「今夜は程ほどにね ふっふ」
そう言うと由紀枝は神山の上にかぶさってきた
神山は由紀枝をしたからしっかりと抱きしめて
「こら このごろどうした 僕の上に乗って」
「だって ここを弄れるでしょ上だと 分った」
神山は自分が上になった時を思い出すと確かにうえの方が主導権を握り
下になっている女性を焦らしたりしている事を思い出した
健在神山は由紀枝に完全に主導権を握られて俎板の鯉状態だった
由紀枝は今までと攻め方を変えてきて最初から神山の顔を跨ぎ
「どう 美味しいでしょ クリちゃん」
神山は目の前に黒々としたヘアーがあり口にクリトリスがあって興奮した
おちんちんが肉棒になるのに時間は掛からなかった
由紀枝の手が肉棒を掴み優しく上下運動を始めると
「ほら だんだんと美味しいお汁が出てくるでしょ」
由紀枝は自分で腰を前後に動かし始めクリトリスの刺激を高めた
急に体を反転させると今度は69の格好になって口と手で肉棒を攻めた
このあと神山と由紀枝は何回も交わって抱き合って寝た
5月21日 木曜日 快晴
「さあ 起きて でも起きないな もう 早く起きてよぉ~」
由紀枝は神山のおちんちんをおしゃぶりし始めると段々と大きくなって
更に手でしごき始めた
神山は下半身が気持ちよくなったので発射した夢を見た
「わぁ~ 凄いわ 寝ているのに でた~ 勿体無い」
由紀枝はそう言い神山のスペルマをぺろぺろとなめて肉棒を綺麗にした
それでも起きないので 由紀枝は部屋着のパンツを脱いで神山の顔に跨り
クリトリスを刺激しているとようやく神山が目を覚まして
「わぁ~お~ な 何 何しているの」
「ふふふ ようやく起きたわね 早くして練習でしょ 先生」
神山はようやく理解できて
「ごめん ゆっくり寝てしまって でも気持ちよかったよ」
「ふふふ 出した夢でしょ」
「えっ なんで分るの?」
「ば~か 実際に出したの 寝ていてもでると思ってビックリしたわ もう
だれとSEXしていたの 私? 亜矢子さん?」
「う~ん ほんと 気持ちよかっただけで分らないよ」
「いいわよ そのうちぼろが出るから 早くしてねえ」
「うん でも出たんだ でも綺麗だよ ほら あっ 出してた」
神山は自分のお腹に飛ばしたあとが有ったので
「ごめんなさい 出しました」
二人は大笑いした 神山は熱いシャワーを浴び体をシャッキとさせた
ダイニングテーブルに座ると由紀枝が
「では ビールで乾杯と行きたいけど麦茶で乾杯です」
二人は笑いながら麦茶を飲んでご飯を食べ始めた
由紀枝は冷凍できる物は一度に作り分けて冷凍していた
今朝の料理も昨夜作ったフライだったが全然冷凍と分らなかった
「随分楽よ 冷凍庫があると 本当はホテルで使っている業務用だと
マイナス20度まで下げられるから便利だけど仕方ないわね」
「でも 家庭用でもマイナス10度はいけるだろう」
「ええ でも欠点があるのよ家庭用は 温度が一定じゃないの
だからあまり長期保存は向いていないわね せいぜい1ヶ月でしょ」
二人が食べ終わると8時になっていたので神山も片付けを手伝った
由紀枝が出勤の仕度を始めると今までと違う由紀枝が現れた
モテリコのスーツを着ると頼りになるお姉さんだった
神山はルージュをさす前に由紀枝を抱きしめてキスをして
「美しいよ 輝いている」
「ほんと ありがとうございます うれしいわ」
神山も身支度を済ませると由紀枝を待っていた
「お待たせしました」
神山は素敵な女性に変身した由紀枝に驚いて
「由紀枝 ますます美しい うん 綺麗だよ」
そう言い二人は駐車場に行きマーチに乗った
由紀枝が分る道は少し飛ばしたが神山が教えるポイントでは
ゆっくり走って周りを確認した
「あそこだよ 間違えやすいのは」
由紀枝は神山が言うように右に入ってすぐ左に曲がった
「わかったわ ここが通り過ぎるところね」
「うん でもまっすぐでも行かれるけど大回りになるんだ
だからこちらが近いんだよ」
由紀枝は頷いて車をバックさせて最初の分岐点まで戻った
「もう一回行きます 先生」
そう言い 右に入ってすぐに左に曲がって3、4分で広い道路の
向こうにはホテルが見えた
「ここか 写真より綺麗ね」
「そうしたら 亜矢子さんに駐車場を聞くよ 待っていて」
神山は亜矢子に電話するとエントランスに居るので車が分ると言って
わざわざ出てきてくれた
「おはようございます 先輩」
「いらっしゃい 駐車場は左手のあそこの角を入ったところに有るわ」
「やあ おはよう」
「お疲れ様でした あれっ 今日はお仕事でしょ」
「そう 由紀枝ちゃんの先生でここまで教えた」
「そうよね まだ早いし そうすると一回帰るの」
「ええ 戻って神山さんを駐車場に届けて又来ます」
「はい 分りました それで昨夜は一杯抱いてもらった?」
由紀枝は顔を赤くして
「ええ 満足です 今朝も飲んじゃいましたよ」
「まあ 元気ね」
亜矢子と由紀枝は楽しそうに笑っているが神山は疲れが溜まってきた
「さあ 由紀枝 いこう あまりゆっくりだとね」
「そうね 由紀枝さん 気を付けてね」
由紀枝はニコニコして亜矢子に挨拶をして駐車場を確認し
自分のマンションへ戻った
神山は広い道路をそのままといって左の脇道に入らなかった
暫く走ると先程の分岐点に着いて
「わかった ここを曲がった方が早いでしょ」
「ええ ありがとうございます でも曲がらなくても行けるんですね」
「うん ただ時間がかかるでしょ それだけ ここは交通量も
殆どないし 人も歩いていないしほんと便利だね
でも 慣れるまで広い道路でも構わないよ」
由紀枝はガソリンが少なくなったので マンションの手前で入れた
車を駐車場に止めると神山と由紀枝は下りて
「25、26、27日の件は今夜電話するよ がんばってね
分らない事が有ったら 自分で解決しないで亜矢子さんに聞きなさい」
「はい ありがとうございます 神山さんも気を付けて下さいね」
「うん ありがとう では行ってらっしゃい」
由紀枝はマーチに乗ると神山に手を振って初出勤をした
神山は時計を見ると9時前で由紀枝は充分間に合うと安心した
フェアレディーZに乗ると市街地を抜け御殿場ICで東名高速に入って
どんどんとスピードを出すとすぐに首都高に入って銀座ICでおりて
何時ものホテルの地下駐車場で止めた
まだ10時になっていないのでゆっくり歩いているとホテルを出たところで
洋子とばったりあって
「やあ おはよう 昨日はありがとう」
「おはようございます よかったです 元気になった?」
「うん さっき亜矢子さんも心配していたけど元気になったよ」
話しながら次長室に入るといきなり洋子が抱き付いて来て
「ねえ もっと抱いて お願いします」
神山はキスをして抱きしめていると下半身が段々と元気になった
「はしたないでしょ でも我慢できないわ お願いちょだい」
神山は洋子を次長席に連れて行きスカートをたくし上げ
パンストとショーツを引き下げるとショーツはベトベトに濡れていた
自分のGパンをおろしてショーツを下げ肉棒を洋子の膣に挿入した
「あっ うっ~ うっ~ きもちいいわ」
洋子は自分から腰を振って神山もリズムを合わせた
「あつっ あうぅ あぅ~ いいわ~ ほしくてたまらなかった」
「ぼくも気持ちいいよ」
「う~ん う~ん うっ~ うっ~ ねえきて いきそう」
洋子の膣がどんどん狭くなって肉棒が悲鳴をあげた
「きてる でてるわ あっ~ あっ~ あっ あっ」
神山と洋子は一緒に快楽の頂点を味わった
洋子はすぐに肉棒を抜くと体液を綺麗に舐めティッシュで拭取った
「ふふふ モーニングSEXね よかったわ すっきり仕事が出来るわ」
洋子はスカートをたくし上げてからショーツとパンストをあげ
スカートを降ろすと手でしわを直した
神山は次長席に座って時計を見ると10時30分になっていた
「洋子 Gプロ何か連絡あった?」
「いいえ 何も聞いていないです 遅いですね」
「うん 初日からこれでは困るな」
神山はいらいらしてタバコを吹かしていると部屋の電話が鳴ったので
「はい 神山ですが」
「山ちゃん おはようございます」
「孝ちゃん 遅いよ 全員揃った」
「済みません ええ 揃っています」
「うん ではそこに行く」
神山は洋子にレポート用紙をと言うとニコニコしてOKサインを出した
二人は4階にあるGプロジェクトの部屋に入るとアルタの佐藤部長も居て
佐藤に神山は簡単な挨拶をし全員に
「こら 遅い 初日からなんだと思っている 反省が必要」
と一喝すると高橋が
「済みません 少しのんびりしました 気を付けます」
「孝ちゃん リーダーだからもっと引っ張ってよ お願いします
まあ 起きた過ちは二度と繰り返さないように いいですね」
全員が声をそろえて分りましたと意気消沈した
洋子が全員にレポート用紙を配って
「みなさん おはようございます 長い旅行をされて疲れていると
思います お疲れ様でした さてお配りしたレポート用紙に
旅行の纏めと 自分が何に感銘を受けたか
それを今後どのように生かしたいかを書いてください
このレポートはアルタ人事考課の一環です 時間は12時まです
今日は14時から仕事を始めます 宜しいですね レポートには
ご自分の氏名を忘れずに書いてください」
神山は佐藤に
「どうされたんですか 部長直々に」
「いや~ ほら彼らと会っていなかったから見にきたのさ
しかし山ちゃんの言う通り 済みませんでした」
「いえいえ そんな 部長申し訳ないんですが
僕達はアレックスジャパンに行きます 14時には戻ります」
「もう 進んでいるんですね」
「ええ 大分 たたき台も一杯書きましたよ」
「そうですか 分りました 行ってらっしゃい」
「では」
神山と洋子は次長室へ戻り
「洋子 これからアレックスジャパンへ特別軍資金を受け取りに行く
一緒に来てくださいね」
「はい 分りました この格好でいいかしら 特別軍資金って?」
「うん 色々とさ 向こうがくれるんだ」
「あっ 例の事件?」
「うん そんな所かな」
「でも いいかしら 大丈夫?」
「うん 美しい OKだよ」
二人は仕度をしてホテルの地下駐車場に行って車に乗った
青山のアレックスジャパンまですぐに着いて8Fに行くと
「やあ 神山さん元気」
「やあ Jr 元気そうだね」
二人は抱き合い 挨拶をした
早速ガラス張りの社長室へ入るとJrが引出しから2000万円をだして
「これからもお願いしますね」
「分りました ありがとう」
神山は大きなバッグに入れると打ち合わせに入った
静岡県のスタンスや御殿場プロジェクトの考え方など情報提供と
今後の進めかたや資金に付いて納得をして貰った
「大丈夫だよ 神山さん 父は信じているから
我社の事だけでなく御殿場アウトレットの繁栄はそのうち
後になって我社に利益をもたらすと考えているよ
あそこが成功すれば我社は安泰だよ アルタも一生懸命に動いているよ」
「わかった ありがとう では10億単位で動くけれど頼みます」
「うん 全然心配しないで」
この打ち合わせでは二人の秘書 洋子と涼子が同席をして
メモを取っていた 話し合いが終るとお互いにメモを交換して
発言に間違いがないかチェックをしてサインをした
Jrはサイン交換が終ったのを見て神山に
「ボーンが本国に返されたよ 今日連絡が有った」
「わかった ありがとう」
「神山さん それから 辞令です どうぞお願いします」
神山と洋子は英文で書かれている辞令を受け取りJrにお辞儀をした
再び二人は握手をして別れた
車に乗って暫く走ると赤坂のポルシェジャパンが見え神山は立ち寄った
ショールームに入ると6台飾ってありどれも輝いていた
神山が目にしたのは20%OFFのびらが付いた赤いポルシェ911だった
傍に近寄って見ていると店員が来て
「いらっしゃいませ 実はこの車はまだ新車なんです
昨日納車したんですがお客様が不要という事で引き上げたんです
メーターを見ていただくと分りますがまだ50Kmしか走っていません
この車は先程展示したばかりですお買い得ですよ」
神山は20%OFFなら税金や手数料を入れても新車を購入するより
安いと判断して購入する事を決めた
店員によると手続きで2日掛かると言われOKを出した
カウンターで色々な書類にサインをして押印をした
「では23日の納車は会社にお願いします 何時になりますか」
「ええ 11時にはいけますよ」
神山は先程アレックスジャパンから貰ったお金で1450万円を払った
ショールームを出ると洋子が
「凄いわね ポルシェ911ターボを買って」
「うん 自家用だからね 何時もZばかりよりね それにレンタカーは
甘いし気を使うからね」
「ふふふ そうね でも乗せて欲しいわ」
「うん いいよ」
「さて お昼だけど何処で食べようか」
「ねえ 築地に行きましょうよ」
「うん そしよう」
二人は銀座に戻り ホテルの地下駐車場に止めるとその足ですぐに
タクシーを拾い銀座築地 寿司屋いせ丸へ行った
洋子が携帯電話で予約をしていたので奥の座敷をキープできた
暖簾をくぐると女将が
「お久しぶりでございます どうぞこちらです」
そう言い いつもと違う部屋に案内された
何時ものようにビールが運ばれ鮮魚のおつまみが出てきた
二人は御殿場の由紀枝が住んでいるマンションや管理人の話をした
「それでね洋子 由紀枝が25、26、27日と休みなんだ
そこで洋子も休んで3人で箱根にいこうと考えている」
「へぇ~いいの そんなに休んで」
「だって 今日これからたたき台を提案すれば忙しいのはここ2、3日だよ」
「でも いいかしら」
「洋子 最高責任者がOKと言っているんだよ 大丈夫だよ」
「はい 分りました ごめんなさい」
「うん それで亜矢子さんも誘ったけどお母さんのところで用事があって
参加できないと言っていた 残念だけどしょうがないよ」
「そう でも大丈夫ですか? お母様は」
「うん 病状は快方に向っていると言っていたよ 大丈夫だよ」
「私の母のように動き回れるようになって欲しいわ」
「うん その関連で介護の件もアルタの内藤社長が進めているよ
もしかしたら 僕も1億出資する事も考えている」
「えっ1億ですか」
「ああ 亜矢子の非営利な考え方に感銘を受けたのさ」
「そうなんですか 亜矢子さんそんなにまで、、、」
神山と洋子は食べ終わると次長室に戻り午後からの仕事に備えた
14時少し前Gプロジェクトの部屋に行くと全員が揃っていて
洋子が午前中のレポートを回収した
神山が全員を会議テーブルに集めると早速神山の書いたスケッチを見せ
「あくまでもたたき台です しかし決まっている事は先程も
話したようになっています ここからが本当の勝負と思い頑張って下さい」
神山は静岡県庁の考えや御殿場プロジェクトのスタンス
各ブースの概算予算など大まかに伝え
「これから 進めていく事は8月に建築設計が出来るように
仕事をしていかなければ全員くびです いいですね
詳細はリーダーの高橋さんと決めて欲しい
まずは スケジュールをどうするか 今日中に決定をしてください
微妙なずれは調整できますが節目は抑える事 高橋さんお願いしますね」
「はい 分りました それで工事着工は何時ですか」
「ええ 10月1日からです したがって時間がありません
しかし 私が選んだプロなので信じています
従いまして 各ブース会社とのやり取りは最小限にとどめ
デザインが出来た順に工事の見積りも同時進行します
今日から大変ですが頑張って下さい」
「関係会社との打ち合わせは3回位みておけばいいですか」
「そうですね 微調整や修正を除けば2回でしょう
1回めはすり合わせ 2回目で決定としたい
8月1日と言いましたが 7月15日と思ってくださいお願いします」
神山はスケジュールを話すと各ブースの詳細をスケッチを見せながら
説明をしていた
色々なアイディアが出てきたがそれは今後仕事で生かして貰うと言い
全て神山の基本姿勢を説明した
Gプロジェクトの面々はやる気を出したが大変な仕事だと思った
話を聞いていたグラフィックデザイン担当の田辺係長や
見積もり資材関係担当の山下らが
「僕達の仕事は何時からですか」
「こら 何を聞いている もう始まっているよ
例えば各ブースの基本となるカラーデザインや敷地に対する
予算振り分けなど一杯あるだろう メモを取っていないの」
「はい 済みません」
「今後 必ずメモを取って横の連絡をスムーズにしてください
今までの会社と違う事を頭に叩き込んでください いいですね」
佐藤部長が
「神山常務の言われる通り でないとこの事業は潰れる
それを肝に銘じて仕事をするように 頼んだよ」
佐藤部長が神山に
「しかし 山ちゃん 時間が無いのに良くここまで纏めたね
いや感心しました これだけ出来ていれば7月の始めにはメドが
立ちますよ ありがとうございます」
「いえいえ しかし一番困っているのがニーナ・ニーナのブースです
予算が無いので既存の箱を使うしかないんですよ
そこで先程も言いましたが箱を2つ使った場合は結構遊べると
思うんです ただそれも御殿場プロジェクトの審査を通らなければ
アウトなんで そこをしっかり押さえたいですね」
「そうですか」
「逆にアレックスジャパンのブースは10億単位で動かせますから
理由付けさえしっかりしていれば出させます」
「えっ 10億単位ですか」
「ええ そこまで決めてきていますよ 私は」
「いや~すごい手腕です そうすると鈴や食品と
アレックスジャパンを上手に繋げると言う意味はそこにですね」
「ええ そうです しかし東都食品が鈴や食品の傘下という
構図だと鈴や食品も出さざる得ないでしょう
東都食品も最低3億で6億まで出すと契約を結びましたから」
「なるほで でも改めて山ちゃんの事を見直ししました
分りました 私もここに残ってスケジュールを作ります」
「ええ お願いします」
神山と洋子は次長室に戻ると神山が
「ちょっと銀行にいってくる」
洋子にそう言い残しバッグを持ち銀行にき過日 亜矢子と買った
宝くじの換金をして現金を2千万円をバッグにいれ部屋に戻った
「洋子 アレックスジャパンの2000万円は僕が預かっていいね」
「ええ 構いませんよ だってあなたのお金ですもん」
「でも ほら もと人事のエリートに断らないとね」
「そんな事気にしないでください もう 抱いて貰えないわ」
「ははは では 預かるよ」
神山は時計を見ると15時になっていた
「洋子 今夜はどうする?」
「ええ 出来れば早く帰りたいんですが、、、あの」
「そうか わかった そうしたら僕はこのまま外出して帰る
だから洋子は5時頃までいて帰っていいよ」
「ごめんなさい そんな嫌がって言った訳じゃないんです」
「うん だからいいよ」
神山はそれ以上洋子と話をしないで帰り仕度をして部屋を出ると
Gプロジェクトの部屋に行き佐藤部長に
「5月25、26、27日は休みにします
と言っても仕事が優先ですから 出勤しても構いませんが私は休みます
勤務形態はアルタ本社と同じでいいですよ ただ詰まってくると
休みが取れなくなる恐れがある事は承知してください
それから明日午前中から各ブースの方向性を打ち合わせします」
神山は佐藤部長に言うと5万円を渡し
「これで慰労会をして明日から頑張って下さい お願いします」
「神山さん そんないいですよ」
「いえ 本来なら私がどこかで席を設ければ良いのですがこれから
外出するので これでお願いします また一緒に行きますよ」
「そうですか 分りました それとスケジュールですが 明日には
ご説明できるものがお渡しできます」
「ありがとうございます 楽しみですね お願いします」
神山はそう言いGプロジェクトの部屋を後にした時携帯がなった
「洋子です 先程はごめんなさい 母の頼まれ物があってどうしても
早く出たかったんです それが済めば大丈夫です 時間は空きます」
「うん 分りました でもいいよ今夜は 早く帰りなさい 間に合うように」
「はい 分りました ごめんなさい では5時に上がりますん」
洋子はこんな筈じゃなかったと思った
もっと早く伝えておけば神山を怒らせないで済んだと思ったが
今後このように母からの用件は当日受けないようにしようと決めた
結局自分が招いた事態である事を反省した
「うん では」
神山は電話を切ると由貴に電話をした
「わぁ~神山さん こんにちわ 素敵なお部屋になりましたよ」
「うん 良かったね これから行くけど大丈夫ですか?」
「わぁ~ ほんと うれしいわ~ 待っていますよ」
神山は電話を切るとタクシーで代々木の由貴が
住んでいるマンションに向った
神山は亜矢子に電話をして
「こんにちわ 神山です どうでした由紀枝は」
「こんにちわ桜川です 大丈夫よ 早く済んでもう自宅に帰ったんじゃない
由紀枝さんって凄い能力を持っているわね びっくり」
「どうしたの」
「ええ 最初にレポートにこのホテルに期待することや自分の希望など
書いて貰うんだけど 普通1時間位掛かる所20分で仕上げたの
それが 誤字脱字が一切なくて 文章も分りやすく纏められて
椿も坂井もビックリしていたわ 普段だと分らないわね
だから うちとしては大喜びよ これで2ヶ月くらい勤務したら
お給料も跳ね上がるわね 楽しみよ」
「そうか 良かったね 来てくれて 由紀枝は亜矢子の事を
本当のお姉さんと思っているよ 頼んだよ」
「はい 分りました」
「うん 仕事中にありがとう では」
話をしていると由貴のマンションに着いた
神山は自動ドアのインターフォンに話し掛けた
「は~い 分りました いまあけま~す」
ドアが開きエレベーターで最上階に行くと由貴が待っていて
「わぁ~ お帰りなさい」
「ありがとう」
そう言って部屋に入ると自分の代々木の部屋と同じで少し驚いた
「わぁ~お 前と違って良いお部屋になったね」
そう言い由貴を抱きしめてキスをした
「私 幸せよ 神山さんが居なかったらここに住めなかったもん」
今度は由貴が神山にキスをした
「どうだい 片付いたかな」
「ええ 殆どね でも片付けてない物があります なんでしょう?」
「ははは 分った Tシャツやそうだな通勤靴」
「ハズレです 私のしたぎで~す ふふふ
だって 男の人って憧れでしょ ショーツとか だから残しておいたの」
「そうか ありがとう 楽しみだね」
「ねえ 今夜は泊まってくれるの?」
「うん でもまだ終っていないだろう」
由貴は顔を真っ赤にして
「なんで そこまで覚えているの」
「本人に興味が無いと覚えられないよね」
由貴は嬉くれ神山に抱きついて
「ありがとうございます うれしいわ」
「うん だから今夜は帰るよ 寂しいけれどね」
「ねえ もうお仕事終ったの?」
「うん 終ったよ」
「ねえ そうしたら お風呂に入りましょうよ」
「うん 入ろう」
由貴は浴室の整理をして
「ねえ 神山さん 準備OKよ きて~」
神山はソファーにバッグやジャケットを脱いで脱衣所に行くと
由貴がGパンやシャツ 靴下まで脱がせてくれてショーツの上から
おちんちんを触ってニコニコ笑って
「神山さん どこかで抜いて来たでしょう ほら跡が残っている
ちゃんと綺麗にしないと駄目よ もう」
「はい 気を付けます」
二人は笑って
神山が先に浴室に入ると簡単にシャワーを浴びて湯船に浸かった
「お邪魔します」
由貴が入って来たので神山は黒々としたヘアーを見ていると
「まあ そんなに見たいの じゃあ見せてあげるね」
由貴はしゃがんで神山の目の前で膝を広げると
秘所から5cm位紐が垂れていた
神山が手を出すと由貴は腰を引いて
「もう 駄目です 一杯出ますから失神しますよ ふふふ」
神山はその言葉を聞いて止めた
由貴が浴槽に入る時に携帯が鳴っていた
神山の呼び出しではなく由貴の携帯だった
「ごめんなさい 何かしら いやねほんとに」
由貴が浴室から出て電話を取る筒井からで
昨日の在庫員数が合わないので本社に応援要請だった
「私じゃないと 駄目ですか」
「うん 昨夜携わった者はタッチ出来ないんだ 本当に申し訳ないけど
これから応援に着てください」
「誰も 居ないんですね」
「うん 責任者の判を押せるのは君しか居ないんだ」
「分りました でもちゃんとこの分は埋め合わせをしてくださいね」
「うん 分っているよ」
「でも1時間位掛かりますよ いいですね」
「うん お願いしますね」
由貴は浴室に戻ると神山にこれから出勤のことを伝えた
「えっ 出勤? 酷い話だねそれは だってそんな事分って
ローテーションを組んでいるんだろう」
「ごめんなさい 本当に だけど可笑しいのよね 久保チーフが
居るはずだけど どうしたんだろう」
由貴は今日の事が有る事を久保チーフは分っていた筈なのに
なぜ休みの私に電話がきたのか考えていた
「由貴 わかったよ残念だが 夕食は次にしよう」
神山は由貴にキスをしてクリトリスを触ると
「お願いだから触らないで 欲しいのを我慢しているの 分ってね」
神山はそこまで言われると引かざる得なかった
二人はキスをすると由貴は悲しそうな顔で
「ほんとにごめんなさい でも納得がいかないわね」
神山と由貴は出かける準備をして
「ねえ これに懲りないで来て お願いします」
「うん 仕事だから仕方ないさ ねえ元気出して」
「は~い 分りました」
「今度は 泊まりで来るからね」
「ええ お願いします」
二人は部屋を出て先に来たタクシーへ由貴を乗せ神山は次のタクシーで
銀座に戻った
次長室には寄らずにホテルの地下駐車場に行ってZに乗ると上原の
マンションへ向った
車を駐車場に止めると部屋に戻ってショーツなど着替えて由紀枝に電話をした
「神山です こんにちわ」
「ふぁ~ 神山さん こんにちわ」
「初出勤おめでとうございます お疲れ様でした」
「ふふふ 亜矢子さんから聞いたんでしょ」
「うん まあ ところで今夜はどう」
「どうって」
「うん 泊まろうと思っているよ」
「ぎゃあ~ もう ほんと ぜんぜんOKですよ うれしいわ」
「わかった あと1時間以内で行くよ」
「は~い 分りました でも夕飯はこれから考えて買い物しようと
思って考えていたんです」
「うん そうしたら 明日の朝と夜に回せばどうだろう」
「ええ そうします すぐに行って帰ってきますよ」
「慌てて忘れ物が無いようにね」
「は~い 分りました 待っています」
神山は電話を切ると部屋に来ているFAXや留守電を確認したが
緊急性が無かったのでバッグに入れて仕度をした
部屋を出ると駐車場から車を出して渋谷で高速に乗ると飛ばした
この時期はまだ夕日が沈まないで目に入り運転には少し気を使った
それでも東名では200以上出して御殿場ICにはすぐに着いた
ICを下りると多少渋滞に出会ったがそれでも50分で着いた
部屋に行くと由紀枝は神山に抱きついて
「わぁ~ 凄いわ 毎日会えるなんて 嬉しいわ~」
「おいおい 痛いよ 結構力が有るんだね」
由紀枝はすぐに神山のおちんちんを触って
「ねえ 使っていないでしょうね でもいいか 男だから ふふふ」
「ところで 夕飯は」
「うん 先日好評を頂きましたしゃぶしゃぶで~す」
「わぁ~お いいね じゃあ手伝うよ」
「いいわよ 先に汗を流してきて その方が気持ちいいでしょ
湯船のお湯が熱いかもね 気を付けて」
神山は言われたように用意された部屋着を持って浴室に入って
シャワーで簡単に流すと湯船に入ったが冷たかった
「由紀枝 ちょっと来てくれ~」
聞いた事が無い大きな声だったので由紀枝は慌てて浴室に行くと
「由紀枝 またやったね 水だよ もう でも気持ちよかったけどね」
由紀枝は顔を真っ赤にして
「ごめんなさい 忘れていた 失敗」
由紀枝は安心してキッチンに戻った
(もう 脅かすんだから そのくらいのことお湯を出せば済む事なのに
やっぱり 私に甘えているのね ふふふ)
神山が浴室から出てくるとしゃぼんの香りが漂って
「うん 良い香りだわ このボディーソープ さっき買ったの
新製品で安く売っていて 香りが良かったから どう」
「うん なかなか爽やかで強くないしいいね~」
「でしょ よかった 貴方に誉められると幸せよほんと」
由紀枝は部屋着にエプロンをしていた
神山は似合っていると感じて見入ってしまった
「なに見ているの わかった この下のおっぱいを想像したんでしょ
いやらしい でもそれが元気の元だもんね ふふふ」
神山は何も言えずにダイニングテーブルに座ってエプロン姿を見て
今度は部屋着に隠れている豊かな胸や形のいいお尻を想像した
「はい 用意が出来ましたよ」
由紀枝が皿に食材を綺麗に並べてテーブルに置いた
神山はテーブルコンロを着火させると
由紀枝は冷蔵庫からビールを出して二人のグラスに注いだ
「では 私の初出勤おめでとうございます で かんぱ~い」
神山もニコニコと由紀枝とグラスを合わせた
「もう大丈夫だよ ほらぐつぐつしてきたから」
神山と由紀枝はお肉を湯にしゃぶしゃぶしてたれを付けて食べた
「う~ん なんか違うね 美味しいよ」
「ふふふ よかったわ 誉められて」
神山は又食べるとやはり先日と違っていた
「分らないな なんだろう でも違うな このお湯が違うんだ」
「ピンポーン これね玉葱を茹でた汁なの だから甘いでしょ」
「そうか さすが由紀枝 大したもんです」
二人は由紀枝の工夫で美味しいしゃぶしゃぶを堪能した
由紀枝は野菜類を食べた後にちんげんさいやほうれん草を茹でた
「何しているの」
「ふふふ これでカットをして冷凍するの もうそのまま食べられるでしょ」
「なるほど さすが」
由紀枝はきしめんを鍋に入れて茹でた
神山はお椀に出し汁を取り塩コショウ 薬味ネギを入れ待った
「もう大丈夫だよ 食べよう」
神山と由紀枝はきしめんを食べると美味しかった
「ここでも玉葱が効いているね 美味しいよ」
「わぁ~ 美味しいわ ほんと 自分で誉めちゃうわ ふふふ」
神山は由紀枝の笑顔でお腹が一杯になりそうだった
綺麗に食べ終わると神山は後片付けを手伝い早く終わらせた
ソファーに座っていると由紀枝がお茶を用意してくれた
「由紀枝 25、26、27の連休だけど24日日曜日の夜に逢おう
ホテルは6時で終るとしても7時には戻れるでしょう」
「ええ そだうだと思うわ でもどうするの?」
「24日の夜 僕がここに泊まって25日朝に鎌倉見学 夜に箱根
26、27と箱根を廻って27日は乙女峠を下れば御殿場だよ」
「わぁ~ 素敵よ ほんと凄い 晴れるといいわね」
暫く鎌倉の事を話をしていると由紀枝が
「ねえ 一緒にはいろう」
神山は頷いて先に浴室に入りソープを湯船に入れてジャグジーを使った
泡が勢いよく出来て湯船一面行き渡ると神山はおちんちんを大きくした
脱衣所で由紀枝が部屋着を脱ぎ始めたので神山は肉棒を泡から出して
上半身と下半身を湯の中に沈んで由紀枝を待った
「お待ちどうさま」
浴室の扉を閉めて
「ぎゃあ~ もう 神山さん 大丈夫ですか?」
由紀枝は立ち竦んで叫んだ
神山の顔が泡から出てくると
「もう 子供より悪いわよ びっくりしたわ おちんちんが浮いているの」
「ごめんごめん でも久しぶりに脅かしたな ははは」
「ば~か もう 心配したんだからね さっきは水だったけど
今度は何を失敗したか分らなかったわ もう でも格好良かったけど
おちんちんだけだと なんか物足りなかったわ」
「さあ おいで」
由紀枝は湯船に入りニコニコして神山の脇に座って二人で夜空を眺めた
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