですよ ありがとうございます」
「うん でも遊びに使ったら駄目だよ いいね」
「は~い 分りました これで貯金が出来ます」
「うん さあそろそろいこうか」
神山は18時には少し早いが料亭に向う事にした
蒼いBMWで香織の予約した料亭たなかは神山のスタジオにすぐ近く
香織を降ろすと
「駐車場を探しておいてくるよ」
そう言うと神山は自分のスタジオに車を仕舞うと祐子に
「これから 食事で遅くなる 早めにご飯を食べて寝なさい」
「は~い 分りました 気を付けてね」
神山は料亭たなかまで歩くと仲居が部屋を案内してくれた
障子をあけ部屋に入ると座卓についた
「中々綺麗だね」
「ええリニューアルをして 一般の人にも入り易くしたと書いてありました」
「そっちの襖は何かな」
仲居が襖を開けると踊り場が設けられていて後ろには
松竹梅の金屏風が一双飾ってあった
「そうか そこで舞妓さんが踊ってくれるんですね」
仲居はニコニコして頷いた
「こちらは?」
仲居は丁寧に襖を開けると 床が用意されていた
その光景をみた香織は顔を赤くして俯いてしまった
「その奥に簡単なシャワールームとお化粧室がございますよ」
仲居は襖を閉めてお辞儀をして部屋を出て行くとすぐに料理とビールが
運ばれ香織と神山は乾杯をした
二人は最初向かい合って座っていたが香織の希望で隣りに座った
薄いジャッケットを脱ぐと豊かな乳房がブラウスからはみ出しそうで
神山はついついそちらに目を奪われてしまった
「理事 先程からおっぱいを見ているでしょ」
「うん なんかブラジャーが乳房の発育を妨げているようで」
「ふふふ お上手ね でもそのようにストレートに言って下さると
いやな気持ちにならないわ」
「そうか よかったよ」
神山はビールを呑み終わると日本酒を注文した
仲居が酌婦はどうするか聞いてきたので
「ここに素敵な酌婦がいるので 今回は要らないよ ありがとう」
その言葉を聞いた香織は嬉しくなり神山に寄り添って
「理事 ありがとうございます 精一杯尽くしますわ」
神山は庭に通じる襖を開けるとむっとした生暖かい空気が入ってきた
「少し空気を入れ替えるよ」
神山は香織にそう言うと庭のガラス戸を開け空気を入れ替えた
熱い空気がスーッと入ってきたが神山は気持ちよかった
あたりはすっかり暗くなり星が輝いていた
神山はその風に当りながらタバコを吹かしていると香織が
「私も自然の風が好きですよ だから暑くてもクーラーを掛けるより
扇風機で過した方が気持ちがいいんです」
「そうだね どうも部屋を閉めきっていると息苦しくなってね
まあこうやって時々外の空気を吸い込むのさ」
暫く外の空気を吸うと部屋に戻り食事を再開した
殆ど食べ終わると香織がお茶を用意し神山と話を楽しんだ
香織が神山に寄り添いキスをすると仲居が片付けに部屋に入ってきた
「済みません これを片付けます」
仲居は食器類を集めお盆に乗せるとお辞儀をして部屋を出て行った
「さあ香織 向こうの部屋にいこう」
香織は神山の脱いだシャツやGパンを衣桁に掛けるとブラウスや
スカートを自分で脱ぎ衣桁に掛けた
「香織 そのまま来ておくれ」
香織はきょとんとしたが言われるままパンストを穿いたまま
神山の寝ている布団に横になった
「このざらざらがなんとも言えないね」
「まあ理事ったら」
そう言うと香織は神山の上になり赤いショーツを脱がせると肉棒に
パンストのまま跨り肉棒を刺激した
香織もクリトリスが気持ちよくなり神山に
「ねえ 欲しくなったわ」
香織は自分でパンストとショーツを脱ぐと肉棒を跨ぎ腰を落とした
最初は上下に動かしていたが肉棒を膣の奥まで咥え込むと
腰を前後に動かしたり回転させたりしているうちに香織は
気持ちよくなり倒れると神山とキスをした
神山がそのまま体を回転させると上になり腰を動かし始めた
二人は上になったり下になったり繰り返すと香織が
枕をきつく握り締め顔を左右に振り髪を乱した
「もう 駄目です あっ あっ きて いきそうよ」
神山は白い足をV字型に広げ香織の腰を少しあげると肉棒を奥まで入れた
香織の膣は狭まり顔は歪み髪が顔を隠した
神山は肉棒の動きを早くすると膣の圧力に負け
「香織 でる」
「いいわ あっ~ あっ あっ きて はやく~」
二人は一緒に果てると香織は両足を痙攣させ神山は香織の上に伏せた
暫くすると香織が
「本当に始めてよ こんなに気持ちよかったの」
「香織のここもよかったよ」
香織は神山に抱きついてキスをしたりおちんちんを弄った
二人はそのあとも2回交わり帰るとき香織が
「私あなたと離れたくないの だから私と一緒の時は私だけのものになって」
「うん わかったよ」
神山は部屋の電話で帰る事を伝えると仲居がきて
「ありがとうございます 全部で6万4千円です」
神山が清算をして部屋を出ようとすると仲居に止められ
「どうしたの」
「ええ 今 他のお客様が玄関にいらっしゃいますので お待ちください」
なるべく他の客と顔を合せないよう配慮をしていた
「どうぞお客様」
仲居の案内で入り口とは別の出口を案内されると丁度裏側の道にでて
大通りまで抱き合って歩きタクシーを拾い香織を見送った
神山は歩くと5分のスタジオに戻ると祐子が起きていて
「お帰りなさい」
「やあ ただいま まだ起きていたの」
「ええ もうすぐ寝るところよ」
「わかった 一緒に寝るか」
「わぁ~嬉しいわ」
「うん そうしたら僕は先にシャワーを浴びるからね」
「は~い 分りました」
6月14日 日曜日 快晴
神山と祐子は裸で抱き合い寝ていた
夏らしい陽射しがレースのカーテンから床に模様を描いていた
「わぁ~ 寝坊だ~ 神山さん起きて」
「ふ~ん どうしたの」
「もう 8時よ どうしよう」
「いいよ 今日も2時からだよ 慌てなくても」
祐子はおしゃれなサニタリーショーツ姿でベッドからでると
「でも 朝食は作らないと」
「いいよ祐子 そこのホテルでモーニングを食べようよ
それより一緒にシャワーを浴びよう」
祐子は少し迷い
「まだ 出血があるの それでもいい?」
「いいよ さあ」
神山と祐子は浴室に行くと神山がガラス戸を開けた
生暖かい風が吹き込んだが気持ちよかった
神山は湯船に湯を張ると先にジャグジーで疲れを取った
祐子は恐々と湯船に入り神山に寄り添った
「気持ちいいね 祐子今夜も遅くなりそうだよ ごめんね」
「ううん いいの こうしているだけで幸せよ ふふふ
今日は髪の毛を洗わせて いいでしょ」
神山が頷くと祐子は湯船から出て準備をすると神山に
「いいわよ ここに座ってね」
神山が椅子に座り祐子の下半身を見る格好になると
祐子の秘所から紐が垂れ下がっているのが見えた
「うん 気持ちいいね」
「痒い所があったら教えてね」
神山は痒い所はなかったが何回も洗って貰った
シャワーでシャンプーを流すと祐子は背中を洗い始めた
一通り洗うと神山の前に来て
「では おちんちんを洗うから 気持ちよくなったら教えてね」
神山が頷くと祐子は両手でおちんちんを洗い出し亀頭を重点的に愛撫をした
肉棒になると祐子の目が潤んで来て神山に
「ねえ 欲しいわ ちょうだい」
神山は頷くと祐子を立ち上がらせて祐子に
「祐子 入っているのを出さないと」
祐子はしゃがんでタンポンを膣から引き出すと神山にキスをした
神山は祐子の片足を高く上げて肉棒をしたから挿入した
祐子の膣はすでにぬめりのある体液で潤いスムースに奥まで入った
「あっ うっ~ うっ~ きもちいいわ」
祐子は腰を振りながら快楽を楽しんだ
暫くすると神山は祐子を後ろ向きにして腰を動かすと祐子の膣が
段々と狭まってきて神山の亀頭も充血し硬くなった
祐子がたまらず果てると神山も一緒にスペルマを発射した
少し時間が経つと祐子が振り向いて神山にキスをすると
「わぁ~ こんなに出たわ ごめんなさい」
すぐにシャワーで自分の径血を洗い流し神山の肉棒も綺麗に洗った
二人がシャワーから出ると神山は新しい部屋着をきると祐子が
「良かったわ 似合って」
ニコニコして嬉しそうに神山にキスをした
「うん 今の時期に一番いいね 助かるよありがとう」
神山と祐子はソファーで寛ぎ一息すると
「じゃあ モーニングを食べにいこう」
祐子は予め2階の主賓室に用意してある外出着に着替えた
神山はマーチで赤坂 スカイ ハイ ホテルにいくと
6Fのレストランに入った
普通は宿泊客だけのモーニングだが料金さえ払えば誰でも利用できた
モーニングはバイキング形式で安くて美味しく品数が豊富な事で
周辺のサラリーマンなどの利用客も多かった
神山は受付けで料金を支払い 早速料理を選びテーブルに着くと
ビールを注文した
祐子が席に着くとビールが運ばれて神山は二人のグラスに注ぎ
「じゃあ 乾杯」
神山は洋食中心のメニューを選び祐子は純和風メニューだった
おつまみになる料理が多く神山はすぐにビールを追加して
「ここのモーニングは美味しいね 品数も多いしね」
「ええ 迷いますよ こんなにあると
でも それが良いのかも知れないわね 今日食べられなかったら
明日食べようとか 次に食べようと考えさせられるのも」
「うん そうだね でも安いよ これで1300円は」
「そうよね これだけ種類があるともっと高くても良いと思うわ」
二人は美味しく食べ終ると受付けで清算をしてマーチで帰宅した
スタジオに戻ると蒼いBMWから事務所にお金を運んだ
神山は一仕事を終えるとソファーで寛いだ
「祐子 少し寝かしてくれ」
祐子はニコニコして神山に
「30分で良いですか」
神山は頷くと目を瞑り眠った
30分経つと祐子が神山を起こした
「ありがとう 良く寝られたよ」
神山は立ちあがり祐子にキスをした
事務室に入りPCで昨日顧問や専務で迎えてくれた会社をみると
全ての会社に問題はなく業績もよく安心した
ソファーで祐子が用意してくれたコーヒーを飲むと
「祐子 事務所に現金が一杯ある 何かあった時は持てるだけ持って
逃げるようにしなさい いいね
それから 戸締りには充分気を付けてね」
「は~い 分りました」
二人はソファーでキスをしたり庭を眺め寛いでいると
神山の携帯電話が鳴り出てみると建築協会の安堂真由美からだった
昨日同様に真由美が今日面談に来る会社のリストを制作したので
事前に目を通して欲しいとの内容だった
神山は真由美に30分くらいしたらそちらに行く事を伝え電話を切った
「じゃあ 行って来ます」
「は~い 分りました 気を付けてね」
「うん 帰りが遅くなるから先に寝ていてね」
神山は祐子にキスをするとガレージにいき蒼いBMWに乗った
銀座の日本住宅建築基準協会までいくのに時間は掛からなかった
協会理事室に入ると安堂真由美がニコニコして迎えてくれた
「おはようございます 理事」
「ありがとう リストを作ってくれて」
神山がソファーに座ると真由美は麦茶を用意してくれた
麦茶をテーブルに置くときお辞儀をすると大きく開いた襟元から
豊かな乳房が覗き神山はドキドキした
真由美が自分の机からリストを持って神山の隣りに座り説明が始まった
「以上です それでこの赤い丸印は名前だけ貸して惜しいと言われた
会社で 条件は結構よかったですよ」
「例えば 出勤は2ヶ月に1回とか?」
「ええ あと決算の時だけで良いとか多いですよ
それで 以前の理事も名前だけ貸されていましたよ」
神山は書類に一通り目を通すと11時30分になっていた
「今日は20社だね 早く終りそうだね」
「ええ でもどうでしょう 名前貸しが多いから、、、」
神山は名前貸しの会社を見ると6社もあり考えた
「真由美 考えても仕方がないよ 少し早いけど食事にいこうよ」
「わぁ~嬉しいわ 誘っていただけるなんて」
真由美は自分の席から神山のところにきてキスをした
「おいおい わかったよ」
神山は乳房を揉むと真由美は
「ふふふ さきにご飯にしましょうよ なにがいいかな~」
「うなぎでも食べよう」
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