2013年8月6日火曜日

ゆり 5 - 38 Vol. 2



神山は有料道路に入るとどんどんとスピードをあげてすぐに小田原に着き
国道を北上し大井松田ICから東名で御殿場ICで下りた
由紀枝の部屋に戻ると18時45分で家具屋が丁度帰るときだった
家具屋の配達員が丁寧にお辞儀をして帰っていった
先ほどのテーブルや椅子のゴミも一緒に持っていってくれた
「お帰りなさい 早かったのね」
「うん 空いていたし はいこれお土産だよ」
「何かしら 開けていい?」
「うん」
由紀枝はデパートの包装紙や箱を開けると
「ふぁ~ 素敵なガウンね 軽いし綺麗な光沢だわ」
「うん ペアで買ってきた シルク100%と言っていたよ」
「へぇ~ 高いでしょ そんな でも夜寛ぐ時に良いわね 早速使えるわね」
由紀枝はもう一つの箱を開けると
「わぁ~ 素敵よ すごい これ着るの私が わぁ~セクシーよこれ
だけど すべてみえみえでHね」
「うん 似合うと思ったのさ 輸入品だよ」
由紀枝もう一つの箱を開けるとキャミソールとショーツのセットを広げ
「ぎゃあ~ もう すごい これも着るんでしょ ふぁ~すごいHね」
「うん Hが好きだから ははは いいだろう」
「ありがとうございます 欲しかったけど相手がいなかったし
でも 昼下がりにこのネグリジェを着てバルコニーでワインが最高ね
映画で有ったでしょ ふふふ」
神山はお揃いの部屋着に着替えソファーに座ってビールを呑んだ
「あれっ ここのチェストは?」
「ええ 家具屋さんが運んでくれたわ ごめんなさい」
「うん よかったね わかったよ 由紀枝を見ていると手伝いたくなるさ
このままで良いですと言ってもね そんな力を持っているよ」
「ごめんなさい 私断ったんだけど でもね聞いて 寝室のガラスを
開けて お布団は綺麗に直してあったの よかったわ」
「そうだね でも良かったよ ありがとう 由紀枝もここに来て呑もうよ」
「でも もうすぐ出来ますよしゃぶしゃぶが そうだお野菜を乗せる
お皿をとってください それからポン酢たれを入れる小鉢もお願いします」
神山は由紀枝に言われた食器を棚から出して
「これで いいかな」
「ええ ありがとう~」
由紀枝がテーブルに野菜のお皿やお肉を乗せたお皿を用意すると
神山はテーブルコンロに火をつけてお鍋を置き
冷蔵庫からビールを出して二人のグラスに注いだ
由紀枝を席に座らせて
「では 新居 初めてのお食事に乾杯」
「かんぱ~い あなたごめんなさい これしか出来なくて」
「何を言っているんだよ 僕には充分だよ こちらこそ感謝をしていますよ」
二人はお惣菜をつまみにビールを呑んでいると鍋の中がぐつぐつ煮立って
きたので神山は火力を調整して
「さあ しゃぶしゃぶだよ 由紀枝」
由紀枝も神山も久しぶりに家庭の味を味わった
神山はワイングラスを出して冷蔵庫のワインを注ぎグラスを合わせた
由紀枝は終始ニコニコしていて嬉しそうだった
神山も由紀枝の顔を見ているだけで幸せだった

知らない間にお肉が無くなり神山が由紀枝に
「お肉 もう無いけどそんなに食べたかな 由紀枝」
「ふふふ 大丈夫ですよ ご安心下さい 冷蔵庫にまだ隠してあるの」
そう言い残りの半分を冷蔵庫からだして
「ほら 時間が経つと美味しく無くなるでしょ だから冷やしたの」
神山は感心をして
「どこで覚えたの」
「ええ 時々おじさんに教えてもらったわ」
「そうか だから野菜も綺麗に切れているんだ 納得」
「さあ 早く頂きましょ」
二人はワインを呑みながらお肉を味わっていた
野菜や牛肉を食べると今度はきしめんを食べることになった
椀に塩コショウを入れ万能ネギを入れてしゃぶしゃぶの
スープを入れて完成だが スープが少なくなったのでお湯を注ぎ足し
沸騰すると つけたれは完成 きしめんを湯の中に入れて
少し茹でると由紀枝が
「そろそろ大丈夫よ 食べましょう」
二人はつるつるするきしめんをすくってタレで食べた
「由紀枝 いけるね 美味しいよ」
「ふぁ~ お家でも出来るのね 美味しい~」
由紀枝はニコニコして食べた 上手に出来た事がよほど嬉しかった
食べ終わると後片付けを神山も手伝っていたが時々部屋着の上から
おっぱいを触ったりちょっかいを出していた
その都度由紀枝は注意するが顔が怒っていないので又悪戯された
「はい ありがとうございます 片付きました
お茶を用意するからソファーに座っていて」

神山はガラスが少し曇ったのでガラス戸を開けると気持ちの良い
風が部屋に入ってきた 神山は由紀枝を呼んで
「ほら 見てごらん 星があんなに綺麗だ 東京では見られないよ」
由紀枝がお茶をテーブルに置いて神山の脇にきて寄り添った
「素敵な夜だわ お星様も歓迎してくれているみたい」
「キスをしなさいって 言っているよ」
神山と由紀枝は熱いキスをした
テーブルに戻ると由紀枝が
「テラスにテーブルと椅子があると良いわね
ほらうちのホテルに有ったあんな感じ」
「そうだね 椅子が無いと日光浴も出来ないな 読書も 明日にでも探そう」   
「どうせ雨風に当るんだから そんなに高くなくても良いでしょ」
「うん 台風を考えると 由紀枝が一人でも仕舞える重さにしよう
風対策で重石も買っておこう」
「そうね うちは良いけど下の部屋に迷惑がかからないようにね」
由紀枝はテレビをつけたが映らないので
「ねえ 壊れている もう いやよ」
神山が見てみるとモニターのスイッチが入っていなかった
突然大きな画面にNHKのニュースが流れた
「由紀枝ちゃん ここのスイッチを忘れないようにね」
「もう 驚いたわ でも大きいとアナウンサーの顔も大きいわ」
そう言い由紀枝は画面の顔と自分の顔を比べた
「ねっ 私より大きいわ 凄い」
神山は空気を入れ替えたのでガラス戸を閉めてカーテンを引いた
今度は神山が男性アナウンサーの前に行くと由紀枝が
きゃあきゃあと笑って
「ねえ やめてお願いだから なんか変よ 女の人が小さくて もう」
「そんなに変かな」
そう言って横を向いて 女性アナウンサーにキスをすると
「ば~か 何しているのよ 変態 こっちに着てよ もう」

神山は由紀枝の隣に座ると由紀枝が
「あんな女の何処がいいの もう 私のほうが全然綺麗よ もう」
「ごめんごめん ほらなんて言うか ねっ」 
「もう しないで あんな人好きなんて信じられない」
「違うって ほら笑ってくれると思ったんだよ 嫌いだよ」
「ほんと ねえ」
「本当だよ 嘘言ったってそのうちに分るでしょ」
「そうね だったらキスをして 愛のこもったキスよ」
神山は由紀枝を抱きしめてキスをした
ソファーに倒れると部屋着の下から乳房が神山の胸を押していた
由紀枝は
「分ったわ ねえ 苦しい わぁ~たすけてくれ~」
二人は笑って神山は由紀枝を起こしてあげた
「そうだ 明日 市役所にいこう」
「えっ だって結婚しないんでしょ、、、」
「ははは 違うよ もう 転出転入の手続きさ」
「なんだ そうよね でも明日じゃないといけないのかな」
「どうして?」
「うん だって、、、でもいか どうせ一緒にいられるもん」
「うん そうか だったらここからだと山中湖が近いから行こうか」

由紀枝は明るい顔に戻って 
「ほんと いこうよ」
「うん 待てよ 納車が20日だとすると免許証も書き換えたほうが
いいね 色々と煩いからね」
「あっ そうか 免許証もあるんだ なんだ 折角と思ったのに」
「でもね 僕が運転するんだからいいじゃん 海を見ていれば
明日早く出て 伊東の市役所で転出 御殿場に戻って転入 そこで
住民票を取って 沼津の東部運転免許センターでしょ
大丈夫だよ 午前中に終るよ」
「朝早いって何時?」
「うん 7時半に出れば伊東が8時半で役所が開く時間だよ」
「そうね それで戻って10時で免許が10時半か~、、、
早く出て済ませたほうがいいわね 分ったわそうしましょう」
「そうだよ それから山中湖行ったって大丈夫だよ ねっ」
「うん そうする ふぁ~大変だ~」
「そうしたら 早く寝ようよ 風呂に入って」

神山が誘うと由紀枝は浴槽に湯を張って準備をした
洗濯物を脱衣所に干し直して
「いいわよ~ きて」
神山が脱衣所で部屋着を脱ぐと由紀枝も一緒に脱いで
「入りましょ」
プルンプルンのおっぱいを神山に擦り付けて笑った
神山もお返しにおちんちんをお尻にあてがって笑った
湯船に入ると神山はボディーソープを入れてジャグジーを使った
段々としゃぼんの泡が出来て由紀枝は口に入って
「ぎゃあ~ もう 入れすぎよ もう 口に入っちゃった」
神山が蛇口でお湯を手ですくって由紀枝の口に持っていった
由紀枝はそのお湯で口をゆすいだ
「はぁ~ 驚いたわ 急に泡が口の中に入ってくるんだもん」
「でもこれで体が綺麗になるから良いよね」
「でもごしごし洗いたいな~ ねえ洗ってあげる せ・な・か」
神山は出て由紀枝に背中を流してもらった 気持ちが良かった
今度は神山が由紀枝の背中やわき腹を優しく洗うと笑い出して
「ねえ くすぐったいの 真面目に洗って うっ だめったら」
由紀枝はくすくすと笑いが止らなくなって体をよじって逃げていた
それでも綺麗になると今度は由紀枝が
「頭を洗いましょう」
そう言って神山の頭にシャンプーを付けてゴシゴシと洗ってくれた
目の前に由紀枝の黒々としたヘアーが見えるので触ると
「もう 駄目よ 洗えなくなるわよ ほら駄目」
神山はこれ以上怒らすと自分で洗う事になるのでここで辞めた
「ねえ 痒い所ない」
神山は無いと答えるとシャワーを掛けた
「わぁ~お つめたい」
「ごめんなさい またお湯を忘れたよ~」
「でも気持ち良かったよ」
由紀枝はお湯の温度を調整して神山の頭に掛けてシャンプーを流した
今度は神山が由紀枝の髪を洗う番になってそのままだと髪の毛が
床につくので浴槽の縁に座らせて神山は立った上体で洗うと
由紀枝の額におちんちんがぶつかってその都度由紀枝が手で払っていた
「神山さん 楽しんでいるでしょ おちんちんぶつけて もう」
垂れている髪を纏めて洗っていると首をあげておちんちんを咥え込んで
動かないようにした
「この位洗えばいいのかな?」
由紀枝は咥えたまま頷くのでお湯を出してシャンプーを洗い流した
リンスを付けるときに
「リンスはコツがあるから私がするわ」
そう言い 自分で付けてよく髪の毛に馴染ませてからお湯で流した
神山は由紀枝の黒々としたところが目に入って触ると
「もう 駄目って言ったでしょ ほんとに」
神山は自分もリンスを付けて馴染ませると洗い流した
二人は又 泡風呂に入ってジャグジーを楽しんだ

浴室から出ると由紀枝は良く拭いてバスローブを羽織った
神山の体を良く拭いてバスローブを着せ
「ねえ ワイン呑むでしょ」
「うん 呑もう」
神山と由紀枝はソファーで寛ぎTVを見ていたが由紀枝は髪の毛が
乾くと神山が買ってきたネグリジェに着替えた
「わぁ~お 凄い似合っているよ ほんと」
由紀枝はカーテンを開けてガラスに映る自分の姿を見ていた
「そうか 明日時間があったら姿見をかおうね」
由紀枝は妖艶な仕草で神山にせまりキスをした 
「どう これって結構いいわね 素敵」
レースで作られていて胸元が大きく開き前身頃の膝上からスリットが
入っているセクシーなネグリジェだった
「神山さん どう」
「いいよ 素敵だし元気になるよ 又別の由紀枝を見ているようだよ」
由紀枝が神山にシルクのガウンを渡し着替えさせ 脱衣所に干してあった
洗濯物を全部浴室に入れて自動乾燥のスイッチを入れた
「ねえ この自動乾燥って 時間設定するの?」 
「しなくて平気だよ センサーが湿度を監視しているから」
「そうなんだ 分りました また勉強」
神山は由紀枝の素直な所がたまらなく好きになった
「こっちにおいで 一緒に呑もう」
由紀枝は照明のダイヤルを回して部屋を薄暗くした
「頂きます」
そう言い 由紀枝はワインを神山から貰って呑んだ
「明日 酒屋でスコッチとかバーボンとかブランデーを買おう」
「ええ そうね 寝る前にはその方がいいわ私はブランデーがすきよ
あそこに居た時も良く呑んでいたわよ 誤解しないでね 
小さなグラスに入れてよく読書をする時に舐める程度でよ」
「分りました あす買って あの食器棚に飾ろう」
神山は我慢が出来なくなって由紀枝の乳房を触ると
レース腰に乳首が硬くなっているのがわかった
グラスをテーブルに置くと神山は由紀枝を抱きしめてキスをした
由紀枝も答えて舌先を神山の口の中に入れてきて絡ませた
神山はだんだんと由紀枝を自分の膝に寝かせるようにすると
空いた手で由紀枝の秘所をまさぐった
由紀枝は唇を離すと
「向こうにいきましょう」
神山の手をとってベッドに入った
「ねえ このままきて」
神山はガウンを脱ぎ由紀枝をそのままの格好で肉棒を膣に挿入した
由紀枝自身もこのネグリジェで興奮しているのか秘所は体液が
溢れ出ていて神山がピストン運動をするとぴちゃぴちゃと音がした
大きく開いた襟元から乳房が苦しそうに覗いているので
ネグリジェを上から脱がせると由紀枝は思い切り神山に抱きついて
「愛しています ほんとうよこんな気持ちになったの」
「ありがとう ぼくも愛しているよ」
神山は由紀枝の両足を上げて腰を動かすと由紀枝は喘ぎが強くなり
「う~ん う~ん うっ~ いいわ~」
今度は 自分のピローを由紀枝の腰に当てがい腰を高くすると
「あっ きて いきそうよ ねえ はじめて」
「由紀枝 すごいよ あたってるよ きもちいい」
「わたしも あたってる~ きて いきそうよ ねえ」
由紀枝の膣がきゅんと狭まったので神山の亀頭に一気に充血し
「わぁ~ おおきい だめ~ いく~ あっ あっ」
由紀枝はがくがくと体を震わせて昇天してしまった
神山もスペルマを膣の中に発射すると肉棒を奥までつついた
「きている ああ~ あついのがきているよ」
神山は由紀枝の上になってぐったりすると暫くして由紀枝は
するりと抜けてティッシュで自分の秘所と神山の肉棒を拭いた
こんどは神山の肉棒を咥え手で付け根からぎゅっと掴み先端まで
移動させると尿管に残っていたスペルマを飲み込んだ
裸の二人はそのまま抱きあって寝てしまった

5月18日 月曜日 快晴
朝6時30分二人は仲良く目覚ましで目が覚めた
「おはよ~う」
「あ~あ よく寝たな」
「ほんと 久しぶりよ あら大きくなっている」
「男の場合は朝立ちと言って おしっこが溜まっているからおおきいの」
由紀枝はまじまじと見て
「ねえ ここが気持ちいいんでしょ それとここも」
由紀枝は鈴口や裏側の筋を触ってみた
「ふぁ~なんか出てきた 何時もと同じべとべとしているわ
でも時間が無いから あとでね さあシャワーを浴びましょうよ」
由紀枝は神山を引きお越し 浴室へ行ってシャワーを浴びた
神山もすっきりしてバスローブを羽織ってソファーに座ると
由紀枝は電子レンジでパックのご飯を温めおにぎりを作ってくれた
「ねえ 簡単だけどおにぎりを作ったわ 食べましょう」
「おお ありがたい」
そう言い神山と由紀枝はダイニングテーブルでおにぎりを食べた
本当に簡単な朝食だが由紀枝に感謝した
目玉焼きも美味しいしおにぎりも美味しかった
神山は浴室から洗濯物を出すとベッドでたたみ始めた
由紀枝のブラジャーとショーツのたたみかたが分らないので
「ねえ~由紀枝 これどうやってたたむの」
「なぁ~に」
「ほら 由紀枝のブラだよ」
由紀枝は台所からきて
「ブラはこうやってたたむの ショーツは丸めてなければいいわ
でも恥ずかしいな」
神山は由紀枝の秘所をポンと触って
「ここを何回も舐めているのに?」
「それと違うでしょ やっぱりさ でもありがとう 嬉しいわ」
由紀枝はたたんでもらった洗濯物を引き出しチェストに仕舞った
神山は出かける準備が出来ると由紀枝も初夏らしいワンピースを着た
脱衣所にある鏡の前でお化粧をするとまた違った由紀枝を発見した

7時半には少し早かったが部屋を出て伊東にある市役所本庁に向った
丁度朝の渋滞で神山は早く出てよかったと思った
それでも御殿場ICまでの距離だったので大したロスにはならなかった
いつもの大井松田IC 厚木小田原道路を使って伊東に着くと
役所が丁度開いた時だった
由紀枝が市民課に行って転出手続きを終ると神山は
「ご苦労様でした では御殿場市民になりましょうね」
「はい ありがとうございます お願いします」
そう言い高速を飛ばして御殿場へ戻った
御殿場市役所は何時も通るところなので迷わずに行けた
由紀枝はここでも市民課にいって転入手続きをした
一緒に住民票を貰って東名沼津ICに近い東部運転免許センターへ向った
ここからだと15分あれば着く距離だった
免許センターに着くと傍に書類に貼る顔写真を撮影した
中に入ると免許更新などの手続きで訪れている人が多かった
由紀枝は受付で必要な書類を提出して順番を待った
免許証の裏に新しい住所を記入されて由紀枝に戻ってきた
神山は時計をみるとまだ10時30分だったので由紀枝に
「これから御殿場の家具屋に行って姿見を買おうよ」
「ええ 早いわね もっとも裏書をされるだけだから」
二人は駐車場に戻ると何人かの車ファンが神山のZを見ていた

神山が
「失礼 乗ります」
そう言いファンを避けて乗車した
由紀枝も乗ると神山はゆっくりと免許センターを出て
東名を使って御殿場の家具専門店についた
店内でお世話になった店員と会って話をすると
「大きなのと普通のと2タイプあります」
そう言って神山と由紀枝を案内して見せてくれた
どちらも高さは20cm位の違いだったが大きいほうは幅が広くて
使いやすそうだった 神山は由紀枝に尋ねないで大きいほうを買った
それとチェストの上に置く化粧用の鏡も一緒に買った
姿見が25万円で化粧鏡が10万円した
神山は今夜の配達をお願いしてAEXのカードで清算をした
「由紀枝 食器自動洗い機は要らないかい」
「ええ あったら便利ね どうかしら」
「ここはもう無いかな」
「ええ 鏡が有れば充分よ」
由紀枝はそう言ったが 思い出して
「ねえ バルコニーのテーブルはどうするの」
「おお 忘れていたよ ごめんごめん」
神山は先ほどの店員に話をするとイタリア製しかないと言われ
みてみると20万円と高かったが丁度いい大きさだったので
重石と一緒にAEXのカードで清算し今夜の配達を頼んだ

神山と由紀枝は家具屋を出て家電量販店に行ってみたが由紀枝は
「二人でもそんなにこれを使わないし勿体無いわ 神山さんいらないわ
だって そんなに使わないし自分で洗ったほうが綺麗でしょ ねっ」
「うん わかったよ そうだね自分で洗ったほうが満足するよね」
「ねえ 神山さん アイロンを忘れていたわ いい買って」
「おお 大事な道具を忘れて でも今まではどうしていたの」
「だって お買い物だって普段着でしょ 洗いっぱなしを着ていたわ
でも 神山さんのシャツや多少アイロンを掛けないといけないものが
出てくると思うの だから」
「そうだね アイロン台も必要だね このフロアにあるのかな」
由紀枝が探し出してアイロン台と一緒に買った
神山が現金で2万円を支払った

二人は御殿場駅前のデパートに行って神山の着替えなどを買った
下着売場に来ると由紀枝が靴下と高級コットンで作られた薄い
部屋着を見つけて神山に
「これからの季節にいいわよ これ涼しそうで」
「うん 軽いし涼しそうだね これってペアで着れるよきっと」
「そうね 私も着られるわ これにしましょうよ」
神山は店員に言って大きさをみて貰い2着を現金で支払った
二人は紳士靴売場で今履いている靴と同じ靴があり それと普段履ける
スポーツシューズを現金で買った
由紀枝はシャツを探し神山に
「この間着ていた シャツはこれでしょ」
神山が調べると同じ物だった
「うん これだよ」
「そうしたら 2枚位買っておきましょうよ それに今着ているTシャツも」
神山は由紀枝に言われて現金で清算をした
「さあ もう無いよね」
「ええ ショーツが無くなったら私のを穿けばいいし 無いわね
そうそう 髭剃りはどうするの?」
「うん ホテルので充分さ ほら触ってごらん もともと濃くないから
ホテルの髭剃りで間に合うのさ だからいらないよ」
由紀枝は
「ふふふ それだったら私の腋毛を剃るのでも大丈夫ね ふふふ」
「わぁ~ 腋毛と一緒か~ まいった」
二人は笑って
「じゃあ 部屋に戻ろうか しかし便利だね由紀枝の部屋は」
「ええ 車があると便利 すぐ近くにこんなにお店が一杯在るから嬉しいわ」
神山と由紀枝は荷物を持ち駐車場から車を出して由紀枝の部屋に向った







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